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「“修行”がしたくなる!?
圧倒的画力で魅せる冒険譚」

『竜送りのイサギ』1巻~
星野 真(小学館)
首打ち役人であり、並外れた腕前から“斬聖”と呼ばれる少年・イサギと、作品の世界で神のように崇められる“竜”を巡る冒険譚。『サンデーうぇぶり』にて2023年に連載がスタート。7月11日(金)に5巻が発売予定。
マユリカ・中谷のマンガは、ずっとトモダチ
最近、アーチェリーにハマっています。弓を引いて離すという単純な動作の中に様々な要素が詰まっているのが奥深くて。跳ね返った弦が腕に当たると超痛いんですが、“修行”と捉えれば耐えられますね(笑)。そう思えるのは、最近『竜送りのイサギ』を読んだからかも。画力からストーリーの構成力まですべての要素が優れた作品で、作者の星野真先生は気が遠くなるほど“修行”を積んだのかなと思いますね。
舞台は江戸時代風の世界。主人公は罪人が送られる島で首打ち(斬首)を生業にする少年・イサギ。強者とのバトルを通して、彼が“死”や“生”の理解を深めていく様子が描かれます。特に注目したいのは、イサギが斬ることを目標とする存在・竜。カッコいいだけでなくどこか恐ろしくて、一枚の絵だけで規格外の強さと、出会ったときの“絶望感”が伝わってきます。なかでもカラーの見開きで描かれるシーンは圧巻! 複数の色の線で鱗などの凹凸が丁寧に表現されているんです。背景も日本画のようなクオリティの高さ。カラー原稿を描く大変さはモノクロの比じゃないので、このページにかける作者の気合を感じます。
もうひとつ引き込まれるのが、巧みな台詞回し。時代劇調の世界観なのに「ヤバい」などの言葉が自然に使われていて、クスッと笑えるような掛け合いも多い。デフォルメが少なくて美麗な画風だとシリアスな雰囲気になりがちなのですが、どこかポップな要素もあって世界観に没入しやすいんです。特に印象的なのは、イサギの腕前にほれ込んだ最強の罪人・タツナミと稽古をするシーン。「刃筋が紙二枚分垂直にズレた」など、細かすぎるアドバイスに師弟の関係性が詰まっていて。そういう台詞を読むと、僕も“修行”を頑張ろうと思えますね。

©Hoshino Makoto 2024/小学館
竜が見開きで登場するシーン。圧倒的な表現力に目を奪われる。

Nakatani
2011年に相方の阪本と、お笑いコンビのマユリカを結成。ポッドキャスト番組『マユリカのうなげろりん!!』が大人気。自らも漫画を描いており、『シャンプーハット』が小学館新人コミック大賞の佳作を受賞。
Text:Koki Yamanashi
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