▼ WPの本文 ▼
基本性格
やさしげな雰囲気と
気配りで味方を増やす人
“白老”と呼ばれるベテランの大将軍。戦法は定石どおりで、自ら前線に立つことも少なく“凡将”と言われがちだが、取りこぼしはなく、堅実な働きぶり。しかし、人づき合いはうまく、桓騎や王翦など強いがクセのある難しい人物を副官にして使いこなす。そんな蒙驁タイプのキミは、やさしげな雰囲気と行き届いた気配りが持ち味。押しは弱めだけれど、人の嫌がるような地味なことを引き受けたり、やられキャラになって人の警戒心を解き、気がつくと周囲とうまくやって、一番よいポジションにいたりもする。軫宿の「軫」は車の横木のことで、軫宿の人はクルクル回る車のように素早くよく動き、抜群に仕事は手早い。猛々しい戦場で、武力に頼らないソフトな勝ち方ができるのが、この蒙驁タイプだ。
蒙驁タイプってこんな人
動くと決めたらスピーディ
ほんわかのんびりしているようで、軫宿は何をやらせてもスピーディでフットワークも軽い。テキパキしていて事務処理能力も高い。決断したらグズグズせずに、さっと動くのが軫宿。蒙驁も武人として芽が出なかった斉での出世を諦め、秦に移ってチャンスをつかんだが、「ダメだ」と思った場所には長くとどまらないことが軫宿の能力と運気を伸ばすためには必要だ。
人の力をうまく使う
気がよくて、どんな相手も受け入れ、相手の個性に合わせて上手につき合える軫宿は、ある意味、人間関係の達人。自分は一歩引いたところで、人の能力と魅力をうまく引き出すプロデューサー、フィクサーとしての手腕はピカイチ。よいスタッフや部下にも恵まれ、「自分が」としゃしゃり出るよりも、なぜか控えめでいるほうが目立ち、力が発揮できる運気の持ち主だ。
弱く見えても実は強い
「柔よく剛を制す」という言葉がぴったりの軫宿。決して強くない、自分の弱さや欠点を知り、認めることで、それを補う対策、動き方を事前に準備ができる。それで勝てなくても負けない戦い方ができる。蒙驁も極度の緊張を抱えると、一兵卒に変装して陣地を徘徊（はいかい）。草原に転がって息抜きをしていたが、下手に強がらず、上手なストレス解消をするのも強さの秘けつ。
2023年9月〜12月の運勢
今ではなく遠くの未来を見て
最後に勝てるようにビジョンを描く
いつもより“遠く”を見ること。2023年の蒙驁タイプは、長期的な計画を立てる絶好のタイミング。短期的な運気は不安定なので、今は視線を少し遠くの未来へ。過去や現在に縛られず、数年後・数十年後の未来や、広い世界のことを考えてめざす場所を決めると、この不安定な1年をうまく乗りこなせるはず。
9月〜10月はやみくもに戦いを挑まず、状況を見て待つ、引くことが重要になる。そのときは負けているように見えても、落ち着いて。大局を見て、最後には勝てるビジョンを描き、学び、準備をしよう。決して奇策を用いず、勝てる戦いで堅実に相手を討ち果たす蒙驁のように、未来の勝利に向かって着実に駒を進めていこう。その試練を終えれば、10月30日以降、キミは次の大きなステージへと押し上げられるはずだ。
本当につらいと感じたら逃げることも視野に入れて。ストレスがたまると一般兵士に変装して草原に寝転がる蒙驁を見習って、疲れたと思ったらしっかり休んで充電すること。そんな柔軟な姿勢や発想の転換によって、どんなマイナスもプラスに変わるはずだ。
性格や役割が似た２人だけど
気を使って引くのはこちら側
軫宿も婁宿も、人と人をつなぐことがうまく、人間関係から多くの恩恵を得る。そして仕事が手早く、ミスが少ない点は似ていて、一緒にいると、性格や役割がかぶる傾向。無難につき合うことはできるが、相性的には、なぜか軫宿のほうが気を使って一歩引くことが多くなり、ペースを乱される。何かあれば、婁宿の鋭い批判が軫宿に突き刺さってシュンとさせられる。
▲ WPの本文 ▲
