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【タイのドラマ、世界を席巻中!】First(ファースト)&Khaotung(カオタン)スペシャルインタビュー[前編]

【タイのドラマ、世界を席巻中!】First(ファースト)&Khaotung(カオタン)スペシャルインタビュー[前編]

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SNSネイティブのメンズノンノ世代にとって、Twitterのトレンドチェックは日々のルーティンの一つ。刻一刻と変化する話題の中に、最近、タイのドラマにまつわるハッシュタグが頻繁に含まれていることをご存知だろうか。

「韓流ドラマ」に次ぐと言われる「タイ流ドラマ」ブームの始まりは、2020年。配信サービスの拡大とコロナ禍が重なり、世界各国のエンタメ作品の需要が急上昇。特に多くのファンを獲得したのが、タイ国内で大ヒットしていたBL(ボーイズ・ラブ)ドラマだ。

タイの俳優、FirstさんとKhaotungさん。デニムの全身コーディネート タナワット・ラッタナキットパイサーン
Thanawat Ratanakitpaisan カナパン・プイトラクーン
Kanaphan Puitrakul

海外渡航が解禁されて以来、タイ人俳優たちが続々と世界各国でファンミーティングを開催。告知されるたびに、彼らの名前や作品名がトレンド入りするという注目度の高さを誇る。

そんなタイドラマの魅力を探るべく、来日した人気俳優二人に突撃! First(ファースト)の愛称で親しまれるカナパン・プイトラクーンと、Khaotung(カオタン)の愛称で親しまれるタナワット・ラッタナキットパイサーンへのインタビューが実現した。


ともに24歳の二人は、それぞれ『2gether』や『F4 Thailand / Boys over flowers』といった世界的ヒット作への出演を経て、昨年放送されたドラマ『The ECLIPSE』でダブル主演。二人が放つ唯一無二のケミストリーが話題を呼び、ドラマの競争が激化するタイで、同作をヒットに導いた。

2回に渡ってお届けするインタビューの前編では、主に生い立ちとキャリアを深掘り。芸能の仕事をするとは夢にも思わなかったと口を揃えて語る二人が、俳優になった理由とは? 5年来の大親友だという二人の友情をデニムのリンクスタイルで表現した、メンズノンノだけの撮り下ろしカットも見逃せない!

   

――Firstさんはバンコク、Khaotungさんはチェンマイのご出身。どんな幼少期を過ごしていましたか? また、将来の夢や目標はありましたか?

First 成績優秀な子供でした。もとから勉強が好きだったことに加えて、仲の良い友達と成績を競い合うようになったことが要因かな。将来の夢は特になく、家族を養えるような仕事をしたいと思っていました。

Khaotung 育ったのはチェンマイですが、生まれたのは、隣のランプーンという小さな街。子供の頃は、とにかくシャイな性格で。友達と一緒にいても物静かで、感情をほとんど表に出せないほどでした。安定した仕事に就きたくて、一時は医師を目指していましたね。

肩を組むFirstさんとKhaotungさん タナワット・ラッタナキットパイサーン Thanawat Ratanakitpaisan カナパン・プイトラクーン Kanaphan Puitrakul

――お二人とも、大学生の時に芸能事務所に所属していますね。

First 僕もKhaotungも、ドラマの制作会社からスカウトされたのがキッカケ。オーディションを受けて、今の事務所(GMMTV)に所属することになりました。

Khaotung タイでは、ドラマの制作会社がSNSで若手の発掘をしているんです。自分が芸能の仕事をできるなんて夢にも思っていなかったから、連絡を受けた時は、ただただ驚きました。俳優を目指したことはなかったけど…自らオーディションに挑戦したので、少なからず興味はあったのかもしれません。

First 僕は演じることに興味があったので受けました。高校生の時に部活に入らなくてはならず、軽い気持ちで演劇部を選んだんです。部活動の一環でさまざまなワークショップを受けたら、予想外に楽しくて。とはいえ、自分が俳優になれるなんて思わないじゃないですか!? スカウトされていなかったら、オーディションを受けることもなかったと思います。

――タイの芸能界では、デビューする前から徹底的に演技レッスンを行うと伺いました。学業との両立は、とても大変だったのではないでしょうか?

撮影中もさまざまな表情を見せるKhaotungさん

Khaotung 確かに両立していた時期は大変でした。でもタイでは、みんな上手くバランスをとりながら大学に通っていますね。

First 学業をまっとうすることで、将来の選択肢は増えますし! そういう気持ちで頑張っている人が多いと思います。


――大学で得た学びは、芸能活動をする上で活きていますか?

First 僕はソーシャルコミュニケーション学部で、主にビジネスを学んでいました。演技そのものよりも、日々のスケジューリングや、やらなければいけないことの優先順位をつけるにあたって、マネージメント能力が生きていると感じます。

Khaotung 僕は医療技術学部に入学したんですけど、途中で環境工学学部に編入したんです。正直、芸能の仕事に活きていることは、パッと思いつきませんが…プライベートでは、ワインの醸造に関する知識が活きることもある…かな? フルーツジュースに微生物を入れて発酵させると、自家製ワインが完成するんですよ。

Firstさんは、まっすぐカメラと対峙する視線が力強い

First あはは。美味しいの?

Khaotung あまりおすすめしないかな(笑)。

――自家製ワインの味が気になります(笑)。大学在学中にデビューしたお二人の、デビュー作にまつわる思い出や、印象に残っていることを教えてください。

First 初めて出演した作品は『The Assassin』(2016年)というショートフィルムですが、演技をきちんと学んでいない状態だったから、デビュー作と認めたくなくて。プロの俳優として挑めた初作品は、『Wake Up Ladies』(2018年)。当時の自分は、持っている力を出し切れた!と手応えを感じたんですけど…撮影後に監督から、“この程度の演技を続けていたら、俳優として生きていけないよ”と指摘されて。

――厳しいですね…!

First タイの芸能界は、本当に厳しいんですよ。でも、はっきり言ってもらえたおかげで自分を見つめ直せたので、今はとても感謝しています。その日を機に、お芝居との向き合いかたから学びかたまで、一から改善しました。

Khaotung 僕のデビュー作は、ドラマ『Cause You’re My Boy (My Tee)』(2018年)。現場に入った途端、あまりに緊張して頭が真っ白になったのを覚えています。次第に、考えても仕方ない!と観念して。直感に従い、自然に演じることを心がけたかな。僕にとっても、役者としてどうやったら成長できるか、そして、どんな役者を目指したいかを考えるきっかけになり、俳優としての自覚が生まれた大切な作品です。

――デビューからわずか数年で、Firstさんは『F4 Thailand / Boys over flowers』(2021年)、Khaotungさんは『2gether』(2020年)など世界的なヒット作に出演。ダブル主演した『The ECLIPSE』でも多くのファンを獲得し、今年も多数の作品が公開を控えていますね。俳優として、今後の目標はありますか?

Khaotung 役者として憧れるのは、レオナルド・ディカプリオさん。人間的な魅力がお芝居にも表れていて…彼が演じる姿は、魔法というか、奇跡を見ているような感覚になる!

First 僕も同じく、レオナルド・ディカプリオさんのような役者を目指しています。ただ、Khaotungとは少し感覚が違うかな。彼の『Catch Me If You Can』という作品を観たときに、魅力的な演技とはこういうものだ!と言う答えが見つかったんです。それまでは、お芝居は人によって違うし、正解は一つじゃないと思っていたんですよ。それが覆されて、革新的な気づきを与えてもらいました。


2人のスペシャルインタビュー、後編はこちらから!

First(ファースト)
カナパン・プイトラクーン
Kanaphan Puitrakul

●1998年9月3日生まれ、タイ・バンコク出身。First(ファースト)の愛称で知られるタイの俳優。ショートフィルムや短編ドラマなどの出演を経て、2018年、ドラマ『Wake Up Ladies』で本格的に俳優業をスタート。また同年、自身のアパレルブランド「Momento」をローンチする。翌年『Wolf』でドラマ主演を飾り、以降も『F4 Thailand / Boys over flowers』などの話題作に次々と出演。今後の出演作として『Moonlight Chicken』、『Only Friends』、『Our Skyy 2』などを控えている。『Moonlight Chicken』では挿入歌も担当。活躍の幅を広げている。

Khaotung(カオタン)
タナワット・ラッタナキットパイサーン
Thanawat Ratanakitpaisan

●1998年10月13日生まれ、タイ・ランプーン出身。Khaotung(カオタン)の愛称で知られるタイの俳優。2018年、ドラマ『Cause You’re My Boy (My Tee)』でデビューし、アパレルブランド『A*FLEUR』をローンチ。『The Charming Step Mom』や『BLACKLIST』などのドラマ出演を経て、世界的に大ヒットしたドラマ『2gether』で主役ウィンの友人を熱演しブレイク。2021年に放送されたドラマ『55:15 Never Too Late』や、Firstとダブル主演した『The ECLIPSE』では挿入歌も担当するなど、マルチな才能を発揮。今後の出演作として『Only Friends』、『Our Skyy 2』などを控えている。

Photos:Wakaba Noda[TRON] Stylist:Shingo Tsuno[impiger] Make-up:Narongchai Maikua Hair:Napat Suaysaart Translation:Miwa Takasugi Composition & Text:Ayano Nakanishi

[Firstさん] ブルゾン¥207,900・Tシャツ¥24,200(ともにセブン バイ セブン)/サカス PR パンツ¥38,500/ユハ シューズ(クルニ)¥49,500/クルニ フラッグシップ ストア
  
[Khaotungさん] ブルゾン(アンド イエロー)¥68,000/08ブック パーカ(チルドレン オブ ザ ディスコーダンス)¥58,300/スタジオ ファブワーク パンツ(ジャブスアルキヴィオ)¥37,400/エフイーエヌ その他/スタイリスト私物

【問い合わせ先】
エフイーエヌ ☎︎03-3498-1642 
クルニ フラッグシップ ストア ☎︎03-6416-1056 
サカス PR ☎︎03-6447-2762 
スタジオ ファブワーク ☎︎03-6438-9575 
08ブック ☎︎03-5329-0801
ユハ ☎︎03-6659-9915

中西彩乃

中西彩乃

ライター

インタビューやヒューマンテーマを主に担当。海外ドラマ、東南アジア、セレブのゴシップ、占いをこよなく好む。

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