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2025年夏、おしゃれな人はメジャーブランドのスニーカーをどう履いているのか? そこで1か月毎日更新のスペシャルスナップを実施、ぜひコーディネートの参考にしよう。DAY7は美容師の弥永海渡さん。
New Balance 993

弥永海渡さん/美容師
ニューバランスの「99X」シリーズの第10弾として2008年に発売された「993」は、同シリーズの「991」と「992」の要素をミックスしたデザインが特徴。装飾が無いシンプルなプレーントゥと適度に丸みを帯びたフォルムで、どんなコーディネートにもマッチする汎用性の高さも魅力。

大人っぽく、でも程よく崩す。
涼し気だけどやりすぎないカジュアル
「今日のコーディネートは、ずばり『大人っぽいカジュアル』。Tシャツでなくシャツを選びつつも、開襟かつリネン生地を選んでリラックス感を添えて。アイスブルーのデニムは涼し気なムード満点ですが、ストレートシルエットだからクリーンな印象もキープできます。仕上げはどんなスタイルにも合う993を。シャツとリンクしたブラックカラーでも、コロンとしたルックスのおかげでクールに転びすぎず、絶妙なバランスになるのがいいですね」。

「最近、リネンのアイテムが気になっていて。さらっとした着心地がいいですし、年齢を重ねるとより馴染む素材だと思います。ブラックなら、リゾート感が出にくいのもいい!」。


「太すぎず、細すぎずな本当に“ちょうどいい”シルエットのデニムはオーラリーのもの。フェード具合に惹かれて昨年購入してから、ヘビロテしています」。



「カーニーのダブルブリッジのサングラスには、調光タイプのレンズを入れています。ブラウンカラーのレンズはフレームのブロンズにも合うし、モダンな印象がありますね」。

開襟シャツには、さりげないゴールドのネックレスがよく似合う。18金の華やかさも、この細さなら上手く使いやすい。


人さし指に着けた2連のリングは、中目黒のショップ「VASE」のオリジナル。ハイブランドのジュエリーも手掛けるという、「トゥアレグ族」の職人の手作業によって生み出される逸品だ。小指のリングは、古着屋で見つけたティファニー。

レザーのバッグも、ナップザックを選べばシックさだけでなく、カジュアルさまで手に入る。



「もともと持っていた『990 v5』モデルがすごくよくて、ほかにもアメリカ製のニューバランスが欲しいと思って見つけたのがこのスニーカー。5年前くらいに、古着屋を探し回ってデッドストックでゲットできたんです。丸みがあるシルエットだからかわいげもあって、ショーツとも相性がいいんですよね。シューレースは、『オルウェイズ』のリフレクターシューレースに変えています」。


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adidas タバコ

1972年にレジャーシューズとして誕生した、アディダスのスニーカー「タバコ」。シックなスエードアッパーやギザギザのスリーストライプス、ガムソールがその特徴。スポーティさと上品な雰囲気を併せ持つ、タイムレスな名品だ。



ガムソールはアッパーに合わせた渋いカラーリング。さりげないインソールにあしらわれたグリーンのトレフォイルロゴがアクセントに。


「冬のスナップではネイビーの『タバコ』を履いていたのですが、あれは、このスニーカーが良すぎたから“色ち買い”したものなんです。ブラウンのワントーンは、冬だけでなく夏でも使いやすくて、スラックスはもちろんデニムとも相性がいい。ヒールにロゴがないデザインも、スポーティになりすぎないから気に入っています」。
Photos:Ibuki Tamura

山口朗
メンズノンノ編集部
2023年からメンズノンノ編集部に在籍。スニーカーが好きで、いま所有しているのは30足ほど。イングランドのサッカーチーム、「アーセナルFC」が“推し”です。
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夏のメジャースニーカースナップ2025