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様々な競技で活躍する注目のアスリートにインタビュー。今回は、スポーツクライミングの本間 大晴さん。
SPORTS CLIMBING
― スポーツクライミング ―
「自分にしかできない
クライミングを
追い求めていきたい」

東京五輪以降さらに実力者がひしめく日本のスポーツクライミング界において、とりわけ目が離せないクライマーのひとりが本間大晴だ。海外選手並みのリーチの長さを生かしたダイナミックなクライミングを持ち味とする彼が競技に出会ったのは8歳の頃。
「地元のクライミング施設へ父とたまたま遊びに行ったのがきっかけ。落ちるかもしれないという恐怖や、体力の限界に耐えて登りきったときに得られる達成感にハマって。サッカーや水泳も習っていましたが、気がつけばクライミングにのめり込んでいました」
「ボルダリング」「スピード」「リード」の3種目からなるスポーツクライミング。なかでも彼が主戦場とするのは、ロープを使って制限時間内に登った壁の高さを競うリードだ。
「他の種目は制限時間内なら何度もトライできますが、リードは一度きり。壁を登っている時間はいちばん長い一方でミスをして落ちてしまうと即終了というシビアさが特徴です。選手たちは体力や技術はもちろん、コースを下から見たときとのギャップにも動じない適応力、限界が来ても突き進むことができる忍耐力などが求められます。だから練習から試合と同じような状況下で自分を追い込むことを意識していますし、ジムでの練習以外にも国内外問わず自然の山に行って、崖を登るトレーニングをすることもあります」

昨年3月には競技人生最大のケガを経験し、メンタル面でも変化があった。
「普段ポジティブな僕も、ここまで人って落ちるんだなって思うくらい精神的に参りました。ただ手術が終わってからは2か月半後のW杯初戦に出ることだけを考えて怒涛(どとう)の毎日を過ごしました。リハビリ中にはケガをしていない片足を使って登ったり。そしてなんとか開幕戦に間に合うと、連戦を重ねる中で徐々に歯車がかみ合い、最終的に表彰台にも上がることができました。その経験を経て、あらためてプロとしてスポーツクライミングに真摯(しんし)に向き合いたいと思うようになりました」
結果ワールドカップ年間総合ランキング(リード部門)は3位。しかし目標としていたパリ五輪への出場権は逃す。それでも彼はしっかりと前を見据えてこんなビジョンを掲げる。
「2028年のロサンゼルス五輪をめざして世界選手権やW杯で結果を残すことは大前提ですが、これからはより僕にしかできないクライミングを追求したい。登り方ひとつにクライマーの個性や思考が表れる。それがこのスポーツ本来の魅力だと思いますので」
本間 大晴 TAISEI HOMMA
1999年10月1日生まれ、埼玉県出身。8歳のときに地元のボルダリングジムでスポーツクライミングと出会い、小学6年生から大会に出場。2018年の国体においてリードとボルダリングの2種目で優勝を果たし、同年からIFSCクライミング・ワールドカップのリード部門に参戦。以来、国内外の大会で着実に結果を残しながら大学卒業後にプロクライマーに転身。2022年にスイスで開催されたワールドカップ第2戦(リード部門)で初優勝を飾ると、昨年は年間総合ランキング3位に輝くなど大きく飛躍を遂げた。
Photo:Shintaro Tohyama Interview & Text:Sayako Ono Direction:Kai Tokuhara
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