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今夜もめがねの向こうからこんばんは~(ちと曇ってます)。
Y崎です。
先日発売されたばかりのメンズノンノ8月号掲載
『書を持ち、街へ出よう! 柳 俊太郎の1か月ダイアリー』。
もう、ご覧になりましたでしょうか…。
メンズノンノが送る恒例企画「30DAYSストーリー」シリーズ最新作。
今回の担当はY崎。シリーズ初登場! の柳 俊太郎を主演に据え、
「どんな話にしようかな~」とじっくりストーリーを練りつつ。
…と、読んだ読者の皆さんはおわかりかと思いますが、
今回の大きな目玉は集英社文庫「ナツイチ」とのコラボレーション(初の試み)!
毎日毎日、柳のストーリーとともに、
その日に「ピッタリ!」のオススメの一冊を合わせてご紹介。
ストーリーも、もちろん1か月を通しての“筋”がありつつ、
かつ、それぞれの1日が、本の内容やあらすじに引っ掛けた
展開になるように、ひたすら熟考(コレがイチバン苦労したかも……)。
とまあ、そんな“1か月ダイアリー”の撮影舞台裏こぼれ話を、
今日から、いくつか回数分けて、連載でお届けします~。
まず、撮影初日。5/30。
今回「街の人から依頼を受けて自転車で花を配達して回る」なんて、
主人公の柳の設定を、不思議な感じにしちゃったもんだから…。
題名「花と男たち」。早朝6時集合、雑談も早々に
撮影用に、自転車に花カゴをくくりつけるスタッフ一同。
異様なんだから!
そのまま一発目、day2の『くちぶえサンドイッチ』分のカット
(当初はコレが扉ページ候補でした・・・)を撮り終えて、
次へ向かうは、三軒茶屋。ちらっと看板見えてるけど…、
「肉のハナマサ」…でなくて「三軒茶屋シネマ」。
メンズノンノをお持ちの方は、day9のカットをご確認ください。
ちなみになぜ館内のポスターが「ローマの休日」なのかは、
ぜひ金城一紀さんの『映画篇』をお読みください~
(もちろんポスターこちらで準備したんです)。
順調に進行。お次は…
今回のストーリーの鍵を握る重要な小道具、バルーンの登場。
僕は、この日の写真では、これがいちばん気に入ってる(笑)。
遠ざかるバルーンなう~(twitterでもつぶやいといた)。
上昇するバルーンなう~。
…とここでは、day7で紹介してる大家・谷川俊太郎の
『二十億光年の孤独』の撮影を終え、お次はこれまた今を代表する
大人気作家、伊坂さんの『終末のフール』の撮影。
ゲストは14歳(!)の美少女、セリアちゃんでした~(カワイイ~)。
これ、“女の子(セリアちゃん)へのお花の配達日を間違えて落ちこむ柳…”
というストーリー上重要なワンシーンなんだが、
実は、最初は女の子に「私…お花、好きじゃないのよね」と
冷たくあしらわれて花を突っ返される…という設定だった(!)。
が、彼女に会って「こんないい子があんなヒドイ台詞言うはずがない!!」
ってんで、速やかに軌道修正(笑)。割とテキトーです、ハイ。
さてさて、さらにロケバスで移動…。
今度は奇才・乙一のデビュー作『夏と花火と私の死体』の撮影。
このカットも、もちろん本の内容とリンクしており(非常に気に入ってます)。
ぜひ、読んでみてください~。面白いんだから!
(ちなみにY崎、乙一は年も近くて個人的にも大好きな作家さん。
絵本『くつしたをかくせ!』や、彼が覆面作家として書いてると噂されてる
中田永一の著作まで、全作持ってます…でも『GOTH』がイチバン好き~)
ゲスト出演は、小島祐吏くんと山内梨花ちゃんの二人。
小説の登場キャラクターの年齢に合わせて(るんですよ!実は)、
二人にお願いしたんだけど、とても素直でカワイイ子達で、
イメージ以上でした~。ありがとね~。
あっ。スタッフもバルーン遊びに興じてますね…。
そして堂々の主役なのに、最後しか出番のなかった柳。
あまつさえ紹介文すら短い…。(ゴメン…でも次が…あるから)。
ホントは、このあとday8の『異国トーキョー漂流記』を
撮影したんだけど、最後のゲスト、インゲさん撮影するの忘れてた…
ので、本誌をご覧ください・・・。
すごく早口で、チャーミングなオバアチャン。
彼女もすごくイメージ通り。衣装はコーディネートチェック時には、
ちょっと若いかな…と思ったけど、すごくハマってた! 流石
(スタイリストはANAGOくん。次回以降登場予定。多分…)。
…これにて撮影初日分は終了。
近日中に、2日目分の舞台裏を更新します…(次号が出ないうちに…)。
では~。
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