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先月は、不要な関係性に線を引き、現実的な視点をもってやるべきことをこなしていく月だとお伝えしました。季節が進み、秋の気配も感じられる9月。中旬には秋分を迎え、星回り的には1年の折り返し。今月は、ゆらぐ自分自身をとらえて、バランス感を取り戻していくことが大切な月になりそうです。
社会的には、立ち上がった制度や浸透しつつある新しい価値観に関して、テコ入れが入り見直すような時期に。個人としては「癒し」「整理」「内なる気づき」が求められ、これらが今月を豊かにしていくカギになります。
2025年「9月」の大きな流れ
9月頭から、逆行中の土星がうお座へといったん戻ります。今年の5月に土星が一度おひつじ座に移ったことで、自己主張や自己責任に関して課題感を感じるような時期にあったけど、うお座に戻ったことで「癒し・共感」に関する課題が再浮上してきそうです。
水星は2日におとめ座に入った後、そのまま駆け抜けて18日にてんびん座へと移っていきます。コミュニケーションに探求心が宿ることで、細かくて神経質になりがちだったやり取りが変容して、9月中旬からは会話や思考に自然とバランス感が取り戻されそうです。
また6日に、天王星が逆行を開始。来年の2月まで約5か月間続く逆行で、知性の扱い方や、人とのつながりについて、予期せぬ形で刷新されるようなことが増えそう。個人の意識改革が進む時期にあたります。
9月のハイライトにあたるのが、8日のうお座での皆既月食。日本全国で見ることができ、3年ぶりの皆既月食とのこと。月食は半年に一度の、長期的な影響を及ぼすタイミング、涙が止まらないようなことがおきるかも。感情の決壊。あふれ出てくるものの中に真意が見出せる。感情を出し切ったあとに見える景色はとてもクリアで、新しいひらめきが訪れるかもしれない。
月の後半、19日に金星がおとめ座へ移ると、気配り上手なムードになれる。日常に潜む心地よさを追い求めていく流れに。22日は、おとめ座新月で、部分日食（こちらは日本で観測できず）。同じ日に火星がさそり座へと移っており、自分を縛り付ける過去やしがらみをすっぱり手放して、あるべき姿、未来への輝きのために一点集中して、自分自身をリセットするようなタイミングに。
先月の新月もおとめ座でした。二回目の今回は、整えた生活習慣がしっかり定着しているのかを確かめたり、決めたルーティーンを本格始動させるようなことにも意識を向けたいところ。
23日、太陽がてんびん座のシーズンへ。秋分。昼と夜の長さが一定に。人間関係の再調整、社会的なバランス感を養い、問われていくような時期に突入。
今月はきっと自分自身の中に揺らぐ海を感じる。寄せては返す波は、たとえ荒れたとしても、また穏やかな姿を取り戻すはず。自分一人で抱えきらなくていい。大波を誰と越えていくのかをしっかりと見つめなおし、自分自身を癒していきたい1か月です。
下の4つの星座グループ別に、今月も1枚のタロットをタップ！
４つの星座グループとは？
TARO’s TAROT シーズン２では、12星座を火、風、水、地の４つの属性にグループ分けして、それぞれについてタロティスト青日タロウさんが１枚引いたタロットカードをもとに、その指し示すものを読み解いていきます。
火（おひつじ座、しし座、いて座）、風（ふたご座、てんびん座、みずがめ座）、水（かに座、さそり座、うお座）、地（おうし座、おとめ座、やぎ座）、それぞれの今月の占いの結果へは、この画面を下にするクロールするか、上のボタンからもジャンプが可能だ。
さっそく今月の運気を紐解いていこう！
FIRE[火]属性
／9月の運勢
火は何かを燃やしたり、
溶かしたりすることで生まれる熱そのもの。
立ち上る炎のような、向上心、冒険心、
野心、そして情熱の象徴。
熱さと直感の属性。
おひつじ座（3/21～4/20生まれ）
しし座（7/23～8/22生まれ）
いて座（11/23～12/21生まれ）
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節制［逆位置］
キーワード：偏る、アンバランス
メッセージ：「過剰になる前に、一呼吸おく」
9月の恋愛運［FIRE：火属性］
勢いで行動に移してしまいがちなキミにとって、「理想と現実のすり合わせ」が今月はとても大事なテーマになってくる。
感情的に高ぶることが増え、気持ちが先走るようなことがちょくちょく見え隠れしそう。だからこそ、感情の動きに振り回されないように、目の前の現実、リアルな反応や状況をしっかりと観察して、地に足を付けた行動をすることを心がけていてほしい。そうすることでうまくいく可能性が高くなる。
時期的なところで言うと、ターニングポイントになるのは8日。インスピレーションが冴えわたりそうな日。普段意識していなかった“感情”というものがありありと知覚されて、こんな風に感じることがあるんだ、という驚きにも似た感触を覚えそう。それについては変にコントロールをしようとする必要は無く、決して抑え込むようなことはせずにいたい。自らの魂が望むこと、要は“自分らしくいる”ということが、本質的につかめるのかもしれない。そうすることでキミの魅力が増していく。
月の後半の22日以降は、夏らしい勢いある空気から一転、ディープな関係や、相手の本音を求めてしまいたくなる時期に突入する。気になる相手だから知りたくなるのは当然だけれど、適切な距離感・関係が築けているかどうかが大切。考えなしに踏み込み過ぎたら、相手に引かれる可能性があるので注意を。
フリーの人はやりすぎ注意。とにかく勢いで対処するのはご法度。ちゃんと考えてる、配慮しているというアピールが効果的。パートナーがいる人は、抑え込んでいた気持ちがあふれたりして、関係性の変化にはっと気が付くことがあるかも。ちゃんと自分を肯定してあげつつ、ベターな形を模索して。
SEXは気遣いを重視したい。キミのキモチや昂ぶりは伝わりやすいからこそ、思いやり優先で。
9月の仕事運［FIRE：火属性］
今月は自分一人で突き進んで開拓していくというよりは、いかに周りとの協調性を保って仕事に当たっていくかがとても重要になる。コツコツ、地道に。そう言うとちょっとテンションが下がりそうな火属性のキミだけれど、手を付け始めたことや新しく始めたことが、つまらないことで中途半端な出来になってしまわないように、細かく詰めていくことが大切。
時期的なところでいうと、2日以降、チェックや分析、処理すべきことに追われそうな感じ。特に集中力が必要になってくるから、仕事モードの切り替えを丁寧にやっていきたいところ。感情の高ぶりで仕事に悪影響が出ないように、ある意味我慢しない、でも丁重に扱うといった繊細なパフォーマンスを意識して取り組んでみてほしい。
18日を過ぎれば、広くチームで取り組んだり、なるべく人を巻き込んで調整していくことが大切になっていく。一人でできることは限られるからこそ、キミの熱い気持ちや勢いを他人にも伝えていき、きちんと仕事の成果として形に残していきたい。
Key Dates
8日：理想と現実の橋渡しを意識。
22日：熱意が深まるが、冷静さを忘れずに。
AIR[風]属性
／9月の運勢
風は手に取ることも、目で見ることもできないもの。
フレキシブルさ、
自由の象徴。
形にとらわれることなく物事をジャッジし、
伝達する役割を持つ。
自由と論理性の属性。
ふたご座（5/21～6/21生まれ）
てんびん座（9/23～10/23生まれ）
みずがめ座（1/20～2/18生まれ）
▽タロットカードをタップ！▽
正義
キーワード：バランス感、公平さ
メッセージ：「誠意をもって、言葉を交わす」
9月の恋愛運［AIR：風属性］
「変わりたいのに変われない」といったジレンマを抱えたまま、自分らしくあることについて思い悩むことが増えそうな感じ。でも、これは悪い流れというよりは自分をアップデートし、よりよくあるために必要な過程で起きることだから、あまり辛く受け止めなくていいはず。
自分に嘘をつかない、ごまかさないという姿勢が大切になる。そのうえでしっかりと他人と関わり合っていきたい。他人は鏡。本当の意味で自分を好きになれたときに、同じように適した相手が響き合ってくるはずだから。
時期的なところでいうと、前半は魂の根底からの変化を迫られるかのごとく揺さぶりをかけられそう。特に8日前後に思わぬひらめきが訪れるかも。なりたい自分をイメージした時に、そばにいる人はどんな人なのか。すでに近くにいたけれど気が付いていなかったとか、逆にこれまで惹かれていた相手は、実は全然好きなタイプじゃなかったとか、そんなことも起きるかも。
18日を過ぎると、コミュニケーションに花が咲く。適切な距離感で、品性を保ったやり取りがしやすくなる。相手と価値観をすり合わせていけるチャンスで、誠実な気持ちをシェアしていくとココロの距離が縮まりやすい。
23日を過ぎると、キミにとって文字通り追い風が吹いてくる。前半で思い悩んだ“自分らしさ”について、段々クリアになってくるはず。強みを意識して立ち回れそうな時期がやってくる。
フリーの人は、誠実に接することがカギ。自分のこと、相手のことを理解しようとするための言葉は惜しまないこと。パートナーがいる人は、距離感がテーマ。自分にとってちょうどいい距離と、相手にとってちょうどいい距離は意外と違ったりする。そこをどう調整していくかがポイント。
SEXは言葉の扱いにも気を配りたい。体の反応はつぶさに観察して。
9月の仕事運［AIR：風属性］
今月は、選択と集中のバランス感がカギになりそうな月。やるべきこと、振られる仕事が多くなって忙しく感じそうだけれど、思ったより軽やかには動けそう。でもそんな中で、全部が全部同じくらいの熱量や労力をかけて取り組めるかといったらそうではないはず。だから、集中すべきこと、特に詰めが大切なことにはしっかり時間を割いて、そうでないことは適度に力を抜くといったアプローチを。
時期的なところでは、前半の18日ごろまでは特に集中力が大切。細かい作業もはかどるし、修正作業にはもってこいのタイミング。
23日以降になると、今度は自己主張など、自分の言葉でしっかりと語る場面が増えるかも。恐れずに他者へ考えを伝えていくことで、仕事運もさらに上がっていく見込み。特にチームワークも重視されていくので、思ったこと、感じていることを適切に伝えていくことは、全体に貢献することにもなりそう。
Key Dates
18日：
他者との会話や決めごとが追い風に。
23日：
新しい人間関係やプロジェクトが始動。
WATER[水]属性
／9月の運勢
水はつねに形を変えつづけ、
他と「混ざり合う」ことができる。
流動性や、受動性の象徴。
感情豊かに、相手や周りの空気を読んで
合わせていける。
優しさと共感の属性。
かに座（6/22～7/22生まれ）
さそり座（10/24～11/22生まれ）
うお座（2/19～3/20生まれ）
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月
キーワード：潜在意識、揺らぎ
メッセージ：「感性を研ぎ澄ませ、迷いの先へ」
9月の恋愛運［WATER：水属性］
先月の優しい空気感とは少し様子が違って、「感情が動く月」に。感受性が強く高まって、自分だけじゃなくて相手にも影響を与えるような、とても印象的でドラマチックな1か月になりそう。
感情のパワーを誰よりも強く感じている水属性のキミ。その感情が大きく揺らぎ、あふれていくのを今月は強く感じることになる。それはいわゆる“けじめ”や“禊ぎ”のようなもの。自分の中に広がる海をしっかり感じていきたい。泣きそうになったら止めないで。それは嬉しさや喜び、悲しさや悔しさと、どんな感情であろうとね。流れて行ったあとは、とてもすっきりした気持ちで前向きになれそうだから。
時期的なところでいうと、月初はちょっと不安定になりがちで、いろんな言動に振り回されてしまうかもしれない。特に細かい言動にいちいち敏感に反応してしまったり。
特に8日前後は水のキミにとっては深く心に響くような出来事が起こったり、影響が出るようなタイミング。感じたことがすべて。インスピレーションが冴えわたるので、「もしや」と思ったことはそのままにしないこと。ドキドキを優先してみてもいい。
月の後半、22日以降、揺れ動く心も多少落ち着きを見せて、主導権を握れる。つながりを深めていきたい流れになるので、自分の気持ちをうまく利用して、望む関係性のためにアクションを起こして良さそう。ただし、独りよがりにならず相手とのコミュニケーションはきちんと成立させたうえで。
フリーの人は、自分の気持ちに浸りきることが大切。相手を動かすのもまた感情だから。パートナーがいる人は、相手を思って自分のことを押し殺さないように。迷いごとはちゃんと相手に相談すること。
SEXは、溺れるように求めてしまうかも。深いところ、楽しんでみては。
9月の仕事運［WATER：水属性］
仕事の方は淡々と調整、詰め作業をしていくことが良さそう。チームメンバーや取引先、お客様の感情に敏感になる一方で、仕事だからと割り切って対応していく姿勢が特に大事になるかもしれない。もちろん気持ちを汲んだうえでのパフォーマンス力が重要であることは間違いない。自分の揺れる気持ちは、仕事の場ではプロ意識をもってコントロールしたい。どうしようもなければ愛嬌で乗り切るなど、感情パワーはうまく使いこなしてみて。
月の前半18日ごろまでは、計画することや、細かく調整していくような仕事はうまくやっていけそうだけれど、曖昧さはなるべく回避してほしい。きちんとメモをとる、メールでやり取りを残しておくなど、振り返りのできるアクションで、大切なことを漏らさないように。
19日以降は、さらにキミの気配りが光り始める。直感を生かしつつ、事実確認を抜かりなくやることで、評価にもつながりやすい。大きく出るよりも、小さな成果をコツコツ積み上げていくことが吉。
Key Dates
8日：感情の浄化。涙も心のデトックスに。
22日：迷いを突破し、行動に力が宿る。
EARTH[地]属性
／9月の運勢
地は他の属性と違って、唯一「形」があり、
決して動くことはなく、
ひとつの場所にとどまる。
固定性や、持続性など粘り強さの象徴。
確かさと安定の属性。
おうし座（4/21～5/21生まれ）
おとめ座（8/23～9/22生まれ）
やぎ座（12/22～1/19生まれ）
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女帝
キーワード：実り、創造
メッセージ：「豊かな広がり、温かさを胸に」
9月の恋愛運［EARTH：地属性］
安定感と実力をしっかりと発揮していけそうな、好調なムード。これまでの大変だったことが報われて日の目を浴びることになりそう。地道に尽くしたり、努力してきたことに実りが訪れる気配も。派手な空気感ではないけれど、穏やかで落ち着いた恋模様に期待ができる。
自分を律してやってきたぶんだけ、今月はすごく自分を甘やかしたくもなるだろうし、そういう人が周りにいたとしたら、労って一緒に優しい空気を共有したくなる。“自分のハッピーな空気感を、自分だけのものにしない”ことが、ひとつのキーワードに。
時期的なところでいうと、前半は8日前後にピーンとひらめき、不要なことは手放し、整理していくことができたらいい。ぐずぐずと尾を引きずるようなことはやめといて。
後半になってから調子が出てくる。特に19日以降は恋愛運としては追い風なムード。ナチュラルな寛大さ、安定感を醸し出していくことで、モテオーラがでてくる。あまり冒険するタイプではないからこそ、誠実さが売りになる。
22日前後、コツコツアプローチを続けていたとしたら、大きく一歩を踏み出すようなチャンスに恵まれるかもしれない。自分なりにやるべきことがはっきりとわかって、具体的なアクションに移していける。行動することで自分自身が安心ができる、そんな流れに。
フリーの人はチャンス到来的な流れ。周りが揺れているからこそ、キミのブレなさが魅力的に映る。パートナーがいる人は、余裕、懐の深さを見せることが大切。救う、救われたような気持ちが絆を深める。お互い様であるという姿勢。
SEXは、しっかり抱きしめること。ハグが持つとてつもない安心感が盛り上がりにつながる。
9月の仕事運［EARTH：地属性］
今月の地の属性のキミは、勝負月に当たる模様。いろいろと推し進めてきたことの成果や結果が表れてくるようなタイミングでもある。なのでそれ相応に、自ら結果を求めていくポジティブな姿勢をとることが大事になる。
一方で、完璧主義になりすぎないようには気を付けたい。細かいところを突き詰めるような流れもあり、こだわりも強く出やすい。ストイック気味にもなりそうだけど、“7割でOK”くらいの方針でもよかったりする。実際、はたから見たらそれ以上のことをしているのだから。
時期的なところでいうと、前半は総仕上げ的に、丁寧に詰めていく作業が増えていきそう。集中力も上がるので好調だけど、バランス感は意識して。22日前後は、キャリアにおけるターニングポイントのひとつになるかも。大きな成果を獲得できそう。結果を見て自分をほめてあげたい。そのうえで次の景色を見ていく。
何を育てていくのか。この先も続けていくことの喜びを意識したいタイミング。
Key Dates
19日：恋も仕事も安定感が増す。
22日：努力が形になりやすい日。
次回は10月1日にお届けします！
Tarot Card Design: Takuya Kawaguchi
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