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僕らのワードローブに欠かせないアイテムである“ジーンズ”。服のプロは2025年春夏新作のジーンズをどう穿きこなす? スタイリストの瓜坂拓海さんに教えてもらったジーンズとシューズのベストな組み合わせをまとめてお届けする。
1.Levi’s®
578™ BAGGY

はき古した雰囲気が出せるTINT加工を施した1本。普段使われていない色のリベットやジッパーなど、さりげないこだわりが詰まっているのも特徴。ルーズシルエットで少しテーパードをきかせており、上品なストリートスタイルにもマッチする。
ジーンズとシューズどう合わせる?
Levi’s® × PUMA

「ユーズド加工が施されたリーバイス®のジーンズに、品のある木型から作られたトゥモローランドの別注のプーマ『SUEDE』を合わせることで、野暮ったい印象にならないよう上品なストリートスタイルにまとめました」。





2.Carhartt WIP
DOUBLE KNEE PANT

ブランドが誇る代表的なアイテムと言っても過言ではないダブルニーパンツのデニムバージョン。リサイズなどを施していない昔ながらのきれいなラインで、タフな生地感とワイドなシルエットが特徴。耐久性に加え、はきやすさも抜群の1本。
ジーンズとシューズどう合わせる?
Carhartt WIP × Salomon

「イタリアのユニフォーム・ワークウェアブランド、GR10Kとサロモンのコラボレーションモデルを合わせて、カーハート WIPの代表的なダブルニーが持つ無骨さを残しつつも、洗練された印象になるようにしました」。





3.CIOTA
Painter Pants

人気モデルに新色のブラックが登場。重厚感のあるブラックは11.5ozの軽い生機を使用することで、重くなりすぎずコーディネートに取り入れやすいのが魅力。はき込むほどに風合いも出るので経年変化も楽しめる。サイドのディテールもアクセントにいい。
ジーンズとシューズどう合わせる?
CIOTA × VANS

「程よくテーパードのきいたシオタのパンツ。足もとはスッキリ収まるようにヴァンズのオーセンティックをチョイス。重厚感のあるブラックデニムに、スニーカーのスウェードのえんじ色を差しました」。





4.Gap
Ultrasoft ’90s Loosefit Denim

Gapのルーズストレートシルエットのジーンズ。一度、黒に染めて色を落としているからこそ出るヴィンテージ感がポイント。Gap史上、最も柔らかく心地のよいデニム素材を使用しており、ストレスなくはける。
ジーンズとシューズどう合わせる?
Gap × paraboot

「ゆったりめのサンドカラーのジーンズに、パラブーツのデッキシューズを合わせて、大人でクリーンな印象に。薄着の春夏シーンズでも品のあるスタイルを叶えられます」。





5.FARAH
Maximum Wide Straight Pants

春夏にぴったりな白T1枚でもサマになるブルーのバギーデニムパンツ。ワイドなボリューム感は、トレンドの着丈の短いトップスに合わせても◯。
ジーンズとシューズどう合わせる?
FARAH × NIKE

「パンツのシルエットがきれいなので、アイスウォッシュの色味を活かし、ストリート感が出るようにナイキのエア フマラを合わせました。ナイキのスニーカーって意外と合わせるのが難しかったりします。そんなときは同系色で組み合わせてなじませて履くのがおすすめです」。





6.PARANOID
Tatami Baggy Denim

“妄想”や“被害妄想”といった意味を持つブランド名を表現した個性派。ポケットやパッチ、裾などに畳のようなディテールを採用しデザイン性と耐久性を両立。黒のデニムにオーバーダイで着色してからウォッシュ加工を施した風合いも独特で面白い。
ジーンズとシューズどう合わせる?
PARANOID × Timberland

「パラノイドのバギーデニムに足もともボリュームのあるティンバーランドのブーツをセレクトして、パンツのシルエットがより綺麗に見えるように意識しました」。





Photos:Yuichi Sugita Stylist:Takumi Urisaka
Composition&Text:Kazuki Ebina
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