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大人気芸人が豪華競演。漫才に欠かせないセンターマイク(サンパチマイク)とともに日々様々な舞台に立つ彼らが、最高の相棒を身につけて登壇する!
バイク川崎バイク

『サンパチマイクと腕時計』
8時19分を見るとテンションがあがってしまうでおなじみ、BKBことバイク川崎バイクです。手首に巻きつける時計でおなじみ「腕時計」なるものを初めてつけたのは、確か高校生の頃。
当初、手首に時計を四六時中巻きつけることに、ものすごく違和感があったのを覚えている(時計の話で四六時中とか言うとややこしいですね)。手首の違和感を気にしながらも、その違和感の根源で、時刻も気にする妙な感覚。それが数日もすれば慣れ、秒単位で腕時計に順応していった記憶がある(秒単位とか言うとまたややこしかったですね)。
そして現在─変わらず僕は、サンパチマイクの前に立ちながら腕時計を手首に巻き続けている。ネタを披露するあらゆる場面では、決められたネタ尺がある。ここで必要かつ重要なのが腕時計。僕はブンブンヒィアヒィア言っていると時間経過が割とわからなくなる。なのでネタ後半に「もう終わるよ! 楽しかった! こっちはね!」と、腕時計を見るセリフを入れ、その残り時間で尺を調整する。余談だが「ピッ」とストップウォッチを押して舞台に飛び出し、ネタ終わり息を切らせながら「ピッ」と止めていると「マラソン選手みたいなムーブ」と言われたことがある。ピン芸人は己で計るしかないので仕方がない。
─ふと気になった。コンビはどんな感じなのだろう。周りの漫才コンビたちに尋ねてみると、腕時計をつけていたのは、圧倒的にツッコミに多かった。「ツッコミは時間がきたら“もうええわ”と漫才を終わらせる人」だから。「ボケはふざけ続ける人」なので、時間に縛られる必要がない。
某ツッコミ芸人はネタ中に「なんでやねん!って、相方の肩を、腕時計のある手ではたきながら時間を見る」とのこと。名人芸。別の某ツッコミ芸人は「相方が遠くで暴れてるときに、お客さんがそっちに集中してる瞬間チラ見する」と、もはやマジシャンの視線誘導のやり口。ともあれ、サンパチマイクと腕時計は切っても切れない関係性だということが再確認できた。
最後に─サンパチマイクってB(バリ)K(声)をB(ビッグ)にしてくれるし、腕時計ってB(秒針)をK(刻み続ける)B(物体)ですよね。ヒィア。

CASIO
G-SHOCK MRG-B5000R-1JR
愛用者の多いG-SHOCK、その最上級ライン「MR-G」シリーズは、一度味わうとやみつきに。一見したときのアイコニックな佇まいはそのままに、素材と構造には大きな違いが。ベゼルトップには純チタンの約4倍の硬度といわれる「コバリオン」を、ケースやベゼルには高硬度の「64チタン」を採用。軽さと堅牢さに加えて独特な光沢もポイントだ。さらにフッ素ラバー製のソフトバンドで、快適なつけ心地まで叶う。ダイヤルのゴールドのサークルラインも大人っぽく、スマホとも楽々連携。まさに理想の相棒と呼べる1本!
Photos:Arata Suzukigo relax E more Hair:hirokazu endo[ota office](for NEW YORK, OZWALD, TOKYO HOTEISON, NIGHTINGALE DANCE, BIKE KAWASAKI BIKE) Hair&Make-up:MEI[W](for NAYUTA) Moeka Hikida(for NAYUTA) Stylist:Takeshi Toyoshima

中村
メンズノンノ編集部
ハイブランドからコスパアイテムまで、ファッションとカルチャー企画を担当。服を買うときは直観重視で、色や柄、素材にぐっとくるポイントがあると即決! ジュエリーと靴と猫とコーヒーが好き。
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