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ピンチはチャンス、
と言うけれど…
“代打、オレ!”
そのときどうする?
「代わりにやってくれない?」。コロナの影響もあり、急きょ欠席しなければならないシーンが増えたせいか仕事でプライベートで学校生活で、“代打”をする機会が激増中。どうすればうまくいくのかここで学んでおこう!
代打オレ
DAIDA ORE
成功談
代打のおかげで人生がハッピーに!? チャンスをモノにした人たち。
新規の取引先へ代打で行くことになり、
なんと契約を取ることに成功した。
(27歳・団体職員)
営業担当の先輩が労働時間内にお酒を飲んでしまい、代打することに!
緊張しましたが、事前に勉強をしていたことと、いつも先輩の仕事をしっかり見ていたことが功を奏し、なんとかカバーできました!
(27歳・商社)
大学時代、代打で合コンに参加したときの出来事。
乗り気じゃなかったけれど、「欠席者が出て困っている」と強くお願いされ、仕方なく出席。
なんと女の子のひとりと気が合い、
合コン後そのままホテルに行くことに!
(27歳・サービス業)
朝4時、いきなり昔の知り合いから電話が!
こんな時間に何の用だと思って出たら「ライターに仕事を頼んでいたものの逃げられてしまい、資料を渡すので代わりに原稿を書いてほしい」「締め切りは今日」とのこと……。今日!? と思ったが、「やります!」と返信。下準備する間もなく、頑張って大量の原稿を書きあげた。
結果、多めに原稿料をもらったうえ、その会社から大きな仕事がたくさん来るようになった。
逃げた人、ありがとう!
(29歳・ライター)
姉に娘を預かってほしいと言われ、まさかの親代わり。
大変だったけど、子どもの無邪気さを間近で感じられてほっこり。癒されました。
(22歳・通信)
最初は複数で担当していた、人気のある仕事。
休んだ人の代打で出勤するなどして頑張っていたら、
評価され、自分だけが担当になった。
やりたい仕事だったので、あのとき頑張っといてよかったと今でも思っています。
(29歳・会社員)
友達の友達が急用でイベントに行けなくなり、「ひとりで行かせるのも悪い…」とのことで、行ってくれと頼まれた。
そのイベント自体に興味はなかったが、
その人ととても気が合い、いい一日を過ごせた。
今でも仲がいいです!
(19歳・大学生)
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上司世代に質問!
仕事の
代打の心得
ベテラン世代の大先輩からアドバイス!
代打を頼む上司の気持ちもわかる。
顧客対応ならばすべての決定権がある顔をしてすべてを保留して帰ってきて。
(39歳・金融)
「取引先が相手のときは、代打感を出さないで! 不安にさせないよう、自分に決定権があるかのように振る舞って。ただし決定はせず、うまく保留してすべてを社に持ち帰ってください」
自分では能力不足かも……と少しでも悩んでしまうならすぐ上司に相談!
(48歳・デザイン)
「上司は部下を見て、できると判断しているはずですが、見えていないことがあるのも事実。上司には上司の資質がない人もいます(笑)。少しでも不安なときは絶対に相談してくださいね」
あえて部下に頼んでいる=成長のチャンスだととらえてほしい。
(54歳・公務員)
「上司やベテランが代打すれば済むところをあえて部下に頼む場合、部下が成長してくれることを期待しています。通常より密に上司への報告や相談をしつつ、いい経験を積んでください」
Illustrations:Wakana Sato Composition & Text:Miki Higashi
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