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「半径1m」の空間をブラッシュアップ
Home Changer, 3つの選択
vol.5
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トレー×フラワーベース×金魚鉢

キッチンの一角で、自分流の
“ちぐはぐ”にこだわる
コーヒーを淹れたり、友達とお酒を飲んだり、たとえ料理をしなくても、キッチンで過ごす時間は意外と長いもの。食器棚の上や作業スペースに置く小物にこだわると、もっと居心地がよくなると思います。例えば、SKAGERAKのトレー。食材やお酒のボトルの定位置になるうえ、食べ物を運ぶときにも役立ちます。格子柄のウッドも温かみのあるアクセントに。その横には、同じく直線的なデザインが相性のいいEDITIONS MILANOのフラワーベースを。大理石の質感が空間を引き締め、季節ごとの花を生けると差し色にもなります。“ちぐはぐ”なものを少し混ぜるのが好きなので、トレーの上にはあえて金魚鉢を。ヨーロッパ調の小物の中に、和風なプロダクトがひとつあるのがいい違和感。小物入れになるので実用性もありますよ。インテリアで個性を表現するコツは、どう“ハズす”か。キッチンにも自分らしい一角をつくってみてください。

SKAGERAK
FIONIA TRAY
デンマークの老舗ブランドによる、普遍的なデザインのトレー。トレー〈横32×高さ6×奥行き48cm〉¥25,080/FLYMEe

EDITIONS MILANO
BLOOM VASE M
2種類の大理石を使用し、手作業でストライプ柄を表現した逸品。フラワーベース〈直径7.5×高さ25cm〉¥104,500/リビング・モティーフ

廣田硝子
金魚鉢
1899年創業のガラスメーカーが手がける、昔ながらの金魚鉢。花瓶や小物入れにも。金魚鉢〈直径22×高さ18cm〉¥6,600/廣田硝子
守 真史
インテリアスタイリスト
1981年生まれ。イタリアの家具ブランドに勤務した後、2017年にスタジオ・CIRCOWORKSを設立。インテリアのスタイリングや商品企画、デザインなどを行う。
Photos:Daisuke Taniguchi Stylist:Masafumi Mori
Composition&Text:Koki Yamanashi
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