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ファッション以上に、その人らしさが出るインテリア。そんなこだわりと暮らしの工夫が詰まったおしゃれ男子たちの部屋をのぞいて、次の模様替えのヒントを探してみよう。
name
阿部純也さん(28歳)
Occupation
デザイナー
Home Layout
1LDK(45㎡)
ユース世代から絶大な人気を誇るファッションブランド〈kaoyorinakami〉のデザイナー。メンズノンノのファッションルポにもたびたび出演する根っからの服好き。
Instagram:@byun.a
眺望までもがインテリア!?
景色と調和するクリーンな空間

「部屋選びの決め手は、この窓から広がる眺望でした。朝は心地よい光が入り、夜には街の明かりを楽しめます。室内は白をベースにクリーンにまとめ、もともとのブラウンのフローリングにはオフホワイトのフロアカーペットを敷き詰めました。作業はかなり大変でしたが、部屋全体がぐっと明るく、開放的に。そこに存在感のあるレザーの家具を置くことで、柔らかな白に引き締め役を加え、メリハリのある空間になりました。暮らしていくうちに映える構図が自然と増えたおかげで、最近ではインスタやTikTokでもインテリアの投稿がかなり増えてきた気がします。今ではこの部屋は、日常と撮影の両方を楽しめるもうひとつのスタジオのような存在です」(阿部さん)

フレグランスや雑貨、レコードプレーヤーを陳列しているUSMのシェルフ。メタルの質感が、白を基調とした空間に引き立つ。

もう一方の部屋はほぼクローゼットとして活用。

韓国系のインテリアに特化したECサイト・リトルルームスで購入したというディスプレイラック。「前の家から持ってきた特にお気に入りの家具です!」(阿部さん)。

バタフライチェアの愛称でも知られる名作、BKFチェア。白い空間だからこそ濃いブラウンが映える。
Photos:Norito Ohazama Composition&Text:Kanta Hisajima

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