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キミの首のコリや痛み、普段の何げない行動が原因かも。少し意識するだけで効果てきめんな情報がずらり!
話を聞いたのは…
竹谷内医院 竹谷内康修院長
整形外科医、カイロプラクター。竹谷内医院の院長として、肩コリや首の痛みなどの手技療法に取り組む。複数のメディアで健康関連のトピックを解説するほか、『頸椎症の名医が教える 竹谷内式 首トレ』『首の痛みは、自分で簡単に治せる!』など著書も多数。
和式の生活スタイルは
姿勢が悪化する原因に
畳や床にお尻をつける和式の座り方では、骨盤が後ろに倒れやすくなる。背中が丸まって頭が前に出るため、首に負担をかける姿勢になってしまうのだ。長年、和式の生活をしていると、その座り姿勢が原因となって頚椎(けいつい)症を発症してしまうことも。椅子に座るほうが、背すじを伸ばした“よい姿勢”になりやすい!
たまにのマッサージ・
整体よりも日々のストレッチ
もんだり、たたいたりすることでラクになるのは、一時しのぎにすぎない! コリや痛みの根本の解決にはならず、またすぐに症状が出てしまうぞ。より効果的に首・肩の筋肉に働きかけられるストレッチ(『【首の疲れを軽減】寝る前の5分で変化!コリや姿勢を改善する3つのストレッチ』の記事を参照)を継続して行うことで、マッサージ通いを卒業しよう。
首の鳴らしすぎに注意!
コリが和らぐため、つい鳴らしてしまう! という人も多いのでは? カイロプラクティックなどの施術とは異なり、自分で動かすと、悪くない関節まで同時に動かしてしまう可能性が。それを習慣的に行うと、もとは健康だった関節がゆるみすぎてしまうことも。ポキポキ鳴らすのがクセにならないよう、気をつけて。
デスクワーク中
30分に1度立ち上がるだけで
首の負担が軽減
日々のストレスも、首・肩の緊張と、コリを招く原因のひとつ。生活の中で、適度に首・肩の力を抜いて緊張をゆるめることで、ストレスを和らげよう! なかでもオススメが、座って作業をしているとき、30分に1度は立ち上がったり、部屋の中を歩いたりする「30分ルール」。スマホのアラーム機能を使えば、時間の管理も手軽に。
正しい椅子選びが
健康的な首への第一歩
正しい座り姿勢を維持するためには、いい椅子が必要不可欠。椅子選びのポイントは、①背もたれが肩甲骨の下よりも高い、②背もたれが垂直に立ち上がったあと、後ろに傾斜する、③座面と背もたれにクッション性がある、④ひじかけがない、⑤大きさが体に合っている。これらを備えた椅子に骨盤を起こして座り、背もたれに寄りかかれば、正しい姿勢の完成だ!
首・肩のコリを感じたら
目の疲れもチェック!
首・肩のコリと疲れ目は、いずれも交感神経の働きが高ぶると起こりやすく、併発することが多い。コリを感じたら、まずメガネやコンタクトレンズが合っているかの確認や、スマホやパソコンの画面を暗めに設定してみて。疲れ目と同時に、首・肩のコリも軽減することが!
パソコン作業は
デスクトップがベター
スマホ同様、無意識に前かがみの姿勢になってしまうのがパソコン作業。ノートパソコンの画面はデスクトップ型よりも小さいうえ、位置が目線の高さよりも低くなりすぎるため、のぞき込むような姿勢になりがち。買い換えるのが難しい場合は、10〜15㎝ほどの台に置いて画面を高くし、外付けのキーボードを使おう。
Photos:Yumi Yamasaki Mai Shinya Kenta Sato Model:Sosuke Ogata[MEN’S NON-NO model] Composition & Text:Ayano Nakanishi
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