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ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)が、ブランドのシグネチャーであるレザーの編み込み「イントレチャート」の50周年を記念したキャンペーンを発表した。
Craft is our Lauguage
熟練の職人たちの「手」に着想した
美しいキャンペーンビジュアル


ジャック・デイヴィソンが撮影し、レニオ・カクレアが振りつけを担当したキャンペーン「Craft is our Language(クラフトは私たちの言語)」は、ボッテガ・ヴェネタの手仕事と創造性、そして手の動きが持つ普遍的な表現としての多様な美しさを称えるものだ。
フェットゥーチェと呼ばれる細いレザーの紐を、ベースとなるレザーパネルや木型に合わせて、職人が手で編み上げて作られるボッテガ・ヴェネタのイントレチャートが、重ねたり、絡めたりする手の所作によりアーティスティックに表現されている。



世界の各地域から、さまざまな
キャリアを持つクリエイターが集合。
宮沢りえ、I.N(Stray Kids)も
写真と映像で展開される「Craft is our Language」キャンペーンには、ボッテガ・ヴェネタの職人たちのほか、アート、映画、ファッション、スポーツなどさまざまなジャンルで活躍する世界各国のクリエイターが参加していることでも話題だ。
言葉が通じないときに、人はジェスチャーで思いを伝えようとするし、地域や国が違っても、身振り手振りに共通点があることもある。「手」の動きは、文化や慣習の枠を超えたコミュニケーションのツールでもあるのだ…と、いうことを考えながら本キャンペーンの数々の写真を目にすると、モノクロの写真に収められた彼らの「手」の動きが、より鮮明に目に飛び込んでくる。




撮影された写真と映像は、ミラノの芸術家でありデザイナーでもあるブルーノ・ムナーリが手がけた、イタリアで使われているジェスチャーをまとめた古典的なハンドブック「Supplemento al Dizionario Italiano(イタリア語辞典の補足)」への敬意がコンセプトになっているそう。
これらのクリエイティブは、現在ボッテガ・ヴェネタ公式ウェブサイトで見ることができる。



今回のキャンペーンは9月に写真と映像の第2弾を公開したあと、書籍も刊行される予定。そこにはさらに多くのクリエイターが参加し、ボッテガ・ヴェネタの言葉、クラフト、価値観を表現する「辞書」となる、50種類のジェスチャーを紹介しているとか。今から楽しみに待とう。
ボッテガ・ヴェネタ公式サイト
https://www.bottegaveneta.com/
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