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累計発行部数、実に3,000万部以上。藤本タツキ原作の異色コミック『チェンソーマン』。TVアニメ放送を経てシリーズ屈指の人気エピソード「レゼ篇」がついに9月19日より劇場公開される。本作のキーパーソン、レゼとの出会いを発端に紡がれる新たな物語とは? 制作陣の要である𠮷原達矢監督・中園真登副監督の対談を皮切りに、キャストの証言を交えながら、世紀の怪作『チェンソーマン』の魅力に迫ってみたい! 謎に包まれた言動と能力で視聴者を惹きつけてやまないマキマ。楠木ともりは本作での演技を通して、改めてマキマという人物の輪郭をより色濃くしたそう。

ジャケット¥52,800/オールモストブラック シャツ¥22,000・ドレス¥24,200/フィーニー ネクタイ(N.ハリウッド コンパイル)¥13,200/ミスターハリウッド ヴィンテージのブレスレット¥41,800/ポケット
声優
楠木ともり/Tomori Kusunoki
1999年12月22日生まれ、東京都出身。2017年に声優デビュー。出演作は、アニメ『ウィッチウォッチ』(宮尾音夢役)、『友達の妹が俺にだけウザい』(月ノ森真白役)、『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』(宵崎奏役)など。20年より歌手としても活躍。
デートでマキマの私生活が見えた
楠木ともり(声優・マキマ役)

「デンジと映画を観に行くデートシーンでは、マキマが初めて私生活の一端を見せます。映画観賞を媒介として“何が彼女の琴線に触れるのか”という素の感情が描かれるので、皆さんがマキマをひとりの人として見られるシーンにしたいなと思いました。

一方で、マキマとしての奥行きを深めるために、デンジにとってのレゼとの対比を意識したんです。マキマは“届きそうで届かない女性”で、レゼは“届かなそうだけど届いちゃうかもしれない女性”。その認識に音響監督も賛同してくださったので、お芝居の指標を確認して収録を始められました。私自身、繊細な声を持つ上田さんがレゼを演じると聞いた瞬間に『解釈一致!』と期待が膨らみましたし、『チェンソーマン』で初めて描かれる恋愛模様は、デンジ視点だけでなくレゼ視点でも味わいが変わるので、ぜひ2回観て楽しんでください」
劇場版 『チェンソーマン レゼ篇』
悪魔の心臓を持つ少年・デンジは“チェンソーマン”として公安対魔特異4課に所属するデビルハンター。憧れの上司マキマとのデートに浮かれるデンジだったが、雨宿り中に謎の少女レゼと出会う。
監督/𠮷原達矢 脚本/瀬古浩司
原作/藤本タツキ(集英社)
制作/MAPPA 配給/東宝
© 2025 MAPPA/チェンソーマンプロジェクト
© 藤本タツキ/集英社
Photos:Kanta Matsubayashi Hair&Make-up:Sana Okubo Stylist:Shunsuke Mori Interview&Text:Hisamoto Chikaraishi[S/T/D/Y]
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