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柔らかな光と優しい色彩を映し出す作風で、映像監督・写真家として活躍する林響太朗さん。「写真は被写体との関係値が映し出されるもの」と話す林さんが切り取った、鈴鹿のまなざし。

take : 025
林 響太朗 ── 映像監督・写真家
Kyotaro Hayashi ── Movie director・Photographer
1989年生まれ。2016年ヴェネチア・ビエンナーレ特別賞を受賞。Mr.Childrenをはじめ名だたるアーティストのミュージックビデオを手がけるなど、映像監督、写真家として活躍。25年6~8月には大規模作品展「ほがらかに。」を開催。
Instagram:@kyotaro_photo
林さんの穏やかな雰囲気によって、優しくてあたたかい写真が生まれていることを実感しました。── 鈴鹿央士


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鈴鹿央士
林さんの写真は優しくてあたたかい印象。独特の写真のムードはこうして生まれているんだなと実感できる、林さんがつくり出す穏やかな雰囲気の中で撮影していただきました。ここまで顔にぐっと寄った距離での撮影(右ページ)はなかなかないことなので新鮮でした! “どんなカメラを使っているんだろう…”とカメラやレンズの種類が気になってしまったのですが、もしかしたら、カメラをじっと見ていたのが“まっすぐなまなざし”になっていたのかもしれないです(笑)。
鈴鹿くんは目が印象的。笑っていても真剣な顔でも、常に視線がスッとまっすぐ伸びている感じがいい。── 林 響太朗


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林 響太朗
鈴鹿くんはかわいらしい人だと思っていたけど、実際に会うと芯があって格好いい! 目が印象的で、笑っていても真剣な顔でも、視線がスッとまっすぐ伸びている感じがいいですね。それから、“静かな人”だとも思いました。内気なのではなく、言葉が少なくても佇まいで見せるというか、空気のように自然とそこにいる感じが心地いいなと。写真は被写体との関係値が映し出されるものだと思うので、次は温泉旅行にでも行ってじっくり対話をしながら撮影をしてみたいです。

Hair&Make-up:Asumi Washizuka
Stylist:Kazuhide Umeda
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あの人が撮る鈴鹿央士「たゆたう」