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ストリートで圧倒的な人気を誇る「ナイキ」のスニーカー。今回はエア ジョーダンなど数多くの名作を展開するバッシュにフォーカス。プレスやスナップ常連メンバーなどオシャレな人が買ってよかった愛用スニーカーをこだわりのコメントとともにチェックして。
ナイキ SBの愛用スニーカー
「Blazer Vanilla Ice」


森中一誠さん/スケーター
栄光からの転落したアーティストからインスパイアされたFALLEN HEROES PACKの1足。その様子を表現するかのように施された、落ちて行くスターの刺繍がポイントだ。赤と水色の組み合わせもキャッチーでめずらしい。


「これも10年ほど前から愛用しているスニーカーです。実はある日スケートボードに使用していたら潰れてしまい…。そのまま年月が立っていましたが、最近ふとネットオークションで発見。即購入した二代目になります。そのくらいこの配色とディテールがお気に入りです」。

ナイキの愛用スニーカー
「AIR JORDAN 4 RETRO OREO」

福田チアキさん/アトモス プレス
「音楽がきっかけで、スニーカーを好きになったところもあります。ロックンローラーたちが履いているヴァンズとかコンバースが格好よく見えて、高校や大学時代によく履いていました。スキニーブームのときは足元をちょっと目立たせたくて、ジョーダンが気になるようになって。当時は1万3千円くらいで買えたんですけど、それでもヴァンズとかコンバースに比べると高かった」

「そのなかでも、このジョーダン 4は2万円弱くらいして、かなり思い切った買い物でした。それだけじゃなくて、サンフランシスコに半年間留学へ行っていた大学時代に買った、思い入れ深い1足。初海外っていうことのワクワクと、しかもスニーカーカルチャー発祥のアメリカだったことも相まって、『これはもう買うしかない!』って発売当日に現地のショップに並んだんです」

「日本では即完だったらしいんですけど、アメリカだとゴールデンサイズが29センチくらいで、現地でいうと子どもと同じくらいの僕のサイズは簡単に買えました」

「でも、黒人たちと一緒にショップに並んでるだけで怖いし、当時は“スニーカー狩り”のニュースもよく耳にしていたので、それにもビクビクしていて、ショッパーに入れて帰るのも危ないんじゃないかと思ってリュックを用意して、買ったらすぐにしまって現地の人みたいな顔して帰りました(笑)」

「いまでも当時の情景は鮮明に覚えていて、このスニーカーもすごく大事に履いています。特別ですね」

atmos プレス
福田チアキ さん
PRやマーケティングを担当。atmosのスニーカーの撮影やクリエイティブ制作にも携わっている。
ナイキの愛用スニーカー
「DUNK HIGH VNTG」


若林優太さん/会社員
1985年頃、バスケットボールのチームカラーに合わせてさまざまなカラーが発売された「ナイキ ダンク」。これは、ユーズド加工されたヴィンテージシリーズとして2008年に復刻したモデル。




「2008年のヴィンテージ加工がされたモデル。スポーティかつクラシカルな雰囲気なので、どんなスタイルにも合わせたくなるマイベーシックの1足です」。
ナイキの愛用スニーカー
「AIR JORDAN 1」


宮崎優也さん/会社員
ナイキとNBAのレジェンド、マイケル・ジョーダンとの契約によって生まれたバスケットボールシューズ。エア ジョーダン1は、シリーズ上、唯一のスウッシュが付くモデルで、他のエア ジョーダンよりも王道のナイキらしさが感じられる。





「ジョーダンといえばAIR JORDAN 1。もう10年以上履いていてクタクタになってきてますが、それも気に入っているポイントです。バッシュってコーディネートに合わせるとすごく浮きがちになるアイテムなんですが、これはモノトーンコーデのときなど上手くなじんでくれます」。

会社員
宮崎優也 さん
古着を駆使したスタイリングが人気。スニーカーはほかにヴァンズを愛用中。
ナイキの愛用スニーカー
「Air Force 1」


井戸向崇羽さん/アパレル店員
1982年にバスケットボールシューズとして登場した「エアフォース1」。当時革新的だった「ナイキ エア」搭載のフォルムはコートを越えてストリートカルチャーに根付き、現在まで定番の名作として愛されている。


「高校生の頃から履いている、かなり愛着のある一足です。白がベースになっているので、合わせる服装を選ばないのがいい。緑の差し色もいいアクセントになってくれます」。


「合わせる服装を選ばないのがいい。緑の差し色もいいアクセントになってくれます」。
ナイキの愛用スニーカー
「AIR JORDAN 1 HI ’85 “BRED”」

福田チアキさん/アトモス プレス
「これは、今年の2月に発売された『エア ジョーダン 1』の復刻です。初代モデルをかなり近いところまで再現したフルレザー仕様で、ジョーダンブランドとしての本気を感じる1足」

「ジョーダンは、スニーカーを好きになったきっかけのひとつでもあります。バスケをやってたとかではなくて、海外のラッパーやファッション好きなんかが好んで履いているイメージを持っていました。いまでもスニーカーの代名詞的存在だし、やっぱり、一番買ってきたスニーカーです」

「スニーカーに本格的にハマったのはわりと遅くて、大学時代にアトモスでバイトしはじめてから。それに、僕はコレクターっていうわけでもなくて、あくまでファッションの一部として履いて楽しんでいるタイプです」

「そんななか、このジョーダン 1に関しては、初めてコレクター的な買い方をした1足なんです。この仕事をしている以上は持っておかないといけない、みたいな使命感に駆られたところもあるし、スニーカーというより、もうほとんどアートだと思っています。だから、紐も通したくなくて。いまのところは、ずっと箱に入れてしまってあります」

atmos プレス
福田チアキ さん
PRやマーケティングを担当。atmosのスニーカーの撮影やクリエイティブ制作にも携わっている。
Photos: Shintaro Yoshimatsu Hareru Miura Ibuki Tamura Composition&Text: Masahiro Kosaka[CORNELL]
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