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“地球を救うためのビジネス”を展開するアウトドア企業「パタゴニア」から、いま買えばまだまだ肌寒さのある梅雨時期まで使える名作ジャケットをピックアップ。各スタッフによるリコメンドコメントもチェックして。
1.パタゴニア
メンズ・トレントシェル 3L・レイン・ジャケット

シンプルなデザインが魅力のトレントシェル 3L・レイン・ジャケット。レギュラー・フィットで上がタイトでボトムがワイドなAラインコーディネートにもハマる。防水性と耐久性も備えており、これからの梅雨の時期にもぴったりだ。フードとウエストにはドローコードがあり自分好みに調節できるのもうれしいポイント。


2.パタゴニア
メンズ・ウインドスウィープ・ジャケット

素材が異なると同じブラック表記でもこんなにも印象が変わる。そんなウインドスウィープ・ジャケットは、パタゴニアを代表するウインドブレーカー、フーディニ・ジャケットを天然素材で作ったもの。軽量かつパッカブル仕様になっており、コンパクトに収納可能でさまざまなシーンで活躍する。ブランドロゴも同色で施されており、よりミニマルな印象だ。



パタゴニアでおなじみのフーディニ・ジャケットを、軽量な天然繊維でアップデートしたジャケット。オーガニックコットン100%のリップストップは、引っ掻きや破れ、摩擦に強く、敢えてPFASを使用せずに製造したDWR(耐久性はっ水)加工済み。小雨や風から体を守ってくれる機能性と、ナチュラルな風合いの両方を両立した。

DWR(耐久性はっ水)加工を施したオーガニックコットン100%のリップストップは、柔らかくもさらりと紙のような肌ざわりが特徴的。同色のロゴ刺繍もアクセントに。
▼ロジャースさん (PR&コミュニケーションズ)
「フーディニジャケットに比べて、身幅に少しゆとを持たせているので、着るとリラックス感がありレイヤリングもしやすいです。オーガニックコットン100%で作られているので、肌当たりもとても気持ち良い一枚です。3枚パネル構造のフード。コードで調節することで風を遮断、視界もしっかり確保できるなど、機能性も充実しています」。
3.パタゴニアの
ファンホッガーズ・アノラック

色鮮やかなパターンとコットンを組み合わせることで、ヴィンテージライクな雰囲気に仕上がったアノラックパーカ。生地にコットン・イン・コンバージョン(移行期間中のコットン)100%を採用。フロントに配置した4つのスナップボタンで開閉でき、フルジップパーカやフーディーとは一味違ったこだわりを創出。Tシャツなど、トップスの上からラフにかぶるだけでこなれた着こなしに。

フロントには通称カンガルーポケットとも呼ばれる大きなマースピアル型のポケットを採用。ジッパー式になっており、貴重品プラスαの荷物を手軽に持ち運べる。

マースピアル型ポケットの両サイドにスリットポケットを完備しており、指先を温めるのにも最適。
▼中村さん (マーチャンダイジング部)
「パタゴニアでは伝統的なアノラックスタイルのプルオーバー。1970~80年代のパタゴニア創設初期、主にレインウェア等に採用されていたナイロン製のアノラックスタイルをデザインソースに、日常着として着用しやすいコットン素材で仕上げたヘリテージモデルです。柄は、2025年春夏のテキスタイルの中でも、一際目を引く“Quilty Fitz”。異なるカラーを繊細に多色使いした幾何学模様は、自然界に共存する動植物の互恵をダイナミックに表現しています」。
3.パタゴニアの
ライトウェイト・ワックスド・コットン・ジャケット

オーガニックコットンのリップストップにワックス加工を施すことで雨、雪、みぞれ、雹(ひょう)にも耐えるタフさを実現。周辺の気温によってしなやかさが変化するワックスは、暖かい場所ではやわらかく通気性が上がり、寒くなると硬質になることで防風性がアップする。3パネル構造のフードにラグランスリーブ、スナップ留めのフロントポケットなど、クラシカルな要素で構築したパーカジャケットは、タイムレスなデザインが親しみやすく、着回し力も抜群だ。

左胸におなじみフィッツ・ロイの稜線がモチーフになったブランドロゴを配置。表地に使われているワックスは、食品産業で廃棄された原料を再利用して作られたハレー・スティーブンソンズ社のエバーワックス・オリーブ(植物由来のワックス)を使用している。

ワックス加工を施しているので洗濯機や乾燥機、石鹸や洗剤も使用不可。ドライクリーニングやアイロンも同様で、汚れた部分は冷水をつけた生地で拭き取りが◎。

フロントファスナーの内側に貴重品を持ち運べるジッパー式ポケットが完備。裏地はヘンプとオーガニックコットンで作られた、薄手で軽く、保温性に優れたモスリンを採用。

伸縮性のあるゴムで絞られた袖口が冷気の侵入をブロック。防寒性を高めている。
▼本橋さん (マーケティング)
「ワックスド・コットン・シリーズに、今年から軽量でより着回しやすいライトウェイト・バージョンが新登場しました。ライフ・アウトドアーズの製品では、石油由来の化学繊維からオーガニック・コットンやヘンプなど天然素材への転換を少しずつ図っています。正しいメンテナンスをしながら永く使うほど個性が出てくる製品なので、愛用者によってどんなストーリーが詰まった一着になるのかワクワクします」。
4.パタゴニアの
メンズ・ノマダー・フーディ・ジャケット

名前にある通り「ノマド(放浪)」をコンセプトにデザインされたフーディジャケット。生地にはオーガニックコットンとリサイクル・ナイロン、ポリウレタンを使用。速乾性と快適な着心地を備えながら、自宅で手軽にケアできる万能アイテムとして、日常はもちろん、旅行や出張など、幅広いシーンで活躍する。

素朴な風合いの平織り生地にパタゴニアのブランドロゴが映え、ヴィンテージアイテムのような趣きに。

フードのコードに取り付けられたコードストッパーは、肌あたりのソフトなパーツを使用。

上と横の両方からアクセスできるスナップ留めポケットを採用。手を暖めたり、小物の持ち運びに重宝する。
▼本橋さん (マーケティング)
「春先から梅雨頃など、季節の変わり目に活躍してくれる軽量なアウターです。適度な伸縮性もあり、体を締め付けることなく重ね着や動きやすさを実現します。3枚パネル構造のフードはドローコードで調節可能で、袖口は温かさを封じ込める伸縮性のあるデザインです」。
ーオススメするのは

パタゴニア日本支社 マーチャンダイジング
中村 廉 さん
セレクトショップに勤務していた前職時代、洋服・古着に関する歴史や文化を深掘りするうちに、1970年代のバックパッキングカルチャーと出会い、海外のロングトレイルを放浪する旅へ。2019年 パタゴニアに入社後、パタゴニア東京・渋谷ストア勤務を経て、現在はマーチャンダイジングに勤務。
問い合わせ先
パタゴニア日本支社 カスタマーサービス
0800-8887-447
https://www.patagonia.jp/home/
問い合わせ先
パタゴニア日本支社 カスタマーサービス
0800-8887-447
https://www.patagonia.jp/home/
Photos:Yuichi Sugita Stylist:Yuta Fukazawa Text:Wakako Matsukura
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