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おしゃれなメンズは、どんな部屋で日々を暮らしているのだろう。そんな疑問を解決すべく、実際の部屋に突撃するこの連載。第43回は、会社員の大浦竜城さんのご自宅にお邪魔しました!
大浦竜城さん
Instagram@tatsuki.heic
会社員
1LDK(35㎡)
おしゃれ部屋のこだわり
仕事と休息、その切り替えを
インテリアの工夫で整える!


「システムエンジニアという職業柄、リモートワークの時間が長く、家の居心地を重要視するようになりました。最初は観葉植物を買ってみるところから始まって、自然と家具選びにも興味が湧いてきて。そうしてこの部屋での暮らしも、気づけば約2年。リビングはミッドセンチュリーをベースに、どこか懐かしさのあるアメリカ的なムードを意識しています。流行のカラフルなテイストではなく、トーンを落とした配色を選んだのも、長く過ごすことを前提にしたかったから。家具選びで重視しているのは、ブランドよりも素材感です。本物の木が持つ質感や色味を軸に、暖色寄りのトーンでまとめつつ、ファブリックやグリーンを加えて重くなりすぎないバランスにしています。一方、デスクのある寝室は北欧モダンを意識し、情報量を抑えた集中のための空間に。シーンに合わせて空気を切り替えられる、その柔軟さもこの部屋の魅力ですね」(大浦さん)

おしゃれ部屋のインテリア
カリモク60の2シーターソファ

「リビングのソファは、長く使える定番を選びたくてKチェアにしました。ブラックの張地は空間が引き締まりますし、ミッドセンチュリーを意識した部屋にも自然に馴染んでくれます。主張しすぎないけれど、きちんと存在感があるところが気に入っています」(大浦さん)
ノーチェのローテーブル

「テーブルはノーチェの円形ローテーブル。こぶりなサイズ感と低めの高さが、Kチェアともバランスよく収まります。空間を重くしすぎず、リビング全体をやわらかくまとめてくれています」(大浦さん)
アクメ ファニチャーのシングルソファ

「この部屋でいちばんのお気に入りが、このシングルソファです。廃盤になっている希少モデルで、ガレージセールでたまたま見つけたんですよね。木のフレームの表情や、少しラフなつくりも含めてすごく好み。ミッドセンチュリーの空気感がありつつ、気負わず座れるところが気に入っています。ここに腰掛ける時間がいちばん長いかもしれません」(大浦さん)
床に敷いたヘリンボーンのフロアタイル

「床はヘリンボーン柄のフロアタイルを敷いているんですが、これがヴィンテージ風のラグと相性がよくて。木目にリズムがある分、ラグを重ねても重たくなりすぎないんです。ミッドセンチュリーの家具って、床がフラットすぎると少し物足りなく感じることがあって、その点ヘリンボーンは程よく表情が出る。ラグで柔らかさを足しつつ、床でクラシックなムードをつくる。この組み合わせが、今の部屋のベースになっています」(大浦さん)
ワークスペースを兼ねたベッドルーム

「ワークスペースと寝室は、あえて同じ空間にまとめています。デスクはヴィンテージショップで見つけたもので、使い込まれた木の表情が気に入っています。仕事道具を置いても無機質になりすぎず、自然と気持ちが落ち着くんです。ここは集中する場所なので、色や情報量はなるべく控えめに。寝る、考える、作業する。その切り替えが静かにできるような、余白のある空間を意識しています」(大浦さん)
ダクトレールに吊ったコウモリラン

「植物は床に置くだけじゃなく、上の空間も使いたくてダクトレールにコウモリランを吊っています。視線が上に抜けるので、部屋が少し広く見えるのもいいところ。グリーンを浮かせることで、空間に軽さと動きが出る気がしています」(大浦さん)
ネットで見つけた木製のパーテーション

「このパーテーションは、空間をきっちり分けるためというより、視線をやわらかく区切るためのもの。ワンルーム的に使っているので、生活感が出やすいものをさりげなく隠せるのがちょうどいいんです。完全に遮らないから、圧迫感もなく、空間の抜けはそのままです」(大浦さん)
Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima

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