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胡蝶しのぶにとっても、かつてない強敵との戦いが待ち受けている本作。初めて見る激情に駆られた彼女を演じる早見は、そのとき現場で何を思っていたのか。
早見沙織がエネルギーを注いだ
胡蝶しのぶを演じるということ


声優
Saori Hayami
5月29日生まれ、東京都出身。アニメ『SPY×FAMILY』(ヨル・フォージャー役)、『ONE PIECE』(ヤマト役)に出演。2026年は『鬼の花嫁』(東雲柚子役)が放送予定。
ジャケット¥81,400・シャツ¥41,800・パンツ¥50,400/アーニーパロ その他/スタイリスト私物
すでに100%ある強い感情を
さらに上げる必要があった
─世界中から期待と注目が集まっていた待望の「無限城編 第一章」ですが、早見さんはどんな気持ちで臨みましたか?
「今作は気持ちの準備をするのにいちばん時間がかかりました。原作を事前に読んでいるので、『無限城編 第一章』でしのぶさんが描かれるシーンはもちろん知っていますが、実際に自分の声で表現しなければならないと考えると、なかなか台本を開けませんでした。アニメーション作品なので、自分がしのぶさんに関するすべての表現を担うわけではありませんが、声という部分で彼女を表さなければならないと思うと、相当の覚悟が必要です。気づけば時がたってしまって、結局収録前のギリギリまで台本を開けませんでした。それほど今作にしかない特別な感情がありました」
─しのぶは強敵である上弦の弐の童磨と対峙し、戦います。これまでの彼女とは違う、激しい感情を伴うお芝居が求められたと思いますが、どのように気持ちをつくっていきましたか?
「しのぶさんはもともとすぐ火がつくような熱い気持ちを持っているキャラクターだと思います。強い意志と覚悟を持つしのぶさんの思いを汲みながら収録に向けて練習をしていたのですが、演じているうちにこの思いをもっと強くしなければいけないと感じるようになりました。広大な無限城の中で導かれるように童磨と対峙し本当に許せないとしか思えないような因縁の相手を前にしたとき、もう冷静でいられなくなるのではないかと思います。怒りが0の状態からゆっくり上がっていくのではなく、自分の中にすでに100%、いや200%くらいの強い感情が最初からある中で、もっともっと上げていくような感覚です。台本を読み込んで、『そうだった、この無限城編はこういうことが起きるところだ』と改めて『鬼滅の刃』という物語について考えさせられましたし、アフレコ収録にあたり、しのぶさんの気持ちをしっかり育てていかなくてはと、私も覚悟しました」
─今作での胡蝶しのぶのお芝居は、実際難しかったのではないでしょうか。
「確かに難しいことではありますが、私の中で、童磨に対して何度ぶつけても出しきれない大きな感情をまっすぐに見つめ続けたのがよかったのだと思います。自ら演技をこうしようというより、結果"そうなった"というような感覚があります。それを、本編を観たときに改めて感じました。しのぶさんが童磨と対峙したときにひとりの女性が襲われているのを瞬間的に助けて『大丈夫ですか?』と声をかけるシーンがあります。そのときの自分の声が思った以上に優しくて、驚きました。観ている方がどう捉えるかはわかりませんが、私としては童磨に対する声色とまったく異なるように思いました。収録時はあまり意識していませんでしたが、そこには確かに、いつものしのぶさんがいるんだなと、その声の差を面白いとも感じましたし、ちゃんとしのぶさんを演じられたのかもしれない、とうれしい気持ちになりました」



無限城に落とされたしのぶは、城内を進んだ末に童磨と出会う。そこで童磨こそが因縁の相手だと悟った彼女は、怒りの感情をむき出しにする。毒を使い果敢に攻撃を繰り出す。
茅野さん、上田さんと収録後の
焼き肉会で心も体も回復!

─収録現場の雰囲気はいかがでしたか?
「本当に和やかで、マイクの前に立つとそれぞれの雰囲気がガラッと変わる、という感覚でした。収録ではしのぶさんが戦う上弦の弍の童磨役の宮野(真守)さんをはじめ、密接に関わりのある胡蝶カナエ役の茅野(愛衣)さん、栗花落カナヲ役の上田(麗奈)さんたちと一緒に録ることができました。私自身、『もう全部ここに込めてぶつけていこう』という強い思いで臨んだというのもあり、アフレコブースでは基本キャストは自由に座るのですが、今回実は私がわがままを申しまして……宮野さんが私の右側にいらっしゃったので、『私の隣には茅野さんと上田さんにいてほしい!』と伝え、お二人に私の左側に来ていただきました。私を境に、胡蝶サイドと童磨サイドと分かれるような構図です。さらに、宮野さんもその雰囲気に合わせてくださり、結果バチバチはじけるような鋭い緊張感が自然と生まれていました。何より宮野さんの声を横で聞きながら収録できたので、私の中のしのぶさんの感情が膨らんでいくのを感じることができました。そのおかげで、私は強い思いを宿したしのぶさんになれましたし、収録後はすべてを込めて、エネルギーがカラカラになりました(笑)」
─そんなふうに精根尽き果てたときに、気持ちの切り替えなどをしていましたか?
「おいしいものを食べると気持ちが切り替わるので、食事の予定を入れます。それこそ収録が終わった後に、茅野さんに『もう焼き肉でも食べたい気持ちです』と話したら『今から食べに行こう』と言ってくださって、茅野さんと上田さんと3人で、焼き肉を食べに行きました。『無限城編 第一章、収録お疲れさま』という気持ちでおいしいごはんを楽しめて、かなり回復しました!」
─早見さんは「これなら自分は柱になれるレベルかも」と思えるほどハマっていることやこだわっていることはありますか?
「コロナ禍ぐらいから香水にハマって、一気に集め始めました。好みの香りは花や果物で、ニッチフレグランスといわれるマニアックなブランドが好きなんです。花江さんのメガネみたいにその日の気分でつけるし、時間がたってまた使いたくなります。ただ、長い間空気や日光に触れていると品質が変わっていってしまうので、最近は3mLなど小さいボトルを集めてます。香りの鬼になりすぎちゃって、今はちょっと控えています(笑)」
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編
第一章 猗窩座再来』

来たる鬼との決戦に備えて、炭治郎たちが柱による合同強化訓練“柱稽古”に挑んでいる最中、鬼殺隊の本部である産屋敷邸に現れた鬼舞辻無惨。お館様の危機に駆けつけた柱たちと炭治郎であったが、無惨の手によって謎の空間へと落とされてしまう。炭治郎たちが落下した先は鬼の根城である無限城。広大な空間を探索する中で、炭治郎は煉獄杏寿郎の仇である、上弦の参・猗窩座と再び対峙する。鬼殺隊と鬼の最終決戦がついに始まる。
●全国にて公開中。
Photos:Hiroki Oe Stylist:Sora Murai Interview&Text:Hisamoto Chikaraishi[S/T/D/Y]
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