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「レザー=タフな男のウェア」って、いつの時代の話? 今やレザーは大人のエレガンス。今季は特に軽やかで現代的なデザインが増え、秋冬のレイヤリングにも絶好のアクセント!着こなしだってこれまでになく自由。新しい気分を楽しみたい。まずは、次世代を担う注目の俳優のスタイルから。
中沢元紀
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レザーに彩りを添えると
自分らしく着られる

2005年春夏シーズンに展開した、フランク リーダーのレザージャケットをライダース風にアレンジ。ストイックな黒レザーと相反する色柄で遊ぶと、こんなにもポップでフレッシュなムードに仕上がる。

質実剛健なレザーのイメージを払拭する、軽くて柔らかいシープスキン素材のジャケットを主役に、全身深いグリーンでコーディネート。あえて裏返しに着用したテーラードジャケットや、ベロア素材のトラックスーツと合わせることで、ソフトどころか脱力感すら感じる装いに。
Nakazawa’s comment
「レザーって渋い男が着るイメージがあったんですが、こんなにポップに着こなせるものなんですね。今日の装いは新鮮な発見だらけです。またグリーンは、不思議な縁のある色。TBS系日曜劇場『下剋上球児』(2023年放送)で袖を通した野球のユニフォームも、ドラマNEXT『ひだまりが聴こえる』の衣装も、事務所主催の運動会のチームカラーも、すべてグリーン。どれも今日着たような深いトーンで、今では好きな色のひとつになっています。今年12月に公開する映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』ではレザーパンツをはいてアクションに挑戦しています。当然、重くて、動きにくかったのですが、今日のレザージャケットはゆとりがあってすごく快適。レザーの印象がガラッと変わりました」
Photos:Naoya Matsumoto Hair&Make-up:Taro Yoshida[W] Stylist:Michio Hayashi Model:Motoki Nakazawa Composition&Text:Keiichiro Miyata
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