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名作と呼ばれるタイムレスなアイテムから、遊び心あふれる個性派、注目の新作モデルまで、選ぶ楽しさを詰め込んだ時計特集。クラシックで洗練されたデザイン、現代的なアクセ感覚の一本、機能性とレトロ感が融合したモデルなど、多彩な選択肢が手もとを彩ります。どれを選んでも、きっと“おいしい”二択になること間違いなし!
いま買うべき腕時計8選
A. カルティエの〈タンク アメリカン〉
時計界の小さい巨人と呼ぶにふさわしいロングセラーアイテム「タンク」は、イヴ・サンローランやアンディ・ウォーホルも愛用した名作。「タンク アメリカン」は特に現代的。目盛りやローマ数字の直線的なグラフィックと、四角くも柔らかなケースの好バランスは健在。
B. ジャガー・ルクルトの〈レベルソ・クラシック・ラージ・スモールセコンド〉
表裏それぞれに文字盤を配した反転式時計として1931年に誕生した「レベルソ」もまたレクタングルウォッチのお手本と評され、不動の地位を築いている。美しさを象徴するのがケースデザイン。こだわりの縦幅:横幅=1.618:1の設計は、シルバー×革ベルトのアイコンモデルにも継承された。
A. ポストオーバーオールズの〈ポスト ラッキー ウォッチ〉
小さい文字盤と、さらに極小のスモールセコンドを組み合わせた「ポスト ラッキー ウォッチ」は、もはやケースよりもバンド部分が主役。手もとをさりげなく飾れるよう、エクステンション式のメタルバンドには、ギラギラして見えないマット塗装が施された。替えのナイロンバンド付き。
B. ラーヴィの〈SGK001〉
中国発の「ラーヴィ」の"ゆがんだ時計"は、今世界中のインフルエンサーが飛びつく話題作。時刻の視認性をキープしたまま腕につけたときのインパクトを重視した、まさにアクセ感覚のデザイン。今年発売したブランド初のデジタルウォッチは、90年代を彷彿とさせるムード。きっと大人たちも二度見する。
A. エムアンドコーの〈ウォッチ ファイブ オクロック〉
人生の時間の使い道は大きく2つある。仕事かそれ以外か。そんなふうに生き方までシンプルにしてくれる哲学的な時計が、N.Y.のデザイン会社、エムアンドコーが手がける「ウォッチ ファイブ オクロック」。文字盤は「5」のみ記され、起床時間からアフター5へのカウントダウンが始まる。
B.モンディーンの〈クラシック ピュア 36mm〉
高級時計の聖地スイスで全国の駅舎に設置されているモンディーンの時計。その駅舎時計を腕時計サイズにしたのが、「クラシック ピュア 36mm」。公共の場にふさわしい、シンプルかつ誰もが見やすい文字盤で、カチカチと小さく音をたてながら軽快なリズムを刻む。
A. タイメックスの〈クラシックデジタル〉
80年代後半に登場し、"角デジ"の愛称で親しまれるロングセラー。アメリカのスケートボードシーンで人気に火がつき世界中に広まった、軽くてガシガシ使えるケースデザインはデビュー当時のまま。暗がりでも時刻を確認できるよう内蔵されたライトやアラームなど、今となってはレトロに感じる機能も新鮮。
B. ハミルトンの〈PSR デジタルクォーツ〉
元祖デジタルウォッチ「ハミルトン パルサー」が原型。1970年のデビュー当時、世はSF映画全盛&スーパーカーブーム。そんな時代を反映するフューチャリスティックなデザイン。しばらく廃番となっていたが、2020年に復刻し、より明るいLEDライトにアップデートされた。
Photos:Kiyotaka Hamamura Stylist:Shuhei Yoshida Composition & Text:Keiichiro Miyata
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