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年末年始におすすめの本と映画と音楽と。じっくり味わいたい今月のレビュー9選

年末年始におすすめの本と映画と音楽と。じっくり味わいたい今月のレビュー9選

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review

BOOK

『今日もぼっちです。』


賽助
ホーム社/¥1,600
 


ゲーム実況グループ「三人称」の「鉄塔」さんとしても人気の作家がつづった「ぼっちという生き方」。子どもの頃の気まずい思い出や、情けないエピソードをさらっと告白。くすっと笑えて心が温かくなる。「ぼっちはひとり遊びが上手」という指摘は、著者が作家になっただけに説得力がある。ぼっちも悪くないと思えてくる優しいエッセイ。

『今日のさんぽんた』1巻

田岡りき
小学館/¥591
 


関西弁を話すりえ子が、子どもの頃から飼っている犬のポン太と散歩する。それだけ。なのに面白い。りえ子は一方的にポン太に話しかける。言葉が話せないポン太は内心でツッコミを入れる。人と犬はボケとツッコミをし、しかもボケはツッコミをガン無視するというシュールな展開。もしかしたら僕らも犬からこう見られているかも?

『揺籠のアディポクル』

市川憂人
講談社/¥1,700
 


無菌病棟に入院した13歳の健は、もうひとりの患者、コノハに淡い恋心を抱いていた。ところが、嵐の晩、給水タンクが廊下をふさぎ誰も入ってくることができない病棟でコノハが殺されてしまう。犯人はどうやって侵入したのか? 無菌病棟という特殊な状況、謎めいた美少女、そして健自身の曖昧な記憶。謎が謎を呼ぶ本格ミステリ。

 


MUSIC

アヴァランチーズ
『ウィ・ウィル・オールウェイズ・ラヴ・ユー』


時代に埋もれた名曲の数々を発掘、サンプリングして、心を華やかにさせるサウンドを作りあげる豪州発エレクトロニックバンドの新作。今回も名曲の数々を取り入れているのはもちろん、コーネリアスなど多彩なゲストを招き、現実世界からエスケープできる銀河旅行へと導いてくれる。そして最後には大きな「愛」に包まれる壮大作だ。


(ユニバーサル)

羊文学
『POWERS』


洋楽インディーロックに通じる先鋭的なサウンドと、感受性の高さがうかがえる歌詞、また独自のビジュアル世界で人気を博すバンドのメジャー初アルバム。2019年末に発表され話題を呼んだ「1999」を含む内容は、彼らなりの視点で切り取られた日常を、美しくそしてエモーショナルに表現。バンドに潜む「パワー」を感じられる作品だ。


(ソニー・ミュージックレーベルズ)発売中

パスピエ
『synonym』


卓越したメロディやサウンドに加え、色彩豊かなビジュアルが人気を呼んでいる4人組バンド。自主レーベルを立ち上げ最初に完成したアルバムは、シンセサイザーの音色が高揚感を与える先行トラック「SYNTHESIZE」など全11曲を収録した内容。移り変わりの激しい時代を、独自のポップセンスで駆け抜けている姿が思い浮かぶ。


(NEHAN RECORDS)

 


MOVIE

『AWAKE』


実力派の若手キャストが集結した注目作。2015年に行われた実際の将棋の対局をもとに、新鋭・山田篤宏監督が書き下ろしたオリジナルストーリーだ。プロ棋士になる夢をあきらめた英一(吉沢亮)はAI将棋ソフト開発者として、かつてのライバルである棋士の陸(若葉竜也)と再戦を果たすことになる。人工知能という新しいモチーフを用いた感動の青春物語だ。
●12月25日より、新宿武蔵野館ほか全国公開
©2019『AWAKE』フィルムパートナーズ

『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』


ハリウッドのトップスター、キアヌ・リーブスが新人時代に主演した伝説のコメディが帰ってきた! 『ビルとテッドの大冒険』『ビルとテッドの地獄旅行』に続く約30年ぶりのシリーズ最新作。今やすっかり落ち目になったロックバンドを続けているビルとテッド。彼らは人類の危機を救うため、"ある使命"を受けて時空を駆け巡る。果たして世界の運命はいかに!?


●12月18日より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
©2020 Bill & Ted FTM, LLC. All rights reserved.

『ハッピー・オールド・イヤー』


タイ映画の傑作『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』の製作スタジオと主演女優が再タッグ。断捨離をテーマにした珠玉のドラマだ。デザイナーのジーンは自宅の整理を開始するが、やがて元カレとの思い出に突き当たる。自分に大切なものを改めて考えさせてくれる物語。世界的に人気の片づけコンサルタント、こんまりさんがキーパーソンになることにも注目!


●12月11日より、シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
©2019 GDH 559 Co., Ltd.

[BOOK]Text:Kenji Takazawa
[MUSIC]Text:Takahisa Matsunaga
[MOVIE]Text:Naoto Mori

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