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洋平'sノンノ

[Alexandros]川上洋平の洋平’sノンノ「サービス」

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毎日自宅で過ごしている私です。ライヴはもちろん、レコーディングもできません。自宅で曲を作って、メンバーにオンライン上で投げて、くらいですね。ラジオ収録は自宅で可能なので何とかこなせておりますが。それでもやっぱり外に出たいですね。演者タイプでいうとライヴがメインのほうなので、ちょっとおかしくなります。単純にとても寂しいです。

さて、そんな生活の中で改めて気づかされるのが「サービス」のありがたさです。「サービス」とは当たり前の話ですが、お金のやりとりの後に、満足を提供する形のない商品や財のことです。こう書くと無機質で商売っ気な感じがしますが、私はそれ以上のことを感じます。

例えば食事。私は普段はほぼ外食で、久しぶりの自炊を楽しんでおります。いや、嘘をつきました。正確にいうと仕方なくです。全然楽しくなんかありません。というのも自分で作った食事をおいしいと思えないんですよね。日本が誇る企業が作った調味料や農家さんが丹精込めて育てた食材を使用するわけですから、失敗するわけがない。それでも自分の手を通すと途端にまったくエレクトしなくなる。

おそらく自炊って想定内のものしかできあがらないからだと思うんです。自分で作った料理って底が見えてるじゃないですか? てめえで味つけしていったわけだから、そりゃそのとおりにしかならない。なんなら途中で味見なんてしようものなら、ネタバレなわけです。サプライズもへったくれもない。だから途中で飽きちゃうわけですわ。しかも誰かに食べてもらい「わーおいしい」って称賛を浴びるならまだしも食べるの自分オンリーなわけですから、なんとも味気ない。

しかし外食の場合は違う。店に出向き、メニューを見て「どんな味するんだろーなー」とワクワクしながら注文して。きたきた、と思ってひと口食べて「うまっ!」とか「んーこうくるか」とか感想を抱く。その全部のプロセスひっくるめて楽しませてもらってる。たとえその料理がどっちに転んだとしても。もちろんおいしいほうがいいに決まってるけど、違ったとしてもそれはそれでいい経験になったなぁといえるわけで、ある種の財になることに変わりはないわけです。親しき人に作ってもらうのも同じく。両親や恋人や友達に作ってもらう料理は自分自身の範疇を超えた何かが宿っています。だからおいしいし、楽しいんだと思うんです。

普段生活しているとあまり意識しないけど、当たり前なようで当たり前じゃないんだなぁと気づかされますね。こうやって自宅で仕事したりできるのも食料品や日用品関係、そして医療関係に携わる方々、インフラを支えてくださる方々のおかげなわけです(怖い思いをして仕事に行っている方、なかには休業せざるを得ず、つらい思いをされている方もいらっしゃると思います)。本当に感謝しなくちゃいけないな、と思います。

様々な職業があってどれも大事ですが、エンタメ業界・ミュージシャンという職業はそれがあって初めて成り立つわけです。頭が下がります。だからといってサボっちゃいかんなと思います。エンタメは平和の象徴ともいわれる一方、苦境から這い上がるための道具であったりします。悪い時代に生まれたエンタメや音楽はどこか希望を歌ったもの、勇気を奮い立たせるものが多い。こういう時代だからこそ生み出せるものがあると個人的には思っています。「斃れて後已む」ということわざがあるように、生きている間は一生懸命にやるべきことをやらなきゃいけないと思います。いつか皆さんにそれを「サービス」できる日がくるまでどうかご無事で、健康でいてください。生き延びましょう。

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