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この秋はアウトドアを彷彿させる素材やディテールのアイテムが豊作だが、モードなアプローチで楽しみたい。本人も山が好きという専属モデル・栄莉弥がまとう、プレイフルでパワフルなアウトドアの新解釈。
栄莉弥
INTO THE WILD

武骨なダック地のアウターは、深いグリーンならムードたっぷり。鮮やかな黄緑のシェルを首もとからちらっとのぞかせて、同系色の中にもコントラストをきかせるのがミソ。パワフルなだけじゃない、華やかさまで欲張るのが今季のアウトドアミックス!

ダンガリー生地で作られることが多いウエスタンシャツも、シャカシャカした質感のナイロン地だと軽快な雰囲気に。タックインや袖をまくってできるシワもアクティブな素材ならでは。ドローストリングのチェックパンツは、ワイドなシルエットの迫力とリラックス感が好バランスだ。いずれも、デザイナー・阿部潤一氏によるラストコレクションとなったkolorの新作。

今シーズン欠かせないフィールドジャケット。普段よく見かけるのはカーキやベージュだが、思い切りビビッドなグリーンが新鮮だ。ハリのあるアウターにしなやかなフリースのパンツを合わせて、ワンカラーの着こなしの中にも、質感のメリハリを加えた。

ありそうでなかった、シェル素材のスモック。裾や衿もとにはドローコードがついているのでシルエットをアレンジするのも楽しい。ラフな素材とムードのあるブラウンの組み合わせというのも新鮮だ。アイボリーのパンツはスキーウェア。シンプルなデザインは街ではくのもおすすめだ。パワフルさと繊細さを織り交ぜたスタイルで、どこまでも進む。
Photos:Tomoaki Shimoyama Hair:HORI[BE NATURAL] Stylist:So Matsukawa Model:Eriya[MEN’S NON-NO model]
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