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スペシャルゲスト志田彩良さん登場! 人の温かさが伝わる『かそけきサンカヨウ』【鈴鹿央士の偏愛映画喫茶vol.3】

スペシャルゲスト志田彩良さん登場! 人の温かさが伝わる『かそけきサンカヨウ』【鈴鹿央士の偏愛映画喫茶vol.3】

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発表

僕の好きな映画について話すこの連載、第3回にして早くも特別バージョンです!

今回は、僕が出演している『かそけきサンカヨウ』という映画についてお話しします。『愛がなんだ』『his』の今泉力哉監督による最新作です。

かそけきサンカヨウ/©2020映画「かそけきサンカヨウ」製作委員会/配給:イオンエンターテイメント10/15(金)よりテアトル新宿ほか全国公開/

初のゲストは主演の志田彩良さん!

 そして豪華スペシャルゲストです! 主演の志田彩良さんに来てもらいました~。

 志田さんとは、ドラマ『ドラゴン桜』でも共演したので「あ、あの秀才!」と思った人もいるのでは。今ではすっかり仲よしですが、実は『かそけき~』の方が先に撮影していて、現場で初めて会った時は、ほぼ喋れなくて……。今日は一緒に作品について、色々話していきたいと思います。

人見知りのため、最初は小声で会話(笑)

志田「確かにお互いに人見知りなので、ほぼ喋れなかったです(笑)。『かそけき~』で2人は美術部という設定だったので、クランクイン前にあった絵の練習で初めて会いました。その時は、描いている絵に対して“いいですね”、“上手いですね”など、小さな声で囁き合うのが精いっぱいでした。でも、同じ中学~高校に通う幼馴染5人グループという設定だったので、クランクインまでに仲よくなろうと、5人でグループLINEを作って、みんなで毎日連絡を取りあって。おかげでクランクイン時には、和気あいあいでした」

『かそけきサンカヨウ』より。志田さん演じる陽と、陸(鈴鹿)は美術部の同級生。

鈴鹿「初日から現場で、“この人、寝てます”と志田さんに寝顔を撮られ、グループに送られたりしました(笑)」
志田「帰りのロケバスの中でCoDというモバイルゲームをしていたら、駅に着いても終われなくて、駅前の端っこで30分くらい立ったままゲームをしたこともあったね(笑)」
鈴鹿「うわ~、懐かしい(笑)!」

鈴鹿「僕から見た志田さんは……」
志田「役柄同様、とても真面目です(笑)!」
鈴鹿「フフッ(笑)。すごく芯が通っていて、色んなことに素直に反応する、ピュアピュアしている印象、かな」

志田「央士くんは、私が(演技などで)迷って“これ、どう思う?”と聞くと、真剣に“俺はこう思う”とか“ちょっと違うと思うな”とか、否定的な意見もハッキリ言ってくれる人。嫌われたくなくて、つい人の意見に同意しちゃう人って、多いと思うけど、いつも央士くんは、正直に言ってくれるから、すごく優しいし、とても信用して相談できる人です」

鈴鹿「こちらこそです! 真面目でピュアなだけじゃなくて、志田さんは熱い。現場でもよく燃えさかっている感じ(笑)。特に『ドラゴン桜』の現場で」
志田「『ドラゴン桜』は作品のカラーもあってみんな熱かったよね。気持ちの変化が大きいから、みんな情熱が湧き出てきて(笑)」
鈴鹿「確かに、東大専科にいた生徒役7人、みんなアチアチでした。頑張ろうという思いの強い3人が同じ控室で。僕ら2人と、細田佳央太くんで、色んなことを話したね」
志田「他の出演者でとても活躍されている方も多かったから、3人で“みんなに負けないくらい頑張ろう、超えるくらい頑張ろう”って」
鈴鹿「反対に『かそけき~』の現場では、劇中の雰囲気のまんま、喫茶店でダラ~ッと喋っていたよね。みんなで音楽の話で盛り上がって」
志田「遠藤雄斗くんが盛り上げ役でした!」

『かそけきサンカヨウ』より。「幼馴染の5人」は、撮影前にグループLINEですっかり仲よしに。

弱いところも強いところも愛おしい

鈴鹿「『かそけき~』は、人の温かさがとっても伝わって来る作品なんです」
志田「原作を読んだ時、登場人物がみんな温かくて、真っ直ぐでステキだなって。私が演じた陽の、強いところや弱いところ、全部が愛おしく思えました。その後、脚本を読んで、温かい原作に今泉監督の色が加わって、さらにすごくステキな作品になっているな、と思いました」
鈴鹿「温かな雰囲気や空気感の中で、人の温もりが感じられる。そんな温度感が伝わって来る脚本を読んだとき、僕も“おぉ~っ”となって」

鈴鹿「僕が演じた陸も、陽ちゃんも、共に壁にぶち当たる。でもそんな時、ちゃんと自分と向き合って解決しようとする、乗り越えようとする感じが好きで。解決法として誰かを蹴落としたりせず、ちゃんと自分が行動して変えていこうとする姿が、すごくいいんです」
志田「央士くんに初めて会った時、“あ、陸くんだ!”って。原作のイメージ通りの陸くんが、目の前にいました。変に役作りとかしなくても、そのまま陸くん。央士くんの、まさにこのままの空気にピッタリ。」

『かそけきサンカヨウ』より。それぞれの悩みに向き合いながら、二人はお互いに影響を与え合っていく。

鈴鹿「確かに、台本を読んだときの陸のファーストインプレッションは、その後、あまり変えずに済んだなぁ。すごくストンと落ちた感じがあって、現場でも最初に出てきた感覚と、あまり変わらずに演じられた気がします」

少し曖昧な“好き”もあっていい

鈴鹿「実は僕、誰かを好きになる役が、初めてだったんです。だから“どうやって好きになろうかな”って思いながらやっていました。陽の気持ちに対して、陸が答えを伝えるシーンでは、今泉監督に“好きじゃないでしょ。もうちょっと好きって気持ちをお願いします”と言われて(笑)。その時に、廊下に立っている志田さんを見ながら“好きだ~”と考えていたら、“あ、好きかも”って気持ちが湧いて来て。それでやったら監督にも、“さっきのと全然、違うよ!”と言ってもらえました。ガッツリ好きだ~って入り方ではなく、少し曖昧な“好きかも”だったのがよかったのかな、と」

志田「うん、“好き”にも色んな形があっていい、と思いました。陽は自分の気持ちをただ伝えたかっただけで、答えを求めているわけではない。私自身なら“ハッキリしてよ!”と言ってしまうかもしれないけど(笑)。そこが陽の優しさなのかな、強さなのかな、と。すごく大人だなって思いました」
鈴鹿「大人だよね。好きになったら普通、気持ちを知りたくなるもんね」

志田「いろんな形があっていい、というのは家族についても言えることだと思います。陽の家庭は少し複雑で、お母さんが出て行って以来、陽はお父さんと静かに暮らしてきて、その暮らしもすごく好きだった。でも、そこに再婚相手・美子さんと幼いひなたちゃんが加わって、すごく嬉しかったんだろうな、と。最初は色々戸惑うこともあったけれど、妹が出来て、お母さんもいる環境や、家の中が騒がしくなることも、陽にとってすごくよかったな、と思いました。血の繋がりとか本当に関係なく、色んな家族の形があっていい、と改めて感じました」

『かそけきサンカヨウ』より。かつてメンズノンノでも活躍した井浦新さんが、陽の穏やかな父親役に。

『かそけきサンカヨウ』より。父の再婚で家族の形が変わりゆく中、揺れ動く陽の気持ちを繊細に演じた。

役がお芝居を超える、初めての体験

鈴鹿「陸の家も、お父さんはずっと海外に居て、劇中にも出てこない。お母さんと(父の母の)お祖母ちゃんの3人暮らし。でも陸は、祖母に責められているような母を見るのが忍びなくて。そんなある日、お母さんから陸が小さかった頃の話や、お祖母ちゃんについて聞かされるんです。そのシーンの時、お母さん役の西田尚美さんに対して、“あ、僕はこの人のお腹から生まれて来たのか”って、母親のそれまでの人生や、お祖母ちゃんとお母さんの昔の姿が頭の中に“ぶわ~っ”と流れ込んできて。お芝居を超える瞬間というか、お母さんの人生を実感した、すごい体験をしました」

鈴鹿「家族の影響は大きいよね。志田さんのお母さん、すごく明るいんだよね(笑)」
志田「特に母が明るいけど、家族みんな明るくて(笑)。ドッキリを仕掛け合ったりする、とても愉快な家族です。おかげで私も明るい性格になりました。育った環境って、やっぱり性格や表情にも影響するな、と思います。お仕事についても一度も反対されたことがなく、私がやりたいと思うことならやってみればいい、という考え。いつも意見を尊重してくれるので、家族が一番の味方だと実感できるのは大きいです」

気持ちを直接伝えることの大切さ

鈴鹿「今、一人暮らしを始めて2年目くらい。一番ダメな感じ方かもしれないけれど、離れて分かる家族の大切さを、しみじみ感じています。お父さんお母さんお兄ちゃん、お祖父ちゃんお祖母ちゃん、みんなに会いたい。21歳の今、生き方とか何が幸せかとか考えると、すごく愛情を持って、いい距離感で育ててくれたんだなって感謝しているし。これから将来、自分が家族を作る上でも、“ああいう家族がいいな”と。そう思える存在が、岡山にいます!」
志田「映画を通しても、そんな家族の温かさを感じてほしいね」
鈴鹿「そう。でも色んな形があって、それぞれ違うよさがある。だから形には縛られないで欲しいな、と思います」

志田「今はコロナ禍ということもあり、SNSでのコミュニケーションが多くなっているけれど、『かそけきサンカヨウ』では、ちゃんとみんな会いに行って、気持ちを言葉にして直接伝えている。それは失ってはいけないな、と。本作を通じて、直接伝えることの大切さも感じて欲しい。そして誰かに優しくしたいな、と思っていただけたらとても嬉しいです」

『かそけきサンカヨウ』
幼い頃に母(石田ひかり)が家を出て以来、父(井浦新)と穏やかにふたりで暮らしてきた陽(志田彩良)は、中学も終わりに近づいたある日、父から再婚したいと打ち明けられる。新しい母(菊池亜希子)と4歳の妹との賑やかな4人生活が始まる。けれど、どこか拭えない新生活への戸惑いを、同じ美術部の陸(鈴鹿央士)に打ち明ける。それを機に、互いに淡い思いを抱き合ってきた2人は、初めてデートの約束をするが――。原作は、人気作家・窪美澄の同名短編小説。

最近はいい音楽と巡り合うことが多くて、撮影の移動時間など悦ばしい時間を過ごしてます。その中のひとつで、グソクムズの街に溶けて」が、いまの生活のテーマソング的な曲です。いい音楽を聴きながら、夜一人で台本を読んだり考え事をする時間だけで幸せを感じる日常です。次回はどんな映画を紹介できるかワクワクしております!

[志田さん]ニット¥52,800・スカート¥49,500(ともにミオズモーキー)/kuon showroom[TEL:03-5766-0160] 靴(ペダラ)¥26,400/アシックスジャパン お客様さま相談室[TEL:0120-068-806]
[鈴鹿]シャツ¥69,300・パンツ¥86,900(ともにナイスネス)/イーライト[TEL:03-6712-7034
ニット(リヴォラ)¥38,500/スタジオ ファブワーク[TEL:03-6438-9575] 靴(チーニー×レショップ)¥81,400/レショップ 青山[TEL:03-5413-4714]

Photos:Teppei Hoshida Hair&Make-up:Naoko Matsuoka Stylist:Izumi Makabe Text:Chizuko Orita

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鈴鹿央士の偏愛映画喫茶

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