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樅山 敦の90's J-POPが流れるBARBER

椎名林檎 『丸の内サディスティック』

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99年は各界の風景がガラッと変わった年。プロ野球では松坂大輔、映画界ではヴィンセント・ギャロが旋風を巻き起こし、J-POP界でもパラレルワールドをひっさげ椎名林檎が現れた。葛藤を燃料に変え、「丸の内サディスティック」で爆発させた。90年代は本物もいれば偽物もいたが、内面からエネルギーが湧き出すような巻き舌歌唱と、自身で演奏するピアノとピアニカ、イギリスなまりの英語バージョンを聴いて、本物だと確信したよ。だってエネルギーを楽曲に昇華できる表現者ってめったにいませんから。J-POP界に新しい立ち位置をつくった射手座の女、こんな表現が合う方って勝手に思ってます。

楽曲はパンクからの枝分かれしたオルタナティブロック。有名どころだとN.Y.のソニック・ユース。ひずむギターと椎名さんの張り裂けんばかりのテンションの過剰さが、力が抜けてオシャレでしょ〜みたいな今までの流れを切り裂いた! 10年に1度必ず現れるんだよね、こういうパンクな人。自分が何をやりたいかに心を砕いて、その集合体でアルバムを作る。そんな人は皆そうなんだけど、なんというか股関節がやわらかい!(笑) 着物をまとったり、ジャズやシャンソンも歌うし野郎たちとバンドも組んじゃう…。全然違う個性を好きなように集めて百花繚乱な世界をつくる彼女は、ユニークなお店がひしめき合う歌舞伎町みたいで、とにかく奥深いんだ。

ATSUSHI MOMIYAMA
ヘアメイクアップアーティスト、代官山の理髪店『BARBER BOYS』主宰。1990年代を彩ったJ-POPを丹念に再評価していくシリーズ。メンズノンノウェブではプレイリストも公開中!

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