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洋平’sノンノ

2018年 2月号

“コラムなど”

■ ワン“ミニット”ウエア
 ワンマイルウエアが1.6㎞範囲内までの格好なら、1分(ワンミニット)で到達する近くのコンビニまでの格好はさらにリラックスした、気が抜けた格好が望ましい。私のオススメはパジャマの上からロングコート。これだ。これが一番しっくりくる。でも結局寝るときパジャマなんか着ないけどな。

■ ペット
 ひとり暮らしをしていると「ペットいいなー」と思うときがある。例えばツアーから帰ってきてワンコロがドタドタと玄関に駆けつけてくれたら癒されるかもなとは思う。でも別に飼いたくない。動物は好きだけど、たまに撫でるぐらいのほうがいい。自ら進んで、家にかくまって一緒に住むとか面倒くさいと思う。

 とはいえ幼い頃、実家では犬と猫を飼っていた。年の離れた姉や兄は、どこからか拾ってきた猫(ミルク)と迷い込んできた犬(チョビ)を家族の一員として迎え入れるべく、両親と数日間にわたり議論し、権利を勝ち得ていた。それを横目に冷めていた記憶がある。私もそれなりに愛情を持ってかわいがっていたつもりではあるが、自ら飼いたいという意思がなかった私に気づいていたのか、猫(ミルク)のほうは最後の1年ぐらいまで私に対してよそよそしかった。ときたまいぶかしげな目をしていた。「どうせお前は俺のこと飼うつもりなかったんだろう?」と。もうすでに死んでしまった両氏に対して、謝ることもできないが。

 現在でもその思考に変化はない。ペットショップをのぞくと英才教育を受けたのかというぐらいかわいげな眼差しをこちらに向ける彼らに「かわいい」と確かに思う。しかしいざ本格的に飼うとなると「面倒くさい」が勝つ。散歩、餌やり、健康管理、不在時の面倒…といろいろな考えがまとまり、店を後にする。

 ただ、もしこれが偶然の出会いだったら? 例えばある日わが家のベランダに子猫が棲みついたら。道端でダンボールの中の捨て犬を見つけてしまったら。それは運命を感じて飼うだろう。そんなドラマはこの時代にはないだろうけど。

 でもそれぐらいペットとの出会いは「運命」を感じさせるものであってほしい。飼うのであって、買いたくはないのだ。例えばバンドメンバーに関してもそうだ。自ら誘ったとはいえ、彼ら側も当時やっていたバンドが解散しそう(白井、サトヤス)とか、彼女にフラれてやけになっていて(ヒロ)とか、お互いがお互いを必要としていたタイミングだった。もちろん結局はその関係が実ったときに初めて気づくことではあるけど(ペットとメンバーを一緒にしてしまった)。

 なので運命の合図は逃さないようにしている。松田聖子さんよろしく「ビビッときた」ってやつを。最近はもっぱら子犬か子猫がうちのベランダに迷い込んでこないかと淡い期待を抱いている。

■ 年末年始
 好きである。すべてをのみ込んでいったんリセットしてくれそうなあの透明度ったるや。そして地元に顔を出すという行事。一生続けていきたいと思う。それにしてもうまいこと正月は晴れになるけど、なぜなんだろう?

■ 先輩
 好きである。自分より長く生きているというだけで好きになる。時間の概念に対する己の弱みを感じる。それでも少し甘がみしたくなるときはある。できないけど。しょっちゅうできる人を見るとすごいなーと思う。

■ 唐揚げだけを売る店
 好きである。儲かるかは不明だけどすてきな商売だと思う。唐揚げだけを無性に食べたくなるときが確かにある。唐揚げ弁当じゃなくて、唐揚げのみ。お惣菜でもなく、コンビニのホットスナックでもだめ。「唐揚げ作りに専念してるんです感」がないと胃が信用しない。将来私もいつかわが母の得意料理「アドボ」の店をオープンさせようともくろんでいる。副業で。

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