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照りつける強い日差しを感じると、つい観たくなる映画がある。そんなきらめく夏の瞬間をとらえた、ホットサマームービーの名作を一挙紹介。グラフィックデザイナー 大島依提亜さんのおすすめは?
『aftersun/アフターサン』

11歳のソフィが父親と過ごした夏休みを、20年後に父親と同じ年齢になった彼女の視点でつづる。配給:ハピネットファントム・スタジオ。全国公開中。
多義的な映像表現の中で
複雑な感情が描かれていく
夏が舞台で、プールが出てきて、さらに水中撮影がある。この3つの要素を満たした映画には傑作が多いです。いつもこういう機会には自分が宣伝のデザインを担当した作品を挙げないようにしているのですが...過去担当作の『エイス・グレード』や『ブックスマート』、そして公開中の『aftersun/アフターサン』にもこの3つの条件がぴったり当てはまっていたので取り上げてしまいました。どれも夏にぴったりな作品です。
『aftersun/アフターサン』は、11歳のソフィがある夏のひととき、離れて暮らす父親とリゾート地に訪れて休暇を過ごす時間を描いています。設定を含めソフィア・コッポラ監督の『SOMEWHERE』の影響を随所に感じられるように見えますが、欧米にはこうした"父子モノ"の映画の系譜があるんですよね。そのなかでも、本作は映像表現や語り口がすごくアップデートされていると思って。特に、父と娘それぞれが抱える感情をかなり抑えめに描いているのが魅力的です。感情的になりそうな場面ではあえて人の後ろ姿を捉えていたり、画面の中に映し鏡があって複数の対象が映り込んでいる描写が多用されていたりして、そうした複雑な映像から私たちは彼女たちの揺れ動く想いを感じ取る。この映画におけるプールは父と娘の距離感や親密度を表すひとつの指標になっていますが、水中撮影は言葉を発せないからこそ漏れ出る感情が心をわしづかみにします。終盤にはため込んだエモーションが爆発する展開があって泣けちゃうんですよね。この作品もそうですが、いい場面でデヴィッド・ボウイの楽曲が使われる映画もだいたい傑作です!
この作品もおすすめ!

「父子モノの名作。この映画も感情の高ぶりは引いた目線で描いているのが好きなところです」。発売元:東北新社 販売元:TCエンタテインメント DVD¥4,180
©2010-Somewhere LLC
Text:Kohei Hara Shunsuke Kamigaito
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