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箱根駅伝直前!中央大学陸上競技部の駅伝監督と選手へメンズノンノモデルがインタビュー。「シューズはどう履き分ける?」「メンタルケアの方法は?」etc…【MENʼS NON-NO RUNNING CLUB #6】

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2026年1月2日〜3日に開催される『第102回東京箱根間往復大学駅伝競走』まであと僅か。最近はランニングで本格的な体づくりに取り組んでいるというメンズノンノモデル・樋之津琳太郎が向かったのは、今回注目校として名高い中央大学陸上競技部の練習拠点・多摩キャンパス。駅伝チームを率いる藤原正和監督、そしてチームの柱として期待される4年生・吉居駿恭選手3年生・柴田大地選手へのインタビューが実現。箱根へと続く日常のリアルに迫った。

インタビューしたのは…

メンズノンノモデル

樋之津琳太郎

2020年からメンズノンノ専属モデルに。メンズノンノのYouTubeトリオ『そうりりん』では、ファッション・美容・カルチャーまで、とことん深掘りする真面目な一面を発信中。最近は体作りのためにランニングと自炊に励んでいる。


中央大学 陸上競技部の
練習拠点・多摩キャンパスへ!

2025年、中央大学陸上競技部は、学生駅伝シーンの中心へと一気に駆け上がった。全日本大学駅伝では安定感のある走りを重ね、強豪校がひしめく中で堂々の上位フィニッシュを果たすなど、名門復活を強く印象づける結果に。



エースとしてチームを牽引する吉居駿恭選手、勢いある走りで流れを引き寄せる柴田大地選手らなど、世代を超えた充実の戦力が揃った今チーム。2026年箱根駅伝では、優勝候補の一角として名前が挙がる存在に。積み重ねられる日々のトレーニングの様子を伺うと、次なる頂点への覚悟が詰まっていた。

中央大学陸上競技部 駅伝監督
藤原 正和氏インタビュー

藤原 正和(ふじわら・まさかず)監督
中央大学陸上競技部 駅伝監督。現役時代は中央大学のエースとして箱根駅伝を経験し、卒業後はマラソン日本代表としても活躍。東京マラソン優勝など、国内外で数々の実績を残した。監督就任後は「走力×人間力」を掲げたチームづくりで中央大学を再建。2025年シーズンには駅伝で存在感を示し、次世代エースを育て上げている。


樋之津 駅伝競技はメンタル面がすごい重要になるなと思っています。走っている時は一人なので孤独を感じる瞬間が多々ありますし、“襷を繋ぐ”という中で生まれる様々な葛藤もあるはずです。そんな選手のメンタル面について、監督としてどのようにケアしたり、強化したりしているのでしょうか?


藤原監督 駅伝に限らず、基本的に陸上競技は自分自身との戦いが非常に大きい競技です。もちろん周囲の選手と戦う部分もありますが、その前にまず弱い自分に打ち勝つ必要があります。走っていて苦しくなったり、孤独を感じたりするのも自然なことだと思います。ただ、仲間と一緒に練習していく中で、選手たちは、自分は一人じゃないということを強く実感します。そして、本来なら別の仲間が走る可能性もあった区間を自分が任されているという責任感が生まれる。さらにその裏には、ご両親や高校時代の恩師など、これまで支えてくれた多くの人の存在があり、その思いを背負って走ることで、孤独ではないという気持ちがより強くなります。


藤原監督 練習の段階から、自分だけのために走っているわけではない、自分がやらなければいけないという責任感と、それを前向きに捉える力を育んでいきます。箱根駅伝の場合は、伴走車をつけて走るので、その場で声をかけることもできます。そこで私は「今、すごくいい走りができている。自信を持って、最高の笑顔で走れ」というような、とにかく選手を元気づけて、背中を押すような言葉をかけます。そう伝えることで、選手が少しでも前向きな気持ちで、自分を信じて走れるようにサポートしています。

樋之津 ありがとうございます。自分自身も最近ランニングを本格的に始めた身として、心に響くものがありました…! さらに今は箱根駅伝に向けて、怪我をしないことが非常に重要になってくると思うのですが、その点でのシューズはどのように作用していると感じていますか?


藤原監督  ヴェイパーフライ、 アルファフライのようなスーパーシューズが登場してから、強度の高い練習を質高くこなせるようになったというのが大きいです。例えば1000m×10本のようなハードなメニューでも、以前より速いタイムで追えますし、その高い質を維持したまま練習を続けることができます。それでいて、故障リスクが低い。箱根に向けて攻めた練習を継続できるようになったのは、このシューズの恩恵が非常に大きいです。


藤原監督 次に、ダメージが圧倒的に少ないという点です。ボメロシリーズのような厚底でクッショニングのいいシューズはとくに柔らかく、脚への負担を抑えながらしっかり走り込めるので、薄底の時代と比べると、本当にケア面は大きく変わりました。さらに、箱根駅伝に向けては専門のトレーナーにも入っていただき、身体の状態を常に評価し、疲れている部分を重点的にケアする体制を整えています。トレーニングとケアの両輪をしっかり回すことで、大きな故障なく本番を迎えられるようにしています。


中央大学陸上競技部 長距離ブロック
吉居駿恭選手インタビュー

吉居 駿恭(よしい・しゅんすけ)選手
中央大学4年生。チームの主将を務めるエースランナー。駅伝では主要区間を任され、安定感のある走りでチームを上位へ導いてきた存在。トラックでも長距離種目で高い記録を持ち、ロード・トラック両方で力を発揮するオールラウンダーであり、冷静なレース運びと強い責任感で、最終学年としてチームをまとめる精神的支柱となっている。

樋之津 すごく純粋な質問なのですが…。走っている時は何を考えていますか? というのも、レース中は孤独な時間がすごく長いですし、疲労もかなり重なっていきますよね。そんな身も心も削られていく中で何を考えているのか、とても気になります。
吉居選手 レースの場合は、基本的にはどう走るか、ペース配分や相手の余力を見てどこで動くかを考えています。



樋之津 練習の時はどうでしょうか。自分自身も最近ランニングを始めたのですが、9割9分は「しんどい」という気持ちが頭を占めていまして…。
吉居選手 そうですね。練習の際は、レースを見据えて「今日の練習をどうつなげるか」ということを考えています。「キツい」という感情が出てくることはもちろんあるんですけれど、そんな練習を積み重ねることがレース前の不安を払拭してくれる方法だと思います。「今日もこのキツいところを頑張っておこう」と思いながら日々取り組んでいます。


樋之津 (驚きと尊敬の眼差し)
吉居選手 あとは目標としている自分の理想の走りや、レース展開をイメージしながら気持ちを上げるようにしていますね。

樋之津 おそらく箱根駅伝での吉居選手の走りを観て、ランニングに興味をもつ方も増えると思います。初心者にもオススメしたいランニングシューズは何でしょうか。
吉居選手 ボメロ 18は履いた瞬間にクッション性の高さに驚くと思います。今、樋之津さんが履いている ボメロ プレミアムも非常に良いのですが、初心者が手に取りやすいのはボメロ18かと思います。足に優しく、気持ちよく走れるので、走り始めの一足としておすすめです。


中央大学陸上競技部 長距離ブロック
柴田大地選手インタビュー

柴田 大地(しばた・だいち)選手
中央大学3年生。次代を担う注目ランナー。スピードと粘り強さを兼ね備え、駅伝では流れを変える走りで評価を高めてきた。トラック競技でも存在感を放つとともに重要区間を任され、これからの中央大学を象徴する存在として、さらなる飛躍が期待されている。

樋之津 ご自身の走りの強みと、それに合わせてシューズ選びで重視しているポイントはありますか?
柴田選手 今の日本のトラックレースは、集団で進行し、ラストで勝負して決着する展開が主流であり、そこがレースの魅力にもなっています。どれだけ持ちタイムが良くても、最終的にゴールラインを1番に切らなければ勝つことはできないので、ラストで勝ち切る強い選手を目指すべきだと考えています。


柴田選手 シューズは最大限の出力を発揮できるモデルを選んでいます。トラックで履いているのはビクトリー 2。ロードは、駅伝=チームとして走る失敗が許されないレースになるので、自分の力を発揮しつつも、ある程度『計算できるシューズ』を選ぶことが重要だと考えています。アルファフライ 3は出力感を抑えながらスピードを維持できる、非常に信頼おいているモデル。ただ、コースの起伏、レース展開や狙い、自分がその区間で求められている役割を考えなければならないので、箱根駅伝当日もその時に与えられた課題をもとに、最適なシューズを選びたいと思っています。


樋之津 かなりの距離を走る分、疲労も溜まっていると思うのですが、その解消法やケアでこだわっているポイントはありますか?
柴田選手 基本的にはトレーナーに治療をしてもらったり、ストレッチをしたりして、できる限りその日のうちに疲労を取り切ることを意識しています。疲れを翌日に残してしまうと、次の練習の質が落ち、長期的にみても積み重ねの効果に影響が出ると思っています。そのため、入浴、交代浴なども取り入れていて、毎回の練習後にしっかり回復させるようにしています。
樋之津 本当に一日一日の積み重ねなんですね。ありがとうございます!本番も応援しています。


第102回箱根駅伝
中央大学が繋ぐ襷の行方が見逃せない


箱根駅伝という大舞台を目の前にして、中央大学の選手たちの“毎日の普通”が実は一番熱いドラマなのだと気づかされた、樋之津琳太郎。2026年1月2日と3日で繋がれる襷には、ここで積み重ねた日々と、選手ひとりひとりの“それぞれのストーリー”が詰まっている。その積み重ねが、箱根でどう弾けるのか。2026年、中央大学の走りから目が離せない。

Photos:Masaru Furuya text:Risa Kawamoto

川本

川本

メンズノンノウェブ編集

メンズノンノウェブでお酒連載や動画制作などを担当。積読が得意。

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