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大人気の「ニューバランス」。代名詞とも言えるグレーもいいけれど、服好きたちは大人カラーを愛用していた! オシャレな8人の買ってよかったスニーカーと正解着こなしをまとめてお届け!
愛用ニューバランスの正解着こなし①
コム デ ギャルソン・オム コラボ


中川大輔/メンズノンノモデル
「まだまだ暑い日が続くので、まだまだ暑い日が続くので、長袖は素材感を重視。アイテム数こそ少ないですが、オムプリッセ イッセイミヤケのフルジップジャケットとセオリーのジーンズを合わせた異素材Mixで雰囲気が出せたらいいなと」。

上質なアイテム選びで
いつものデニムコーデを品よくアップデート
「オムプリッセ イッセイミヤケのジャケットはサラッとした着心地で暑い日の羽織りにぴったり。フルジップの形にお馴染みのプリーツが組み合わさった、差がつくデザインがお気に入り。小さくたたんでもシワになりにくいので重宝しています」。


「ジーンズは今日履いているような、淡いブルー&ストレートシルエットのものを選びがち。これは大好きなセオリーのジーンズ。ストンとしたきれいな落ち感が推しポイントです」。

「コムデギャルソン・オム × ニューバランスのスニーカーはブラックのワントーンで、合わせる服を選ばないところがいい。機能性に優れたモデル『990v6』がベースになっているだけあって、履き心地も抜群!」
愛用ニューバランスの正解着こなし②
NB Numeric Andrew Reynolds 933

星野玄翔さん/スケーター
ニューバランスのパフォーマンススケートライン、NB Numeric(ニューバランス ヌメリック)からスケートボード界待望の「933」が登場。“THE BOSS”の愛称で知られるアメリカのプロスケートボーダー、アンドリュー・レイノルズの初のシグネチャーモデルで、ニューバランスの最新技術とアンドリュー・レイノルズの細部へのこだわりが融合した。

お気に入りのニューバランスを
モノトーンコーデに。
「暑くなってきたので夏っぽいTシャツにお気に入りのパンツを合わせました。そしてこの時期に欠かせないのがキャップとバンダナ。少しでも涼しく過ごせるように顔や首を日差しから守っていますね。夏はだいたいこのスタイルでコーディネートのアクセントにもなっています」。




「Tシャツはコットン100%の天竺素材のもの。通気性と吸湿性が優れているので今夏はガシガシ着られそうです。バックのメッセージグラフィックの目を引く配色も気に入っています」。




「RED KAP×F.A.T.のコラボレーションパンツは、ヒップから膝にかけてボリュームを持たせたワイドテーパードに加え、ジャストレングスによる独特なシルエットが魅力。はき心地はもちろん、ポケット下のロゴ刺繍やバックのネームのディテールもいいんですよね」。




「スケートボーダー、アンドリュー・レイノルズにインスパイアされた933は、ニューバランスならではの履き心地で、疲れないし頑丈。スケートボードをやっていても調子がいいんですよね。最近のお気に入りの1足です」。


愛用ニューバランスの正解着こなし③
576

奈良匠真さん/大学生
「576」は、1988年に発売されたニューバランスのスニーカー。「555」や「565」、「575」に続く、“500番台”シリーズの1足だ。素材には高品質なオイルドレザーや、こちらのようなヌバックレザーを採用しているのが特徴。丸みのあるフォルムとオールレザーのアッパーからは、品の良さだけでなくどこか“かわいげ”も漂う。

Tシャツ&デニムスタイルには
大人っぽいスニーカーをアクセントに
「夏らしく爽やかなTシャツ&デニムのコーディネート。Tイチだと寂しいので、シャツを巻いて色や柄を足してアクセントにすることが多いですね。こんな装いにうまくハマるのがニューバランスの576。オールレザーが品の良さを足してくれつつ、ポテっとした見た目のおかげでカジュアルスタイルからもまったく浮かない。革靴とスニーカーの中間、という感じで使い勝手がよいです。いなたいカラーリングもたまりません」。


「ラルフローレンのシャツは、町田にある『西海岸』という古着屋で購入。最近、ギンガムチェックが気になっていて。ギンガムチェックといえばな、TSTSのシャツを手に入れたいです」。


「Tシャツは、ドントケアーというブランドのもの。アーティストの名前や顔は伏せられているのですが、文字は使用せずに自身が描く抽象画だけを使用したブランドです。夏は、プリントTもよく着ます」。


「ずっと欲しくて今年手に入れたアー・ぺー・セーのデニム。『アーロン』というワイドストレートモデルです。初めてのリジットデニムなんですが、少しずつ色落ちしてきて、これから育っていくのが楽しみ」。


「ブレスレットは両方とも、友人のハンドメイド。ポップでありつつ手作りならではの温かみも感じます。ティファニーのリングは、母から譲り受けたもの」。


「ラルフローレンのバッグも母からのお下がり。赤だけど、素材感のおかげでパキッとしすぎずに色を効かせてくれます」。



「シュプリームのポーチは、モバイルバッテリーケースに。前回のスナップのときに背負っていたバッグパックなど、シュプリームの小物は好きですね」。




「このスニーカーは、最近父から譲り受けました。すでに使いこまれたヤレ感があって、渋めのカラーのレザーアッパーがさらにイイ感じに。UKメイドなところも、ちょっと少数派だからいいんですよね(笑)。シュッとしすぎていない丸みがあるシルエットだから、ショーツとも相性がいいんです」。


愛用ニューバランスの正解着こなし④
725

工藤快音さん/会社員
2000年代のランニングスタイルからインスピレーションを得たデザインの、ニューバランスの「725」。このモデルらしい“Y2K”なムードはそのままに、シックなオリーブカラーだから落ち着いた印象も演出できる1足だ。

チェックシャツとチノパンの
王道コーデにをベストマッチ!
「いなたいアメリカ古着好きだから、落ち着いたベージュトーンの着こなしがマイ定番スタイル。ただ夏に全身そのトーンだと暑そうに見えるので、トップスは古着の『ドッカーズ』のシャツをチョイスして、爽やかさを意識しました。そこにさらに軽やかさをくれるのがこのスニーカー。ランニングシューズをベースにしたデザインだけど、カラーリングのおかげで今日のコーディネートにマッチします」。



「夏は色を着たくなるので、明るいトーンのチェックシャツをよく着ています。」襟もとからちらっとのぞく花柄がチャーミング。




「キャップは自分のスタイルに欠かせないアイテムのひとつ。ダブルアールエルらしく、シブいカラーがたまりません」。レザー製のアジャスターのタフなムードと、つばのコーデュロイのバランスが絶妙だ。

「ブレスレットは、石の涼し気な色に惹かれて購入。リングはシンプルなシルバー製です」。


「パンツは大好きなブルックスブラザーズ。タックが入ってキレイ目なのに、太めで裾にたまりができるシルエットで、かしこまりすぎないのがイイですね」。



「とにかく色が気に入っています! チノパンにはレザーシューズを選ぶことも多いのですが、この1足なら革靴のようなシックなムードと、ランニングシューズならではのラフな感じを両立してくれる。とにかくいなたさ満点で、僕のスタイルに完璧に合うんです」。


愛用ニューバランスの正解着こなし⑤
2002R

藤本蓮さん/大学生
2010年登場の「MR2002」にインスパイアされた重厚なアッパーデザインを継承。「N ERGY」と「ABZORB」といったニューバランスならではの高性能なソールを組み合わせたモデルが、2020年にリリースされたこの「2002R」だ。2001年に誕生した「M2000」から連なる、「200X」シリーズの系譜の一足となっている。

今年から取り入れたショーツスタイルは
ピンクシャツとカジュアルなスニーカーで
さわやか、かつ軽やかに
「気になっていたけれどちょっと躊躇していたショーツスタイルを、今年ついに解禁しました! ストリートスタイルが好きなので、ワイドシルエットのショーツをチョイス。シャツを巻いて色を取り入れることで、夏らしくさわやかなムードを意識しています。スニーカーはブラックではなくネイビーを選ぶことで、軽さを出せるかなと思いました」。



「Tイチでシンプルになりがちな夏だから、シャツを巻いてニュアンスや色を足すことも多いです。ラルフ ローレンのシャツは古着でもディグったりします!」。

「夏はもっぱら白Tです。いろいろと試した結果、ファミリーマートの『コンビニエンスウェア』の1枚が、丈も厚みもちょうどよくて。コスパがいいのも最高です!」。


「子どもっぽく見えないよう、無骨なルックスのショーツを購入。やっぱりショーツは断然涼しいので(笑)、ヘビロテしています」。ハンマーループなど、ワークパンツの意匠が取り入れられており、タフなムードが漂う1着だ。

ブラウンのレザーベルトは、祖父から譲り受けたものだそう。




「生地を“ツギハギ”したような他にはないデザインに惹かれて、初めて手に入れたニューバランスのスニーカー。ネイビーだからデニムに、そしてデザインからくるリラックスした感じとリンクさせてスウェットパンツにもよく合うんです。これがとても気に入ったので、グレーの『ニューバランス993』も買い足しました!」。


愛用ニューバランスの正解着こなし⑥
991

竹部瑛彦さん/アパレルショップ店員
2001年に99Xシリーズの第8弾モデルとして登場した「991」。シリーズでは唯一のイギリス製で、クッション素材を可視化した「ヴィジブルABZORB」を搭載しているのが特徴だ。

“黒”のショーツスタイルは
素材感でニュアンスをつけ
ネイビーのスニーカーで軽さを添える
「自分のトレードマークである赤髪が引き立つ、黒の服を選ぶことが多いですね。でも、ただブラックトーンで合わせるのではなく、素材感は意識します。今日もトップスはサーマル生地なのに対し、ショーツはサラッとした手触りのもの。素材が違えば奥行きが生まれます。仕上げのスニーカーはネイビーの991で。トーンは合いつつも黒よりは軽やかに見えるのがポイントです」。


「トップスは『ブラームス』のサーマルカットソー。ショーツとのバランスで、長そでをチョイスしました。でもスキッパータイプだから、暑苦しくは見えないかなと」。


「『モンキータイム』のショーツは素材感とタックが入ったデザインのおかげでシックなムードだから、子どもっぽく見えないのが気に入っています」。

「リングは、メキシコのハンドメイドジュエリーのブランドである『シュロ ジュエリー』のもの。シンプルだけど、ほどよい存在感があって重宝しています」。


「この『991』は3~4年前に購入した、自分にとって初めてのニューバランスのスニーカー。ぽてっとしていて“いなたさ”を感じつつも、アメリカ製のモデルにはないこの1足だからこそのトゥのシュッとしたフォルムが好みです。だから、キレイめなスタイルにもバッチリ合うんですよね。これが気に入ったので、『860v2』や『1906』など、順調にニューバランスのスニーカーを買い足しています(笑)」。


Photos:Ibuki Tamura Hareru Miura

山口朗
メンズノンノ編集部
2023年からメンズノンノ編集部に在籍。スニーカーが好きで、いま所有しているのは30足ほど。イングランドのサッカーチーム、「アーセナルFC」が“推し”です。
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