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薄毛が進行する前に、生活習慣やヘアスタイリングの方法を見直すことも大事。バランスのよい食事と睡眠で体を健康に保ち、サプリメントによるインナーケア、紫外線対策などを行い発毛・育毛をサポート。そのうえで、本格的に抜け毛が気になったら、進行を予防する発毛剤に頼る手もある。ただ、「発毛剤は医薬品なので、まずは薬局や薬剤師に相談してみよう」（水島先生）。
生活習慣を整える
バランスのよい食事と睡眠をしっかり
そもそも栄養のあるものを食べないと髪の毛は育たない。食べ物の中でも、AGAにはワカメよりもブロッコリースプラウト（芽）のほうが効果があるという最新の研究結果もある。薄毛が気になるなら食生活に取り入れてみるのもいいかも。そして、髪に最も大事なのは睡眠をしっかり取ること。理想は７～８時間。睡眠中に成長ホルモンが分泌されて発毛力が復活するので、睡眠をおろそかにしないように。ベッドに入ったらすっと眠り、自然に目が覚める、そんな質のいい睡眠をめざそう。
サプリメントを飲んで
体の中からサポート
BAYER
カミエル
９種のアミノ酸と11種のビタミン・ミネラルを含んだスーパーフード、ミレットの濃縮エキス配合。毛髪と頭皮ケアに関係する栄養素が詰まっており、服用することでハリ・コシにアプローチ。120粒（１か月分） ￥4,800／バイエル薬品
※2021年12月8日で終売予定
SCALP D
サプリメント ノコギリヤシ
体の内側から髪のボリュームケアをする、ノコギリヤシ成分配合のサプリメント。天然成分で構成されているため、男性の体を健やかにサポートしてくれる。継続して飲み続けて、効果を実感しよう。30粒 ￥1,400／アンファー
髪の分け目を変える習慣をつける
分け目を変えて紫外線の影響を分散
髪の分け目は地肌に日光が当たりやすいため、他の部分よりも紫外線ダメージが大きい。なので、髪の分け目をたまに変えることによって、紫外線ダメージを分散させて、影響を受けにくくすることも有効だ。髪の毛が特定の方向へ引っ張られることでかかる負荷も減るので、気分転換くらいの気持ちで変えてみるのがおすすめだ。
スタイリング剤とドライヤーで
根もとを立ち上げてボリュームアップ
スタイリング剤の量を減らす工夫を
髪をセットする際、スタイリング剤をたくさんつければ重力で頭皮に落ちてきてしまうので、先にドライヤーで髪の根もとから立ち上げるといい。ふわっと立ち上がったら、少量のスタイリング剤でも、その状態を十分キープできる。スプレーで髪を固める場合も頭皮にはかけないように注意して。
本格的に気になったら発毛剤に頼る！
RiUP
リアップEXジェット
ミノキシジルを１％配合した、ジェット噴射式エアゾールタイプのリアップ。頭皮環境を整える３つの有効成分も配合し、ミノキシジルの効果をサポート。すっきり爽快な使用感。100㎖ ￥4,180／大正製薬 お客様119番室（第１類医薬品）
REGRO
リグロEX5エナジー
毛母細胞に直接作用して、発毛力を促すミノキシジルを５％配合。育毛剤よりも発毛効果が期待できる。ヘッド全体で広範囲に薬液を塗り込むことができるタイプで、使いやすい。60㎖ ￥5,940（編集部調べ）／ロート製薬（第１類医薬品）
AGAクリニックで薄毛治療を受けると
どんな効果が？
不安ならまずはカウンセリングから
AGAクリニックでは、発毛効果のあるミノキシジルの内服薬やデュタステリドという毛を維持する薬で治療をしてもらえる。カウンセリングだけなら無料のクリニックも多いので、薄毛予防の意味でも一度足を運んでみて。
Photos:Shinsaku Yasujima Hair:Masaki Takada Stylist:Masashi Sho Model:Shota Inoue[MEN’S NON-NO model] Illustrations:Tsuguya Ishii Text:Masato Nachi
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