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2025年夏、おしゃれな人はメジャーブランドのスニーカーをどう履いているのか? そこで1か月毎日更新のスペシャルスナップを実施、ぜひコーディネートの参考にしよう。DAY15はフリーランスディレクターの吉岡レオさん。
ナイキのAIR JORDAN RETRO 4


吉岡レオさん/フリーランスディレクター
「服に色が無いぶん、足もとは少し派手な一足を抜擢。ジャケットとスラックスの少し渋い合わせがぐっとフレッシュに!」。

「NIKEのAIR JORDANは、KITHがオープンしたばかりの時に立ち寄って、そこでひと目惚れしました。オレンジのメタリックなプレートがとにかくツボで。昔から、海外のおもちゃのような派手でポップなデザインに惹かれるところがあるんです。よく見るとメッシュのアッパーの質感も独特。実は自分でシュータンについていた刺繍を外して中綿を抜いて履いています。そのほうがオレンジのメタリックのプレートも映えるし、服とも合わせやすいなって」。

「シュータンの中綿を抜いて気づいたのが、内側に“AIR JORDAN”のタグが付いていたこと。綿が入っていたときは、シュータンが分厚くて折り返せなかったんです。けど、綿を抜いたことで折り返せるようになると、内側のオレンジとタグを見せるアレンジも可能に。セルフカスタムをする人ってあんまりいないと思うんですけど、このデザインは折り返さない限り、履いている自分からは“AIR JORDAN”のロゴは上下さかさまにしか見えないので、実はかなり変わったデザインだったと発見。些細なことですけど、さらに愛着が増しました」。

「派手なデザインのスニーカーも、気に入れば即買いする派です。そのあと、どうやって履こうか考えるのも楽しい! 今日はセンタープレスのスラックスとあわせましたが、意外にもエアジョーダンのボリューム感とパンツの丈のバランスがちょうどいい!」。



「ゴーシャのジャケットは裏地レスなのでシャツ感覚で羽織っています。パンツも実はストライプなので、柄×柄のコーディネートにすることで、派手なスニーカーと相まって全体のバランスが取れると思いました。思い切り遊んだデザインのベルトは古着。愛嬌があっていいですよね。マイブームのハンチングはカンゴール。アイヴァンのメガネとあわせて、顔まわりはダークトーンで締めています」。
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アディダス スタンスミス LUX

「もう一足は、最愛のスタンスミス。これはプレミアムラインのもので、レザーが普通のスタンスミスよりも上質なものを使っているので、履きこんでもヘタらず、むしろいい光沢が出てきました。育てる楽しみがある一足です」。




「履きこむほどに自分の足にフィットしてくれるので、1年中愛用しています。買ってから5年ほど経ちますが、買った当初よりも味が出てきて、今のほうがお気に入り。白スニーカーも大切に履けば汚れも気になりません。スタンスミスはプレーンなデザインも魅力で、デニムからスラックスまで、いろんなボトムと合わせやすいのも頼もしいですね。ひと目惚れするようなキャッチーな一足も好きですが、同じように安定感のあるベーシックなスニーカーを、どう自分らしく履くか考えるのも、すごく楽しいです」。

Photos:Takahiro Idenoshita

中村
メンズノンノ編集部
ハイブランドからコスパアイテムまで、ファッションとカルチャー企画を担当。服を買うときは直観重視で、色や柄、素材にぐっとくるポイントがあると即決! ジュエリーと靴と猫とコーヒーが好き。
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夏のメジャースニーカースナップ2025