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最近サブのメガネを使ってるんだが、
もうどうにもやりきれんくらいレンズが汚くて、切ない。
Y崎です。
今日は、吸い込まれそうなくらい気持ちのいい夏晴れ。
ずうっと使ってた「VISVIM」のリュック、たまには
休ませるか(干して乾燥)…と思ったのが、今朝。
こんなに晴れるってわかってたら外に干したさ…!(予報雨だったから室内干し)
なので、今日は、スタイリスト本間さんの
「BROWN by 2-tacs」と「ポーター」とのWネームトート。
カワイイです。ジップ付き。
このジップ、開けたり閉めたり、の手に残る感触がすごく好きで、
ムダに開けたり閉めたりを繰り返してます。本間さん!
さて、今日はtwitter(@mensnonnojp)でも、
ポツポツ呟いとったんですが、
メンズノンノの誌面を賑わせてるモデルのナイルが、
上野の東京芸術大学で、友人とグループ展をやっている…というので、
一周遅れ(ううう・・・)の8月号の入稿も終わってひと息ついたし、
Y崎、いそいそと駆けつけた次第。
さて、芸大のある上野駅近辺は、コルヴィジェが手がけた
「国立西洋美術館」をはじめアカデミックな建築が多い。
見上げると、企画展のポスター。
ここまで作為的だと、逆に恥ずかしさを感じるのは僕だけだろーか(人物右)。
と、上野公園を抜けると、目の前に現れる「旧東京音楽学校奏楽堂」。
モダン…。
明治23年創建。日本最古の木造の様式音楽ホール、だそう。
(ホームページからのダダ写しです…)
日、火、木曜日は一般公開されていて、
それ以外の曜日はホールが使用されてなかったら、
中に入れるらしい(ちなみに今日は閉館)。今度行こう。
近くには国際子ども図書館も。
こちらも、なかなかイイ味。
ふと目にとまった、展示告知ポスター。
日本の絵本が、一体、世界のどんな国や地域で、
どんな風に翻訳されてるか? を紹介する企画展かねえ。
想像しただけで、楽しい空想が広がるねえ。
ポスターは、ご存知『魔女の宅急便』の原作版(角野栄子)。
どーですか。この夏に控えた、ジブリの新作
『借りぐらしのアリエッティ』公開を前に、ひとつ…。
「おそろしい子・・・!!」と、
月影先生も白目剥かれ真っ青になられること請け合い、のカナダ版。
こんなの、キキじゃない。
(これがカナダの“14歳”の標準、というなら、何も言うまい…)
スウェーデンの表紙も、キテる。
そこまで、魔女感煽らんでも。
さすがにイタリア版は繊細で、キレイ。いや~、お国柄(?)出てる。
『星の王子さま』に近い感じです。
やや出オチ的展開でしたが、こちらが本家・日本版。
…とまあ、いろんな風に楽しめる。
これも、今度、ゼッタイ行こっと。
他にも、上野動物園だってあるし、今の季節、
旧岩崎邸庭園も風が抜けて気持ちいいんじゃなかろーか。
オススメです、上野。Y崎的散歩道ですな…。
以上、長すぎるにも程がある前置き。
ここからが本題(実はそーなんです・・・)
そーです。ナイルのグループ展@芸大です。
こちらが、パンフレット。
一瞬「アレ?」ってなった方もおられるかもしれません。
この展示、なんと! 「18日(金)」で終了です…。
(今日他に急ぎの仕事ないのに、せっせと会社残ってブログアップなぅ、
なのは、告知が間に合わんとイミないからなんです)
三番目に、ナイルの名前。
本日の主役。
僕とドンカブリだった赤いボーダー・・・。
作品も、2つほど紹介します~。
どちらも、できあがるまでのプロセスだったり、
折角なんでイロイロ聞いてきたんだけど、
すごく話、面白かった…。
この2枚、実はどちらも画材用の紙じゃなくて、
本来、全く用途の異なる紙なんだそうだ。
でも、そういうものの方が、
逆に、インスピレーション湧くんだって。なるほど!
ナイルの友人の作品も、興味深かったです。
ひとつ、会場に「えっ、これもアートだったの?」と
説明を聞くまでまったくわからんかったものも、あった。
ヒントは、このライト。
僕はこれ見ても全然気づかなかった。
でも、ほんと、ちょっと素敵な仕掛けです、実際に観てほしい…。
ちなみに、隣に、もひとつ部屋があって、
そちらでは、ナイルのショートフィルムも上映。
さて、腹も減り…。
実はここに来るまで、もう、昼は、ゼッタイ、
森鴎外も愛した「上野精養軒」なんだから!! と頑なに決めていたんだが、
芸大の学食入り口スグのカウンターに座ってた、
トトロのエプロン姿のおじいちゃんがえらいチャーミングだったものだから、
あっさり、学食に変更。
ナイルにオススメしてもらった、
350円!っちゅー破格の安さのハンバーグを注文。
(※ソースのハネ、など「原文ママ」)
さすが芸大。こんな花とか、
気のきいたもんうちの母校にゃ、なかったよ・・・。
さすが芸大2。寄木の壁が、もうアートなわけですよ。
しかし、そのアート性をはるかに凌駕する、
ポツンと置かれた醤油とソース瓶の揺るぎなき生活感に、
僕は一票を投じたい。この調和こそ、アートだ。
食べ終えて、お皿は返却口に(セルフサービスです)。
まさか返却口も…?とおそるおそる向かったが、
フツーに食堂返却口で、何だかホッとしたんだ。
…ということで。
[急募!!]
平日の日中~夕方、時間に融通がきき(性別・年齢不問)、
「アートに興味がある」、
「もしくはナイルに興味がある」、
「もしくは学食入り口カウンターに鎮座なすってる、
トトロのエプロン姿のチャーミングなおじいちゃんに興味がある」方、
ぜひ上野は東京芸大「オキシモーラン」展へ、ゼヒ。
たくさんの楽しさ、約束しますよ~。
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