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ショッププレス、スタイリスト、デザイナー……、彼らは仕事として洋服を扱うプロでありながら、インテリア、音楽、家電、アウトドアギアなど、洋服以外のあらゆる分野にも(ときに仕事そっちのけで)つねに目を光らせる、いわば“物欲のプロ”。そんな服好きたち8人をセレクターに迎え、忖度ナシに、いま本当に欲しいモノを教えてもらう。
mont-bell
〈WIC. RAGLAN LONG SLEEVE T〉
selected by 西澤祐哉/スタジオファブワーク・エンケル PR


西澤祐哉
ウイックロン生地のシリーズは、モンベルのなかでも気に入っていてよく着ています。Tシャツのほかにも靴下、手袋、下着など、とにかく肌当たり重視なアイテムが豊富です。防臭効果もあるから夏場に汗をかいても気にならないし、秋冬はインナーにも使えます。このラグランTは、ファッショナブルじゃないいなたさがむしろカッコいいですよね。ラグランって子どもっぽく見えがちなので敬遠していましたが、これは素材感も色味も落ち着いていて、苦手を克服できそうです。
FOLL
〈Super100s Washable Wool Long Sleeve〉
selected by 平沢幹太/アンフォロー CONCEPTER・DESIGNER


平沢幹太
通年着られるようにと企画した、ジャブジャブ洗えるウールのロンT。保湿・消臭効果のある機能素材として知られるウールですが、なかにはチクチクするものもあるし、そもそも冬場に着るものというイメージが強いですよね。でも、これは肌触りにとことんこだわったので、着心地にも太鼓判を押したいところです! 今の時期はショーツに合わせたり首に巻いたりして、冬は下着感覚で着てもらいたい。僕は街着としてしっかり着倒したあと、部屋着、寝間着として使い果たすつもりです。
CAMIEL FORTGENS
〈HEAVY CANVAS CAP〉
selected by 相川 龍之介/ランディ DESIGNER


相川 龍之介
キャップが好きで、気に入ったいくつかを普段から使いまわしていますが、このキャップの色とシルエットは手持ちのどれにも似ていませんでした。とくに、現行品ではなかなかありそうでない、サイドから見るとユーモアを感じられるフォルムに惹かれます。最初からクタッとしているので、汗をかいたら遠慮なく洗ってしまえるところもいいですね。カジュアルなスタイルはもちろん、スーツやトラディショナルな格好にこそ合わせてみたいです。
foot the coacher
〈SQUARE LOAFER〉
selected by 佐藤弘樹/STYLIST


佐藤弘樹
最近は、ラバーやPVC製のものなど、デザイン性の高いパンチの効いた靴がメゾンを中心に隆盛です。そうしたものを履きこなす楽しさももちろん承知ですが、個人的には、このローファーのような小粋な洒落感がちょうどいいです。フットザコーチャーは、一貫してブランドのエッセンスを控えめに注いだ、ソリッドなデザインの革靴を数多く提案するブランドだと思っていますが、このローファーも、丸みあるトウが当たり前のところをスクエアにすることでほんのり抜けを作っている。らしさを感じます。
THE KENFORD FINESHOES
〈LOAFER〉
selected by 吉岡玲欧/ユナイテッドアローズ&サンズ SALES MASTER


吉岡玲欧
スニーカーも好きだけど、たまにはローファーも履きたくなるんです。ワードローブのひとつに揃えておけるような一軍ローファーは、年中探しているファッションアイテムのひとつでもあります。とくに、いま欲しいのはリーズナブルで、でも安っぽく見えないもの。そんなとき、SNSで偶然見かけたのがケンフォード ファインシューズのローファー。デニムパンツにストライプシャツというコーディネートに、前回の記事で紹介したアシックスのスニーカーとかわりばんこで合わせたいな、と。
BEAMS PLUS
〈CORDUROY ANIMAL PRINT BUTTON-DOWN SHIRT〉
selected by 百々 南/ビームス PR


百々 南
夏のあいだは快適さ重視で洋服を選んでいましたが、少しずつ涼しくなってくると、とにかくまわりと差がつくアイテムを着たくなってきます。そんなとき、アニマル柄でほどよくポップな色づかいが印象的なシャツはまさにドンピシャ。1960年代に生産されていたアメリカ製のボタンダウンをベースにデザインされた爽やかな色調のチェックシャツに、リス・狼・熊・ヘラジカ・カモなどをオーバープリント。色はブルーもあって、迷っています。
FOLL
〈MICRO STRIPED NUANCE SHIRT〉
selected by 三浦翔平/STYLIST


三浦翔平
厚手のコットン地に、「本当にストライプ?」と疑いたくなるほどの緻密な柄。ガシガシ着られるタフネスと、繊細さ。そうしたアンバランスさに惹かれました。襟にはワイヤーが入っていて自由に形を変えられるので、外出中に襟元の調子を気にしなくて済みそう。シワも含めてカッコいいので、あえてアイロンはかけず洗いざらしで着たいところです。とにかく暑がりな自分にとって、脱ぎ着が容易なシャツは何枚あってもいいアイテム。そのなかでも、着ればどことなくキマる、というものはとくに重宝します。
NEAT
〈NEAT CHINO〉
selected by 井上直哉/トゥモローランド PR


井上直哉
クラシックやオーセンティックなものを、手持ちのモードなアイテムやデザイナーズものとMIXするのが最近のキブン。ということで久しぶりにチノパンを穿きたくなって、古着屋を巡りましたが、理想的なサイズバランスのものに出会えず……。その後何気なく眺めていたインスタでニートのパンツを目にして、「これがあった!」と。ツイード素材のニートのパンツは去年の冬にもたくさん穿いたので、シルエットの着回しやすさはすでに体感済み。いまの時期は、コーギーの靴下とレザーサンダルに合わせたいです。
Photos: ITCHY Stylist: Shohei Miura Composition&Text: Masahiro Kosaka[CORNELL]
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