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25年秋冬のトレンドは「北欧ブランド」。今買うべき神秘的な空気をまとう新作と正解着こなし9選!

25年秋冬のトレンドは「北欧ブランド」。今買うべき神秘的な空気をまとう新作と正解着こなし9選!

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短い夏と、長く薄暗い冬。その特異な気候やカルチャーを背景に、神秘的な空気をまとう北欧発ブランドの勢いが止まらない。欲しい、着たい、を体現する注目ブランドの新作を刮目せよ!

OUR LEGACY
落ち着いたトーンに忍ばせるモード

アワー レガシーのニットベスト

Since:2005
From:Stockholm
Designer:Christopher Nying

ほっこりしがちなニットベストも、アワー レガシーの手にかかればぐっとモダンに。グレイッシュなワントーンで、モヘアの質感やフェード感のある編み地を際立たせた。今っぽいジャストフィットなシルエットもポイント。

アワーレガシー、爆発的人気の理由

今シーズンの新作カーディガンは、モヘアの長い毛足が重なり合うことで生まれる、赤みを帯びたブラウンのグラデーションがお気に入り! シルエットと素材の絶妙なバランスが、他にはない唯一無二の魅力なんです。(ショップ店員・yukiyaさん)

トレンドを取り入れつつも、時代の変化に流されず、独自の世界観を貫いているところがかっこいい! アイコニックなアイテムが秀逸で、「Camion Boot」は気に入りすぎて、ブラックとブラウンの2色持っています。(会社員・杉本遼太さん)

実は小物もいいんです。ベレー帽やチョーカー、ブレスレットを愛用中。控えめでありながら、確かな存在感で普段のコーディネートを格上げしてくれます! (モデル・中島淳志さん)

ベスト¥84,700・シャツ¥49,500・中に着たニット¥64,900・パンツ¥84,700(すべてアワー レガシー)/エドストローム オフィス

 


アワーレガシーのN-2Bをベースにしたフライトジャケット、パーカ&ドローストリングパンツのセットアップ

[右]N-2Bをベースにしたフライトジャケットを現代的なフォルムで新解釈。ショート丈のジャケットに、ワイドなデニムのバランスが現代的。バタフライバックルのベルトもアイキャッチ。

ジャケット¥51,2600・ロンT¥57,200・ジーンズ¥77,000[参考価格]・ベルト¥77,000・スニーカー¥90,200(すべてアワー レガシー)/エドストローム オフィス

 

[左]なめらかで光沢のあるウール地なら、パーカ&ドローストリングパンツのセットアップも華やかで上品。ブラウンのストールや黒のコートを合わせて、ダークトーンの迫力あるレイヤードに。

コート¥169,400・パーカ¥84,700・Tシャツ¥31,900・パンツ¥77,000・ストール¥41,800・ブーツ¥124,300(すべてアワー レガシー)/エドストローム オフィス

 

ROLF EKROTH
ダークでファンタジックな世界観

ROLF EKROTH

Since:2016
From:Helsinki
Designer:Rolf Ekroth

プロのポーカープレーヤーなど異色の経歴を持つデザイナーが打ち出すユニークなラインナップは、フィンランドの風土を体現している。イエローを帯びたブラウンのジャケットやパンツが織りなすワンカラーのスタイリングを、秋冬のコレクションからピック。コントラストを下げたストライプやチェックが、ほの暗いフィンランドの冬を彷彿させる。冬が厳しく長いからこそ太陽を礼賛する気持ちを、キャッチーなキャップに込めた。

ジャケット¥203,500・中に着たボウタイシャツ¥70,400・パンツ¥114,400・キャップ¥45,100(すべてロルフ エクロス)/バウ インク 靴(ディエッメ)¥99,000/ピルグリム サーフ+サプライ 東京

 


ANOTHER ASPECT
スローファッションを体現する、
タイムレスなラインナップ

ANOTHER ASPECT

Since:2019
From:Copenhagen
Designer:Daniel Brøndt, Anders Poulsen, Nicolaj Thomsen

アナザーアスペクト、ものづくりの思考回路

ブランド設立から5年。コペンハーゲンの哲学を体現する服づくりと店づくり

 ヒュッゲ(Hygge)は「人と人の触れ合いから生まれる、温かな居心地のよい雰囲気」という意味を持つデンマークの言葉。日本の人気のセレクトショップにて取り扱われることも増えた「ANOTHER ASPECT」は、そんなライフスタイルとデザイン哲学を柱にするブランドだ。ブランドディレクターで、設立者のひとりであるダニエルに話を聞いた。

「僕らのものづくりは、流行や一時的なトレンドに左右されず“長く続けられる”ことを大切にしているんだ。できるだけ天然でオーガニックな素材を使っていて、主にイタリア、ポルトガルでつくっている。いずれも尊敬してやまない職人技が光る地域。実は一部は日本でもつくっているんだよ。あえて過剰な装飾はせず、北欧のデザイン哲学に基づいて“機能性”と“見た目の美しさ”が両立するよう、意識しながらコレクションを形にしているんだ」

ファウンダー3名の近影

 2年前にコペンハーゲンにオープンした旗艦店はブランドを体現するとともに、訪れた人がそのスピリットを体験できる重要な場所だそう。店舗の存在がなければ、ここまでのブランドの成長は望めなかったという。

「店舗は、ブランドを知ってもらうための大きな窓のような存在。僕らのコレクションはシンプルでミニマルだからこそ、実際に手に取って触れてもらい、ブランドの世界観を感じてもらうことがとても大切。お店に来てもらうきっかけとして、シェフを招いたイベントを開いたり、5周年の記念にはニューヨークのブランド『Colbo』を招いて、彼らの地元の『Scarr’s Pizza』を持ち込んだブロックパーティを開催したり。こうした取り組みが、店舗を中心とする一種のコミュニティづくりにつながっていると思う」


ANOTHER ASPECTのラガーシャツとキャップ

ラガーシャツ¥34,100・キャップ¥13,200(ともにアナザーアスペクト)/コンクリート 

 近年の北欧ファッションシーンへの注目の高まりを、その中心にいるブランドとしてどのように感じているのだろうか?

「コペンハーゲンには規模は小さいけれど活気にあふれたクリエイティブなコミュニティがあって、デザイナー同士や若手シェフとのコラボレーションも盛ん。お互いに助け合いながらも刺激を与え合うことで、街全体のシーンが世界に広がっていったように思う。ファッションやデザインを軸とした共同体概念のようなものが若い世代にはあって、それが追い風になって北欧のファッションシーンを盛り上げているんじゃないかな。僕らは洋服をつくるブランドだけど大切にしているのは服だけでなく雰囲気や空気感。若い世代はスタイルだけでなく、仲間とつながる場や楽しい体験を求めているから。僕らが届けたいのは、まさにそういう“体験”なんだ」

ANOTHER ASPECTのジーンズ

ジーンズ(アナザーアスペクト)¥40,700/コンクリート

 では、次の展望と、ブランドが拡大していく中でも変わらないものとは。

「旗艦店にカフェのスペースがあるんだけど、コペンハーゲンには欠かせないコーヒーのカルチャーと洋服を組み合わせた空間はブランドの核。実はロンドンやニューヨーク進出も今視野に入れていて。やはり店舗という“物理的な拠点”を持つことが極めて重要だと考えているんだ。自分たちのストーリーを最も正確に伝える方法はやはりお店。また、靴のデザインも始めていて、よりトータルなスタイルを提案できるように準備しているよ。さらにウィメンズラインも検討中。すでに現在のお客様の2割は女性。メンズの服を自分のスタイルに取り入れて楽しんでもらっているんだけど、もっとサイズやシルエットを調整した新しいラインを展開できればいいな」

 ダニエルにとって今年初めて日本に訪れた経験と印象が力強く残っている。日本を再訪するプランも進んでいるそう。

「前回の訪問は東京だけだったけど、次は大阪や京都、名古屋など、もっと多くの街にも行ってみたい。日本は本当に美しい国だけどコペンハーゲンからは距離があるのでなかなか行くのが大変。それでも、毎年一度は日本に足を運びたいと思っているんだ。ポップアップやイベントを通してブランドを直接体験してもらえる場をつくりたいな。ブランドを広げるためには、やはり現地での活動がとても大切だと感じているから。来年の訪問を楽しみにしています!」

 


Stockholm Surfboard Club
こんなにハイエンドなサーフブランド、
ほかにない

Stockholm Surfboard Club

Since:2019
From:Stockholm
Designer:Manne Glad

サーフボードカルチャーを彷彿させるポップなカラーを、よりエレガントでモダンなデザインに落とし込んだ「ストックホルム サーフボード クラブ」。サーフボードシェイパーとして活動していたグラッド氏が、ファッションとサーフカルチャーの融合をめざして立ち上げたブランド。秋冬は毛足の長いニットをプッシュしていて、どれも1点投入するだけでスタイリングが華やぐ逸品。ニットキャップやストールだけでなく、トラックパンツも実はサイドのラインがモヘアになっている!

ニット¥73,700・パンツ¥67,100・帽子¥28,600・マフラー¥31,900(すべてストックホルム サーフボード クラブ)/エドストローム オフィス 靴/スタイリスト私物

 

SUNFLOWER
カジュアルウェアとテーラリングの超融合!

SUNFLOWER

Since:2018
From:Copenhagen
Designer:Ulrik Pedersen

一見するとラフなアイテムも、どこかに洗練されたムードを感じさせる。それが「サンフラワー」の持ち味。実は上質な素材と伝統的なテーラリングに裏打ちされたデザインで、シンプルなデニムジャケットやショーツもシャープなシルエットで楽しめる。いずれもオーガニックコットンを使用し、柔らかな風合いも魅力だ。インにさりげなく重ねたグレーのチェックシャツはカシミヤ混。軽くあたたかな1着は、これからの季節に活躍必至。

ジャケット¥61,600・ショーツ¥36,300・シャツ¥45,100(すべてサンフラワー)/キクノブ トウキョウ Tシャツ¥20,900/ユース オブ ザ ウォーター 靴(ジョンリー)¥61,600/オン・トーキョー ショールーム ソックス/スタイリスト私物

 


KARHU
ニュアンスカラー×ローテクの
先駆け的ブランド

KARHU

Since:1916
From:Helsinki
Designer:Unknown

1920年代にオリンピック選手が愛用していた歴史を持つ老舗スポーツブランド。ランニングシューズとしての機能性に加え、ブランドを象徴するスモーキーなトーンのカラーパレットで、パンツとの色なじみもいい。デイリーユースに最適な1足だ。

スニーカー(カルフ)¥23,100/シードコーポレーション ジーンズ(ユハ)¥75,900/スタジオ ファブワーク

 

CMMN SWDN
カニエ・ウェストが認めた
デザイナーが手がける

CMMN SWDNのボウタイシャツと微フレアのスラックス

Since:2012
From:Malmö
Designer:Saif Bakir, Emma Hedlund Bakir

魚の鱗のような光沢が異質な存在感を放つ、スパンコールでコーティングされたロング丈のボウタイシャツと微フレアのスラックス。設立者のデザイナー夫妻は、スウェーデンのクラシックなテーラリングと、2人が出会ったロンドンのカルチャーをバックボーンに、見慣れたアイテムを独自の目線で再構築した。コーディネートの主役になるアイテムの宝庫だ!

シャツ¥74,800・パンツ¥69,300[ともに参考価格]/コモン スウェーデン

 


KINRADEN
建築家兼デザイナーのサーラは
日本建築に精通!

KINRADENのジュエリー

Since:2014
From:Copenhagen
Designer:Sarah Emilie Müllertz

人・動物・自然のつながりを大切にしたいというデザイナーの意思を構築的なフォルムに落とし込んだジュエリーブランド。北欧のサステナブルな精神に根差し、リサイクル素材にこだわっていて、リングにはめ込まれたウッドも斬新だ。

リング[人さし指]¥60,500・[薬指]¥48,420・[小指]¥110,000・バングル¥138,600・ブレスレット¥85,800(すべてキンレイデン)/ヒューゴ

 

Séfr
“上質なベーシック”のさらにその先へ

Séfrのチェスターフィールドコート

Since:2016
From:Malmö
Designer:Per Fredrikson and Sinah Abi

定番のチェスターフィールドコートはスーパーロング丈&ピークドラペル、ストレートのブルージーンズもカットオフ風のフリンジがアクセントに……と、とにかくベーシックなアイテムをモダンかつエッジィに解釈する「セファー」。ブランドのカラーが色濃く打ち出された逸品が今季はめじろ押しだ。ベーシックなんて味気ないと思う人にこそ手に取ってほしいラインナップ。長く愛せるという北欧らしい哲学はもちろん、この“さりげないのに確かにエッジィ”な姿勢が、今僕らを熱狂させる何よりの理由。

コート¥174,900・Tシャツ¥24,200・ジーンズ¥77,000・ベルト¥36,300・ブーツ¥111,000(すべてセファー)/サカス ピーアール

 

Photos:Ryunosuke Kanaya Hair:KIRI at so it goes. Stylist:Masashi Sho Interview:Tatsuo Hino Models:Ryoto Shisaka Tone Kaiya Yudai Toyoda[They are MEN’S NON-NO models]

中村

中村

メンズノンノ編集部

ハイブランドからコスパアイテムまで、ファッションとカルチャー企画を担当。服を買うときは直観重視で、色や柄、素材にぐっとくるポイントがあると即決! ジュエリーと靴と猫とコーヒーが好き。

黒川

黒川

2025年入社の新米編集者。大学では書道パフォーマンスに打ち込み、日本語の美しさを実感。誤字脱字のない編集者を目指して精進中。

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