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オシャレな人たちはいま「ジャケットのセットアップ」で大人っぽくクラシカルに決めるのが気分の様子。プレスやエディターなど服好き4人の愛用品をこだわりのコメントと正解着こなしつきでお届け。
1.Nigel Cabournの
ジャケット&パンツ

「ナイジェル・ケーボンは、大学時代から、かれこれ10年以上ずっと好きなブランドです。そんなに長期間好きでいるブランドはこれよりほかになくて、その想いで引き寄せたのか、偶然、いま勤めている会社でもPRすることに。めちゃくちゃ嬉しく思っています」

「就活のとき、セレクトショップをある程度受けたのですが、履歴書に同封するスタイリング写真を撮るとき、どうしても着たいナイジェルのジャケットがあって。奮発して、13万くらいしたそれを買いました。面接でも着たくて、でもより気合いを入れたい2次面接まで温めていたら、1次で落ちちゃって……(笑)。そんな思い出もあります」


「このジャケットとパンツは、ナイジェルのリミテッドエディションのもので、英国製にこだわってつくられています。今シーズンの大きな特徴は、ジョージ・マロリーとアンドリュー・アーヴィンといった歴史的登山家から着想を得ていること」

「ジャケットは、アンドリューが着ていたあるジャケットから。パンツは、ジョージが着ていたあるパンツから。別々にインスピレーションを得たものだそうです。だから、セットアップではありますが、それぞれ単体でもすごく使いやすい。そこも、このセットアップをとくに気に入っている理由です」


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青木 万希也 さん
個性派アイテムを織り交ぜながら、ジャンルやトレンドを飛び越えた独自のスタイルが注目を集める。
2.Comme des Garçonsのスーツ

「晴れて専門学校に入って、コム デ ギャルソンに出会ったんです。ギャルソンのことも当時は知らなくて、でも、そもそもゴーシャは川久保 玲が目をつけてドーバーに入れたらしい、なんて聞いて、そこで繋がったというか。自分のなかで答え合わせもできた。ゴーシャって、ギャルソンみたいなブランドからもフィーチャーされる存在で、でも“あの感じ”なんだって。ゴーシャのこともさらに好きになったりして」

「そこから2年間は、ひたすらモード服を掘っていました。で、バスキアがギャルソンのランウェイを裸足で歩いたシーズンがあって、そのイメージにまたやられてしまいました。『僕もバスキアになりたい』って思って買ったのが、この古着のセットアップ(笑)。セットアップを買ったのも、それが初めてでした」

「ジャケットは、かなり位置が低めの2ボタンで、肩パッドもしっかり入っていて、ボリュームがトップに寄っています。それはギャルソンのデザインの特徴でもあると思うんですけど、違和感があって、でも当時の僕にとって、それがイコール特別感だったりしました」


「パンツは、クリース入りの2タック。とくに気に入っているのはふくらはぎのラインで、インポートのいわゆるオーセンティックなスラックスの場合、ここは膨らんで落ちるのが通常なんです。でも、このパンツは真っ直ぐに綺麗なラインを描いていて、それが日本人の体型にもしっくりくるんだと思います」

「セットアップではありますが、日常でよく着てきたのは圧倒的にパンツ単体です。それこそ、アディダス×ゴーシャのスニーカーとの合わせは、スタイリング的にも、自分のなかでの文脈的にもしっくりきて。デイリーな洋服でも、そういう高揚感って、やっぱり大事なんですよね」
3.Comme des Garçonsのスーツ

「毎日ディッキーズ、とは言ったんですけど、それでも仕事でキチンとしなきゃいけないときもあるし、たまに刺激が欲しくなるので、そういうときに、このコム デ ギャルソンのスーツを着ています」


「ここ1年以内に買ったものですが、こういうソフトスーツが欲しくて、それまでいろいろ探して、失敗しまくってきました。80年代のアルマーニとか、ラルフローレンとか、僕は肩幅が狭いなで肩なので、どうしてもサイズが合わないんですよね。なら、やっぱり日本のブランドがいいんじゃないかと思って、それで選んだらイメージにもぴったりでした。髪型も含めて、スーツを着るとちょっと昭和の不良っぽい感じに見えるのもよくて。ちょうど北野武の映画をよく観ていた時期に買ったので、間違いなくそういう影響もあります(笑)」

「ジャケットはボックスシルエットで、パンツはいつものディッキーズくらいの太さ。だいたいいつも合わせるのは、白のボタンダウンシャツ、ニットタイ、USネイビーのサービスシューズ。そこにキャップとかソードチェーンとかを加えて、バランスを取るって感じです」

「これも、さっきの『チープシック』の話でいうと、自分の体型に合わせたスーツをオーダーするのもいいけど、でも古着のなかから苦労してマイサイズを見つけるのが、いまの自分にはよりリアルだし、そういうのが既成服の楽しさだと思います」
4.ユニクロ:シーの
感動ダブルジャケットリラックスフィットと感動バミューダショーツ

話題の「感動」シリーズの実力やいかに!
“ショーツを履きたいけど、子供っぽくはなりたくない”、“セットアップをもっとカジュアルに楽しみたい”と思い、いろいろなブランドをリサーチしていたところ、「ユニクロ:シー」で理想的なジャケットとショーツを発見!

ゲットしたのは、「ユニクロ:シー」の「感動ダブルジャケットリラックスフィット」と「感動バミューダショーツ」。抜群の機能性を誇る「感動シリーズ」を、「ユニクロ:シー」らしくモダンかつ都会的に昇華したジャケットとショーツは、想像以上に活躍してくれます!

「感動」シリーズの機能性はそのままに
「ユニクロ:シー」らしく洗練された印象に
スポーツウェアの機能性を日常着に落とし込み、軽量性とストレッチ性、吸水速乾性、形態安定性などを備えた「感動」シリーズ。中でも大人気の「感動ジャケット」の名前は、皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか? 「ユニクロ:シー」の「感動ダブルジャケットリラックスフィット」は、「感動ジャケット」の機能性はそのまま、ゆったりとしたオーバーサイズのデザインに。



ダブルブレストでクラシックなムードながら、ほどよく肩が落ちたリラックスフィットが今っぽさも演出。スタイリング次第でフォーマルにもカジュアルにも着こなせます。

生地は薄めで、春~夏の羽織りにぴったり。今の時期は冷房対策として会社に置いておくのもおすすめです! ストレッチ性、速乾機能性を備えた生地は想像以上の軽さで、肩が凝る心配がないのも嬉しいポイント。


内ポケットとフラップポケットが付いているので、小物やペン、携帯の収納も可能。デザイン性、機能性共に文句なしで、“これが「感動ジャケット」の実力か…!”とその名前の通り感動しました。

そんな「感動ダブルジャケットリラックスフィット」とセットアップで着用できるのが、こちらの「感動バミューダショーツ」。163cmの私がMサイズを着用すると、ちょうど膝が隠れるくらいの長さです。

ジャケット同様ストレッチ性と速乾機能性を備えた薄い生地は、軽くサラっとしており、夏に嬉しい履き心地!


バミューダショーツ自体初挑戦だったのですが、ストンと落ちるワイドストレートシルエットとセンタープレスが上品な印象で、スラックス感覚で履くことができました。

カラーバリエーションは、今回紹介したDARK GRAY、そしてBLACKとGRAYの3色展開。レディースのアイテムではありますが、メンズが着てもおしゃれに決まりそうです!
夏は白Tをインして涼しげ&きれいめに、秋はフーディを合わせてカジュアルに着こなすのが私のお気に入り。“ショーツを上品に履きたい”そんな人はぜひチェックしてみてください。
メンズノンノ編集
川島
入社4年目。主にファッションやビューティーの記事を担当。蕎麦とトウモロコシの天ぷらが美味しい店をリサーチ中。
「ユニクロ:シー」の“感動セットアップ”は何がそんなにすごいのか? 差がつくジャケット&ショーツはこれ一択![編集者の愛用私物 #210]
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