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洋平'sノンノ

[Alexandros]川上洋平の洋平’sノンノ 梅雨ってやつは

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雨の日が続く。特に外に出る予定はなくても、やっぱり雨はそこまで好きではない。暑さを和らげてくれる涼しい雨ならまだしも、梅雨どきの雨はただ湿度を高めるだけで何もいいことがない。しかし、梅雨は私が生まれた季節でもある(6月ね)。だからかもしれないが「6月かぁ…梅雨やだね」という声を耳にすると、どうにも申し訳ない気持ちになってしまう。ミスチルの『イノセントワールド』の歌詞に「物憂げな6月の雨に打たれて」という一節がある。幼い頃はそれによって自分の誕生月が誇らしく思えていたけど、「物憂げ」という単語の意味をちゃんと知ったときには愕然とした。「桜井さん、6月あんまり好きじゃないじゃん…」と、ヒーローにも嫌われたように思えた。

しかしジメッとしているからこそ楽しめるものがある。ホラー映画だ。それも邦画の。とびっきりに陰湿で、救いようがないほど重い。そらーカラッとしたハリウッドでは、そんなムード作れるわけないだろうなーと思う。とはいえここ最近のジャパニーズホラーは正直あまり面白くなかった。具体的な問題点を挙げればキリがないけど、端的に言えば怖くなかった。それよりもここ十数年はハリウッドのほうが元気で、数年前の『It Follows』はハリウッドらしからぬ陰湿感でホラーの歴史に残る名作。『ライト/オフ』も発想が好きだったし、王道の『IT』リメイクも笑えたけどしっかり怖かったし、面白かったのでエンタメという意味ではさすがのひと言でした。

しかしながら久々に邦画(ドラマですが)でヤバいのが誕生しました。Netflixのドラマ『呪怨:呪いの家』。めちゃくちゃ怖かった。昭和から平成にかけての犯罪・災害事件を背景にしながらストーリーが展開されるのでそれだけでとてつもなく重い気分になる。内容自体も胸くそ悪いプロットが続くので苦手な人は苦手なはず。しかし、だからこそのめり込めるし、重厚感とカリスマ性がにじみ出てくるんだと思う。“楽しむ”のは笑ったり、感動することだけじゃないですね。ジメッとしたこの季節に公開したのもよかったと思う。

私は怪談を聞いたり、観たりするのがたまらなく好きである。怖がりのくせに無性に惹かれてしまう。知り合った人との距離の詰め方のひとつに「何か怖い話知ってる?」のキラーセンテンスがある。褒められた趣味ではないけど、癖に近いものだからあらがえない。しかしそういった類いを信じているかどうかといえば、まったく信じていない。心霊現象は人間の脳にたまーに起きるバグ現象にすぎないと思っている。だからこそ霊感も持ち合わせていない(というかコレ存在しないと思っている)。ただ、その人が“体験したという事実”自体に嘘はないと思っている。見えてしまった、感じてしまった、感覚は実際にあるんだと思う。モスキート音が聞こえる人と聞こえない人がいるのに近いのかも。

怪談ではないけど、実際私にもそれに近い現象があった。集中するとなぜか昭和版『ウルトラマンタロウ』の歌が耳のすぐそばで流れているように聞こえるのだ。頭で流しているだけでしょうと笑われるが(実際はそうなのだろうけど)、他のどんな曲とも違う流れ方をするから、不思議だなと思っていた。だから体験談はリスペクトを込めて聞いてるつもりではある。

実際こんなことを言っておきながら、マンションの地下にゴミを捨てに行くときはやはり夜中を避けるし、件の『呪怨』を観ているときに家の猫が「ニャー」と鳴いたときは本気で叫んだ。しっかり“楽しんで”いるわけだ。さて、これから夏本番。川上洋平をビビらせられる、という自信がおありの方はぜひあなたの怪談を…(笑)。

川上洋平 PLOFILE
ロックバンド[Alexandros]のVo&Gt。現在、コンセプトアルバム『Bedroom Joule』発売中。8/14、15に「[Alexandros] 10th ANNIVERSARY THIS SUMMER FESTIVAL 2020」を開催予定。詳細はHPにて。
公式HP

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