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おしゃれなメンズは、どんな部屋で日々を暮らしているのだろう。そんな疑問を解決すべく、実際の部屋に突撃するこの連載。第39回は、会社員の舘 洋介さんのご自宅にお邪魔しました!
舘 洋介さん
Instagram@tachiyogum
会社員
1LDK(44㎡)
おしゃれ部屋のこだわり
扉をなくし、ゆるくつなげた空間が
1LDKのふたり暮らしを快適に!


「1LDK、44㎡のふたりで暮らし。平米数で計ると決して広いとは言えませんが、だからこそ空間の繋げ方に工夫をしています。玄関からリビング、寝室まであえて扉を設けずに、ラグを使ってゆるやかにゾーニング。隣り合う部屋を仕切らないので回遊できる動線が生まれ、数字以上に快適な暮らしになっています。内装は無垢材のフローリングに白い壁紙。シンプルでクリーンなベースだからこそ、家具はウッド系を中心に。ただ、木ばかりだと重たい印象になるので、照明やラックに金属素材を取り入れたり、オレンジの差し色を加えたりして、やわらかさと温かみを添えています。日当たりもよく、日中は照明いらず。夜は暖色の光に切り替えて落ち着いた雰囲気に。長く愛用している家具や、友人から譲り受けたテーブル、甥っ子が作ってくれたレゴなど、思い出のあるものが少しずつ増えていく。そうした積み重ねが、この家を僕たちらしい住まいにしてくれているんです」(舘さん)

おしゃれ部屋のインテリア
ファブリックで部屋の空気をコントロール!

「リビングは、ウッドのブラウンに対して明るい色のファブリックを選んでいます。重くなりすぎず、全体がやわらかい雰囲気にまとまるように意識しました。木の温かみをベースにしながら、クッションやラグなどで軽やかさを加えて。ふたりの時間をゆったり過ごせるように!」(舘さん)
ヴィトラのウーテンシロRE

「壁にはウーテンシロREを掛けています。ポケットが大小さまざまについていて、よく使う文房具や小物をサッと収納できるのが便利なんです。ただ機能的なだけじゃなく、デザインそのものがアクセントになっていて。無駄なく整理できるのに、見た目はむしろ楽しい。暮らしにちょっとした遊び心を添えてくれる存在ですね」(舘さん)

「よく使う時計やアクセサリーは、すぐ手が届く場所にディスプレイ。しまい込むよりも目に入るところに置くことで、身支度もスムーズになるし、好きな小物をインテリアの一部として楽しめます」(舘さん)
無印良品のチェスト

「リビングに置いているのは、無印良品のチェスト。一人暮らしを始めた頃からずっと愛用しているもので、使い込むほどに木の風合いが増してきました。シンプルなデザインだから飽きがこなくて、どんな空間にも馴染んでくれます」(舘さん)
和モダンなヴィンテージシェルフ

「ビンテージファニチャーショップで見つけた飾り棚には、パートナーのバッグをディスプレイ。ほんのり和モダンな雰囲気があり、玄関前の空間にいいアクセントを加えてくれます」(舘さん)

「ひと目惚れしたチベットのヴィンテージラグ。よく見ると龍のようなモチーフが描かれていて、柄自体は少し派手なんです。だけど色使いはどこか可愛らしくて、空間にすっと馴染む。存在感がありながらも優しい印象を与えてくれるところが気に入っています。和モダンなシェルフの前に敷いて生まれるミックス感を楽しんでいます!」(舘さん)
Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima

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