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オシャレな人たちの間で大人気の「ニューバランス」のスニーカー。中でも圧倒的な支持を集めるのが定番の“大人グレー”だ。プレスやエディターなど服好き12人の買ってよかった愛用モデルを、こだわりコメントとともにお届け!
1.ニューバランスの愛用スニーカー
M991 GL

2001年に発売。ハイテク感のあるデザインにシフト。前足部のアブゾーブがビジブル仕様になっている。


「ニューバランスはあまり履いてこなかったのですが、初めて買ったのがこのモデルで思い入れがあります。USモデルではなく、UKモデルならではのディテールのスタイリッシュさがお気に入りポイント。今ではしっかりヘビーユーザーです(笑)」。





2.ニューバランスの愛用スニーカー
991 ANI

先日の記事で、ニューバランスはアメリカ製の「992」か「993」派! と宣言しておきながら、本日紹介するのはイギリス製の「991」というモデル。早速言っていることがだいぶ変わっていますが、ひとめぼれしてついつい手が伸びてしまったので許してください(笑)。

僕がニューバランスのスニーカーを好きなポイントのひとつが、スエード素材の使い方。メッシュ部分との組み合わせや全体のデザイン、色のチョイスなどによって、スエードの”いなたさ”がうまく生かされているところがたまらなくて…!

が、このスニーカーには用いられているのはそんなスエードではなく、僕が持っていなかったヌバックレザー。これまでは、キレイめな印象にになりすぎてしまうイメージがあり、ヌバックレザー素材のモデルには手を出せずにいました。ただこちらは、ベージュとブラウンの中間のような絶妙な色味によって、僕がニューバランスに求める”いなたさ”が十分に出ているような気がして、すごく惹かれたんです。さらには、ヌバックレザーが元々もつ品の良さまでがプラスされているように思います。

加えて購入の後押しになったのが、こちらが「991」の発売20周年を記念して2021年に発売された、アニバーサリーモデルだということ。ヒールをよく見てみると、通常モデルでは「991」と刺繍されるはずの部分が、最初にこのモデルが発売された年である「2001」という数字に! こういう、「自分だけがわかればいい」みたいなこだわりって、購入意欲をくすぐりますよね。

また、タンの刺繍やシューレース、Nロゴがネイビーなところも、ネイビーの服ばかり着る僕にはスニーカーと服がなじみやすくてうれしい。
新たにヌバックレザーモデルの魅力を知ってしまったいま、また違ったニューバランス沼に足を踏み入れた気がして、うれしいような恐ろしいような…という気持ちです(笑)。

メンズノンノ編集
山口 朗
最近、他部署から編集部に仲間入り。スニーカー好きでいま所有しているのは25足ほど。レアモデルでもガシガシ履くのがポリシー。
3.ニューバランスの愛用スニーカー 550


「タイトなサイズ感のボトムを合わせて、定番グレーとボリューム感を際立たせたい!」。ブランドならではのグレーで彩られた、足なじみのいいレザーアッパーがポイント。

4.ニューバランスの愛用スニーカーMT580ADB


「トレイルランニングモデルの先駆けとして人気の580からヴィンテージカラーのモデルが登場。ソールの厚みは安定感があるのはもちろん、スタイルアップ効果も」。
5-7.ニューバランスの愛用スニーカー
574 / 2002R


「ニューバランスと出会ったのは中学時代。友達のお兄ちゃんがかっこいいトレイルランニングのシューズを履いていて、それに憧れた当時の僕が、ブルーの574を買ったのが始まりでした。それから少しずつニューバランスのスニーカーを集めるようになり、こうして今も様々なモデルを履いています。丸みを帯びたレトロなムード漂う500番台や、やや細身のフォルムで現代的な作りの900番台など、コーディネートによって履き分けています」







オコジック デザイナー
YUYA さん
ニューバランスの名品からレアモデルまで多数保有するスニーカーフリーク。
8.ニューバランスの愛用スニーカー 993

数足持っているニューバランスの中から、今回はグレーの「993」を紹介します。


2008年にオリジナルモデルが発売されたニューバランス「993」は、前作である991と992の機能性やデザイン要素を統合して制作されています。アッパーのレザーとスエードとメッシュのバランスが絶妙で、この普通の運動靴っぽくて、おじさんが履いていそうな“いなたさ”がたまりません(笑)

現在は復刻され、何度か再販もしていますが、僕が購入した3〜4年前はインポート品を扱うお店などでデットストックを買うか、古着のものを買うかの2択くらいしかなくて、これも地元のアメリカで買い付けをしている古着屋でデットストックを見つけて購入しました。

もし公式で購入できたら安心ですしそうしていたかもしれませんが、こうやって古着屋で買うのも付加価値があっていい。その古着屋の店主から買い付け時のエピソードを聞いたりして、より大事に履いていきたいと感じるものです。


メンズノンノウェブ編集
蝦名一樹
メンズノンノウェブのスニーカー連載や不定期のファッション特集、最新のファッションニュースなど、主にファッション記事を担当。
9.ニューバランスの愛用スニーカー
ML2002RA

ニューバランスのML2002R。
2010年に登場した「MR2002」を、Nergy(エナジー)、ABZORB(アブゾーブ)といったテクノロジーとともにアップデートした「ML2002R」。確か3年くらい前に入手して、今も週に1度はしっかり出番があります。

実はこれ、自分で見つけたのではなくて、「丸山さんは絶対これ履いたほうがいいから今すぐ買って。仕事終わりではダメ! ライトナウ! 今すぐ!」と突然友人からLINEをもらって、言われるがまま購入したスニーカーなんです。
なんておせっかいな友人なんだ!と、普通は思いますよね。とんでもない。しばらく履いてみて私はその友人に心から感謝することになります。なんせ一時期は週4くらいで履いていたから!

まずはなんと言っても機能性。テクノロジーの詰まったソールユニット。疲れる靴はどんなに素敵でもすぐ履かなくなる私が、喜んで毎日足を通すのは究極に「快適」だから。原宿駅から表参道駅まで荷物持って2往復させられても、飛び乗った新幹線が満席で名古屋までずっと立ちっぱなしでも、きっと機嫌を損ねることはない。マジでストレスがないんです。
ニューバランスのハイスペックソールの実力を、これまでで一番実感しています。

そして見た目。そこそこにテックですが、いい意味でシュッとしすぎない愛嬌があり、ベーシックすぎなくてほどよいアクセントにもなるし、私にとってバランスのいいデザイン。グレーはグレーでも、ちょっとカーキを感じるこのトーンもお気に入り。

上質なヌバックのテクスチャーのおかげか、おじさんが履いても決して若作りに転びません(最高にありがたい)。
ほかの靴が履けなくなる…とまでは言いませんが(ほかのも履きたいので)、ついそういう誉め言葉を口にしたくなる大事な相棒です。
10.ニューバランスの愛用スニーカー
998

ファッションの目覚め=ハイテクスニーカーブームだったもので、中学からずーっと、きれいめな格好にあえてゴリゴリのハイテクスニーカーを合わせるのがマイ定番スタイルでした。

確かアラサーになったくらいの時に、そろそろ大人っぽいスニーカーを1足くらい持っていてもイイのではないかと思い立ち、新宿のビームス(現ビームス ジャパン)の地下1階にスニーカーを物色しに。そこで輝いていたのが、この「ニューバランス 998」です!

ハイテクとローテクのちょうど中間くらいのルックスにひと目惚れ。そして実際に履いてみると「ABZORB(アブゾーブ)」を初めて搭載したという履き心地は格別で、幅が狭めのスマートなルックスも気に入りました。当時、「ニューバランスがイイらしい」というウワサを耳にしていたのでなんとなく気になっていたのですが、「ここまでか!」と衝撃を受けたことを覚えています。

それ以来、ニューバランスにハマってしまいまして、今では8足ほど持っています。自分でも引くくらい急速なハイテクスニーカー離れ(笑)。

Made in USAというのも何だか惹かれますよね。久しぶりにガンガン履こうかなと思ってます。

メンズノンノウェブ副編集長
楊井
メンズノンノ編集部に15年以上在籍。「お買い得」アイテムが大好きで、通販サイトなどで毎日のように物色しては、トライ&エラーを繰り返している。休日は意外とアウトドア派で汗をかくのが好き。
11.ニューバランスの愛用スニーカー
M2002RMI



「昔からこのモデルが大好きで、日本で取り扱いがないときから古着屋などで探して、サイズが合えば即買いしていました。ニューバランス特有のボリューム感は残しつつ、アッパーはすっきりしていて、手持ちの服とも合わせやすいです。着脱も楽なので、朝急いでるときや困ったときには必ず頼っています」
12.ニューバランスの愛用スニーカー
M2002RMI

「数年前から日本未展開のニューバランスのミュールをずっと狙っていたのですがゲットできず…。偶然取り扱い情報を目撃し、すぐに店舗に電話して買いに向かったのが『2002R』をアレンジしたモデル。念願だったのでその場で同じカラーを2足購入し、後で別カラーも1足ゲットしました(笑)」。
Photos:Ryuta Seki Yoshio Kato Yuichi SugitaIbuki Tamura Text:Wakako Matsukura
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