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【本当に使える古着屋さんガイド③】 買いやすい価格も魅力! 井上翔太、行きつけの古着店

【本当に使える古着屋さんガイド③】 買いやすい価格も魅力! 井上翔太、行きつけの古着店

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古着はおしゃれ男子の必須アイテム! でもどの古着屋に行ったらいいのか? いい古着屋を見つけるのは意外に難しい。ならば古着通にきけばいい! おしゃれ男子御用達の古着屋を毎月一軒、ディープに紹介。

第3回は文化服装学院出身で映画やカルチャーを軸としたファッションセンスにもファンの多いメンズノンノモデル井上翔太が、原宿遊歩道のドルークをレポート!

クラシックを独自の解釈で広げた
今の時代にマッチする優秀古着!

古着店にも詳しい井上翔太が選んだのは、自身も通う原宿のドルーク。年代やブランドにとらわれず、クラシックをベースにしたリアルクローズをアメリカで買い付ける。アパレル出身のオーナーが2005年に渋谷で古着店をスタートし、その2年後に原宿に移転してきた。ドルークはメンズ専門店だが、三軒茶屋にはレディース古着の姉妹店、アルカ・ヴィンテージがある。

地元の友だちといっしょに通っていました。古着とは思えないほどきれいなアイテムが多くて、きょうはいてきたスラックスやブーツもここで買ったもの。ヘビロテしています!」と井上がいう通り、原宿遊歩道の2階というロケーションながら、コンディションのよさや買いやすい価格帯が口コミでおしゃれ好きに広まり、着実にファンを増やしてきた。


店内はガラス張りで明るく開放的な
ムード 

クラシックをベースにしているということで、ジャケットやスーツ、スラックス類に力を入れ、革靴もきちんとラインナップしている。「ドルーク流に解釈したクラシックスタイルを、 “モダン・トラディショナル”と名付けて提案しています。ヴィンテージも一部ありますが、年代にとらわれずコンディションのいい古着を紹介しています」とショップスタッフの土屋淳也さん。

商品が厳選されているので、すっきり見やすく、額装するなどディスプレイにもこだわりが。アメリカ買い付けだが、ヨーロッパの古着やメゾンブランドが見つかることも多い。またエディバウアーやREI(アールイーアイ)のように日本でも知られているカジュアル、アウトドア系ブランドからもドルークらしいものがピックアップされている。


レザーシューズやスニーカーのほか、キャップやバッグ、アクセサリー類はショーケースにまとめて。商品はひんぱんに入荷があり、ディスプレイなども毎週のように変わるから、いつ行っても新鮮な発見があり目が離せない。

スタッフのあたたかい接客で
ファンになる!

井上と顔なじみの土屋さんは、ドルークの顧客からショップスタッフになった経歴の持ち主。「僕自身、裏原宿の2階というロケーションはけっこう入りづらいと思ったんですが、入ったらスタッフが皆さん、あたたかくて。それでドルークに通うようになって、古着の魅力にハマリました」(土屋)。休日も古着屋巡りをするほどの古着フリークで、その知識や適格なアドバイスには井上も全幅の信頼を寄せている。

ニットの掘り出しものを見つけた!

きょうはニットが欲しい」と言っていた井上だが、最初に手に取ったのはドレッシーな黒のスラックス。「それはラルフ ローレン パープルレーベルのデッドストックです。パープルレーベルはイアリアで仕立てられるラルフ ローレンの最上級ラインで、このスラックスも生地感がすごくエレガント。ラグジュアリーブランドのような雰囲気があるんですよね」(土屋)。土屋さんの説明をきいて、さっそく試着してみることに。


ラルフローレン パープルレーベルのデッドストックスラックス¥17,200
1970~80年代のイタリア製カーディガン¥9,200

せっかくなので何か上に合わせようと土屋さんが選んでくれたのが、イタリア製のアーガイルニットカーディガン。「同じイタリアつながりでドレッシーなスラックスに合うんじゃないかな?」(土屋)。「このスラックス、少しフレア風のシルエットがめちゃくちゃきれい! カーディガンはメランジ調のせいかアーガイルなのにトラッド感が薄くて、モードな雰囲気がありますね。ドルークはニットの出物も多いんですよ」(井上)。

ジェームス デイヴィスの1960~70年代のジャカードニット¥6,800

ニット談義できょうの目的に立ち返り、次は本命のニットをチェック。そして見つけたのがこちら。「6,800円ってめちゃくちゃお買い得じゃないですか? 柄の感じもズバリだし、トリコロールカラーは何かと使いやすいですよね」と井上が言えば、「井上君はニットキラーだよね」と土屋さんが返す。ボーダーとホースビットをミックスした編み柄も上品で、これはまさに掘り出し物。


メイド・イン・ジャパンの
名品コートも

SANYOのデッドストックステンカラーコート¥30,400

続いて井上の目に留まったのがベーシックなステンカラーコート。「日本が世界に誇るコートブランド、SANYO(サンヨー)のデッドストックコートです。着たらそのよさがわかります」(土屋)。日本でバーバリーのライセンス生産も行っていた三陽商会のオリジナルコートブランド。1940年代から続く老舗ならではの風格を備えている。

この春はジーンズが気になる!

ヴェルサーチェのエコレザーパンツ¥12,200
INSERCH(インサーチ)のシャツジャケット¥11,200

今年はマンメイドレザー(合成皮革)のパンツにも挑戦したいと思っているんですが、黒だとありきたりなんで、このワインレッドの感じ、いいですね」(井上)。自分の世界観に合うものを次々と選び出す井上。レングスが少し長すぎるのを気にしていると「リサイズできるから」と土屋さん。

ドルークは専属スタッフがいるからレングスの調整やウエストなどのリサイズもできるそうだ。「パンツだけでなく、ジャケットなどもできるので、ご相談いただければ」(土屋)。

マンメイドレザーパンツに合わせたのはアメリカのアパレルブランド、インサーチの軽いジャケット。井上も土屋さんも「合わせるならコレだよね」と息がピッタリ。「土屋さんは感覚的にめちゃくちゃ合うんで、安心していろいろ相談できます」(井上)。


UKリーバイス®501®¥10,800
E.T.Wright(イー・ティー・ライト)Uチップシューズ¥18,800

定番のブルージーンズも今年はスパーブリーチくらいの淡い色がいいよねと意気投合して、デニムの棚から選んだのがこちら。「今でいうところのアイスウォッシュですね。ユーロリーバイス®とアメリカものとでは、同じ年代でも染料が違って、色残りや経年の違いを楽しめます」(土屋)。1980年代から90年代にかけて流行した時代のモノと見受けるが、コンディションも抜群。

今年はデニムに革靴を合わせたいんですけど」と井上が言うと土屋さんが出してくれたのがE.T.Wrightのシボ革のUチップシューズ。買いやすい価格帯ながら矯正靴からスタートした1876年創業の老舗で、履き心地にも定評がある。「ヒモ靴は履きたいけど難しいと思って敬遠してたんです。でもローファーって感じでもないし。これならコンサバになりすぎなくていいですね!」(井上)。

スタッフ土屋さんの
クリーンな古着コーデ

ネイビーとグレー&白の配色でモダン・トラディショナルを実践。すべて私物。

井上が絶賛する土屋さんの、この日のコーディネートをご紹介。ジャンプスーツとハーフジップスウェットという今っぽくもきれいめの着こなしだが、すべて古着!「ジャンプスーツは90年代のラルフローレン、スウェットは50年代のヴィンテージでスニーカーもアディダスのヴィンテージ、ジャバーです。ありきたりですが、古着は基本1点モノなので、その魅力を伝えたいと思っています」(土屋)


50年代でジップ付きというのはかなりレアながらコンディション抜群。

ドルークおすすめの
“モダン・トラッド”コーデ

REIのニット¥8,800
1970~80年代の西ドイツ製スラックス¥8,400
1970~80年代のプレーントウ¥14,800 

最後は土屋さんにドルークらしい“モダン・トラディショナル”なコーディネートを組んでもらった。「スラックスとレザーシューズのクラシックなコンビネーションに、カジュアル感のあるニットのコーディネートは誰が着てもサマになるおすすめの組み合わせです」(土屋)。かっちりアップにしたヘアスタイルもマッチして、いつもより大人ムードの井上に。


カジュアルも充実しています!

試着をたっぷり楽しんだ井上。「久々に来られて、めっちゃくちゃうれしかった。やっぱりこのニットは買って帰ります!」と自分が掘り出したニットをお買い上げ。

井上はクラシックやモードよりのアイテムにフォーカスしたが、スウェットやスニーカーなどカジュアルなもののセレクトもセンスがいい。「ドルークは土屋さんはじめスタッフさんが気さくで話しているだけでも楽しいので、ぜひお店に足を運んでみてください!」(井上)服飾専門学校生や美容師、ファッション業界の人々の間では有名なドルーク。セレクトショップのような雰囲気もあり、古着初心者にもおすすめだ。

動画も公開中!

DoLuKE(ドルーク)
住所:東京都渋谷区神宮前3-20-5 2F
TEL:03-5410-5155
営業時間:13:00~20:00 無休
Instagram:@doluke_tokyo
ECサイト:doluke-tokyo.katalok.ooo/ja


Photos:Yumi Yamasaki
Models:Shota Inoue [MEN’S NON-NO model]
Composition & Text:Hisami Kotakemori

小竹森久美

小竹森久美

エディター

「僕らの永久定番ファイル」や「コレクション速報」などファッションテーマを幅広く執筆。

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