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ランニング初心者のメンズノンノモデルと結成した「メンズノンノ ランニング クラブ」。5月中旬に開催されるハーフマラソン“完走”を目指してトレーニングを積み重ねていく。(vol.1はこちらから)
メンズノンノ専属モデルが
ハーフマラソン挑戦に向けて
トレーニング中!


挑戦するメンズノンノモデルは…
『メンズノンノ ランニング クラブ』結成から約1ヶ月。モデルの2人もランニング習慣が身についてきたようだ!「最初は3km走っただけでもバテていましたが、練習を積み重ねてきたら不思議と10kmは余裕で走れるようになりました!」(稲井)。「走れば走るほど長い距離への恐怖心が薄まっていく気がします。最初は考えられませんでしたが、今では本番で1時間30分切りが目標です」(松井)
相棒シューズは…

■Nike Vomero 18
vol.1から練習で着用しているのは『Nike Vomero 18』。ナイキのシューズの中で最もクッション性に優れた最新作。普段のジョグからレースまで幅広く対応してくれる、初めてのハーフマラソンで完走が目標という人には特におすすめのシューズだ。アウトソールは耐久性に優れたラバーが使用されているので、長い距離でもトラクションが発揮されるとともに、つま先に向けたロッキングチェアのような構造のおかげで、スムーズな体重移動も可能。ランニング初心者はもちろん、練習で距離を伸ばしたい経験者、レース後のリカバリーラン用になど、さまざまなニーズに応えてくれる。

■Nike Vaporfly 4
さらに、レース用シューズとして今回から登場するのが『Nike Vaporfly 4』。より軽く、推進力に 優れたモデルで、反発力の高い「ズームX フォーム」が採用され、アッパー、ミッドソール、アウトソールは軽量化を実現。弾むような疾走感ももたらしてくれる、今回の1マイルレースのようなスピード練習からマラソンまで頼りになる一足だ。ボメロを着用しての練習で走力がついてきたモデル 2 名は、ハーフマラソン本番でこちらを着用してタイムを目指すことに。
北米で人気種目の「マイル走」に挑戦


練習会場は都内の陸上競技場。今回は、先日発表されたナイキの新プロジェクト女子のマイルレースで4分を切ることを目指す『Breaking4』に伴い、トラックを使用してマイル走に挑戦していく!ナイキの森実利コーチによると、いつもより短い距離でスピードを出すトレーニングは、ハ ーフマラソン時にもラストスパートなどで役に立つのだという。

『Breaking4』は、2017年の『Breaking2(マラソン2時間切り)』に続く“ムーンショット(大きな夢)プロジェクト”。1マイルと1500mの世界記録保持者であるフェイス・キピエゴン選手が、女性初の1マイル4分切りを目指すという驚きの内容だ。

約1.609kmの1マイルレースは、特に北米で人気の種目。フェイス選手の現時点での自己ベストで世界記録は4分7秒64。4分を切るまでには、あと約8秒。その速さとは?難しさとは?実際に走ってみて体感してみることに。
スペシャルゲストが登場
「マイル走」の極意を語る!

今回はスペシャルゲストとして、1マイルの日本記録保持者 青木涼真選手(Honda)とハーフマラソン(女子単独)の日本記録保持者 五島莉乃選手(資生堂)が登場!まずはマイルの極意やレース展開について教えてもらうことに。

『Breaking4』でフェイス選手が挑戦するのが“1 マイル4分切り”。それはエリート選手から見て、どのくらい難しいことなのだろうか? 「400m トラック1周を走るのに 60秒を切らないと越 えられない記録。1周を60秒で走るのは、トップアスリートでも人によっては達成するのが難しい 速さです。最初から本当に全速力で走るイメージですね。だからこそ自分の限界に挑戦できるレ ースだし、楽しさもあると思います」と五島選手。

1マイルの日本記録保持者である青木選手は、マイルについてこのように話す。「アメリカでは、マイルで優勝するとヒーローのように賞賛を浴びるほど人気のレース。距離で言うと1500m走に近いと思うかもしれませんが、それとはまた別物。約100mの違いでレース展開などにも気をつけなければなりません。何度も走ってみて、自分の走り方が見つけられるという点ではハーフマラソンに近い点もあると思います!」。
準備運動で肺活量を鍛える!

今回は実際にマイル走に挑戦するということで、まずは準備運動へ。肺活量を鍛えるのに適しているのがこの風船を使ったトレーニング。歩きながら風船を膨らませていくという至ってシンプルな内容だが、これが意外と難しい!

慣れてきてだんだんと膨らむようになったら、走りながら膨らませる応用チャレンジも!「普段走る時に意識していなかったお腹周りの筋肉を使えるようになった気がします!」と稲井。


この他にも入念に股関節周りや肩甲骨周りをほぐす準備トレーニングをしていく。いつもの練習よりスピードを出し筋肉に負荷をかけるので、ストレッチなども入念にすることが大切だ。
いざ、レーススタート!

二人がハーフマラソンでの平均ペースとして設定している5分/kmを基準に、今回は1マイル5分 30秒切りを目標で走ることに。全4周中、3周目までは基準ペースで走り、ラスト1周はそれぞれフリーペースで走るというタイムレースだ!

3周目まではしっかり先頭集団についていった二人は、ラスト1周に入るとさらに加速!しかしながら、集団のペースに合わせていた青木選手もここで怒涛の追い上げを開始。みるみる距離が離されていく!

青木選手を追うようにゴールした松井。「ペースを維持しながら3周走るだけでもかなり限界を感じていたのですが、ラストで力を振り絞って走っている時は本当にキツかったです(笑)。でもなぜか、走り切った今は爽快感があって。これがマイルの魅力なのかもしれません。そして青木選手のスパートを間近で見て、人ってこんなに速く走れるのか、と圧倒されました…!」

松井を追うようにゴールした稲井。「最近長距離に慣れてきたからか、1マイルは余裕で走れると思っていたんです。これが全然違う!ハーフマラソンが20km以上走り切る精神力を試される競技ならば、マイルは1秒を削り出すために走り切る精神力が試されるように感じました。種目が違うだけでも奥が深いですね…。ラストは全く追いつくことができなかったですが、青木選手と一瞬だけでも並走できて嬉しかったです!」
メンズノンノモデルたちの
自主トレの様子をお届け
また一つ経験を重ねた稲井と松井。選手と走るという貴重な体験をしたことで、練習にも実が入っている様子だ。本番までの残り2週間。仕上げとして、10〜15kmを5分/kmペースで週3日ほど走るトレーニングを重ねていく。

「ハーフマラソンに挑戦することを周りに話したら、一緒に走ろうよと声をかけてくれる人がたくさんいて嬉しい!この挑戦の中で、ランニングの輪が広がっています。あと、仲間と走るとあっという間に目標距離を達成できますね。自分がこんなに余裕で10km以上を走っているなんて、信じられない(笑)」。(稲井)

「今回のマイルレースをきっかけに、スピードに乗って走るという感覚が掴めた気がします。それもあってか、最近レース用のシューズで10kmを走ってみたら、4分30秒/kmを切れたんです!あと2倍の距離をこのペースで走れるかというとまだ不安はありますが…。走れば走るほど自信がついていくのが、ランニングの楽しさなのだと実感しています」。(松井)
次回、ついにレース本番!

ついにレース本番へ。vol.3では、レース直前の過ごし方や自分へのメンテナンスについて徹底紹介。メンズノンノ公式Instagramでは二人のトレーニング風景動画も公開中。是非チェックしてみて。
お問い合わせ先
NIKE カスタマーサービス
TEL:0120-6453-77
NIKE.COM
Photos:Masaru Furuya Models:Kotaro Inai Daina Matsui[Both are MEN’S NON-NO models] Composition&Text:Risa Kawamoto
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