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読者のひとりにフォーカスし、個性豊かな趣味やライフスタイルに迫る。ゲストは、モデルとして活動しつつ、メンズノンノウェブ編集部でも働く高田喜十郎さん。SNSやウェブで簡単に情報が手に入る今の時代に雑誌を読む意義、そして雑誌を通した服の楽しみ方を教えてくれた。
高田喜十郎さん /
モデル・ウェブエディター

Shirt:Abercrombie&Fitch(used)
Tank top:COS
Pants:LEVI’S®

Polo shirt:MIU MIU(used)
Pants:Oakley(used)
Glasses:used


Shirt:CHAPS(used)
Pants:Y’s for men(used)
Sneakers:ASICS

T-shirt:Stüssy(used)
Blouson:used
Glasses:used

コーディネートの参考にしているという2000年代のメンズノンノのスクラップ。図書館で借りたものをコピーして保管している。
少しだけズラすのがこだわり

演者と編集の両面から服とメディアに携わる高田さん。服を好きになったのも、やはり雑誌がきっかけだった。
「本格的に服を好きになったのは高校に入ってから。雑誌好きの姉の影響で、自分でも雑誌を買って読むようになり服にハマっていきました。ファッションにおける雑誌の存在は自分にとってはかなり大きくて、図書館で昔の雑誌を借りて読むこともあります。最近は、ここ数年流行っている2000年代のスタイルが気になり、当時の生の情報を知りたくなって昔のメンズノンノを読んでいます。当時の雑誌は内容がとても濃くて、コンプライアンスも今ほど厳しくない時代だったので結構強烈なことが書いてあって面白い。編集サイドの熱量を感じられてグッと引き込まれます。それに、シルエットや色合わせも今見ると新鮮で参考になる。雑誌は自分にとってコーディネートを考える際のインスピレーションの源で、逆に服を買うときにはあまり情報を頼りにせず直感に頼るタイプです。とはいえ自分の中ではなんとなくのテーマを決めていて、それは『真ん中だけど、ど真ん中ではない』ということ。例えば、流行りのアシックスのシューズであれば少しニッチなモデルを選んでみたり、古着のオークリーでもテック系ではなくコットン素材のチノパンを買ってみたり。ミーハーな部分もあるのでトレンドは押さえたい、だけど人とかぶりたくないという(笑)。雑誌が好きなのも、そんな自分の性格が影響しているのかもしれません。でもそうやって日々自分が好きな服を集めながら、雑誌を通して着こなし方のバリエーションを増やしていくことで、自分らしさが生まれてくるんじゃないかと思うんです」

Photos:Takahiro Idenoshita Text:Sho Iwata

中村
メンズノンノ編集部
ハイブランドからコスパアイテムまで、ファッションとカルチャー企画を担当。服を買うときは直観重視で、色や柄、素材にぐっとくるポイントがあると即決! ジュエリーと靴と猫とコーヒーが好き。
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