▼ WPの本文 ▼
ファッション以上に、その人らしさが出るインテリア。そんなこだわりと暮らしの工夫が詰まったおしゃれ男子たちの部屋をのぞいて、次の模様替えのヒントを探してみよう。
name
遠山広大さん(27歳)
遠山梨紗さん(27歳)
Occupation
会社員
Home Layout
1LDK(53㎡)
都内PR会社に勤務。最近はSNSでインテリアにまつわる発信にも力を入れている。お気に入りのインテリアショップは千駄木のファンアゲイン。
Instagram:@codie_room
リサイクル家具とDIYで
低予算でも遊び心ある暮らしを!

「彼女の転勤を機に、この部屋で二人暮らしを始めました。入居の決め手は、シンプルな内装と吹き抜けメゾネットの間取り。落ち着いた色味のフローリングと真っ白な壁、そのメリハリを生かすように、ラグやクッションなどでポップな色を置いて、空間に軽やかさと遊び心を加えています。特段、高価な家具はないけれど、いいセレクトのリサイクルショップを巡ったり、DIYでシェルフを作ったり、工夫をしながら心地のいい空間に仕上げていく。最近はその過程が何より楽しいんですよね」(遠山さん、以下同)

「大きな窓からは自然光がよく差し込むせいか、窓際や階段に植物がどんどん増加中(笑)。一緒に暮らすようになって、ときにはこだわりがぶつかってしまうこともありますが、お互いの趣味や好みを持ち寄って生活する面白さを日々感じ、ますますこの部屋への愛着が深まっています」

ホームセンターの部材でDIYしたというディスプレイシェルフ。「カットサービスを利用して棚板の形を整え、それを塗装し、シェルフを作りました。グリーン×ライトピンクの配色とアシンメトリーな形がお気に入り」

目を引くベッドカバーはアートオブブラック。「和紙のランプシェードの柔らかな光、ニュアンスのあるデザインのベッドで穏やかな雰囲気をつくります」

「増えていく植物の配置に変化をつけるために、DIYしたタイルブロック。一見簡単そうに見えるけど、木でベースを組んでそこにタイルを貼る作業は、かなりの大仕事でした(笑)。窓際の空間を引き締めるアクセントにもなっています!」

天井の高い吹き抜けメゾネットの間取りは、実際の平米数以上に広く感じられる。フロアが分かれているからこそ、生活にも自然とメリハリが出るのだそう。
Photos:Norito Ohazama Composition&Text:Kanta Hisajima

▲ WPの本文 ▲