▼ WPの本文 ▼
専属モデルの豊田裕大も、ぬいぐるみに魅了されているひとり。そんな彼が自身のSNSで紹介するほど熱視線を注いでいるのが、おぱんつ君。そこで今回は、作者の香菜子さんとの対談が実現!
おめめだけのキュートな
お顔にきゅん!

豊田(以下、豊) はじめまして! お会いできてうれしいです。まず初めに、ずっと気になっていたのですが、なぜパンツをはいたキャラが生まれたんですか?
香菜子(以下、香) コロナ禍のステイホーム期に、何か手を動かしたいと何げなく作ったのが、おぱんつ君が生まれたきっかけ。裸ん坊だったので何か着せてあげたいと思い、子どもの頃に手作りしたパンツの作り方を思い出してはかせてみたら、娘が「かわいい!」と言ってくれて。それでSNSに投稿してみよう、となったんです。
豊 僕もInstagramで偶然おぱんつ君を知り、ひと目ぼれしたひとりです。幼い頃からかわいいキャラクターが好きだったんですが、大人になるにつれて恥ずかしくなって隠すようになってしまって。でもおぱんつ君は、性別や年齢の垣根を越えて“愛でたい”という魅力にあふれているなと感じたんです。
香 おぱんつ君は誰かに媚びたりせず、常に俯瞰的でひとりでひっそり佇んでいる性格。顔のパーツも目だけで、表情も曖昧にしています。そんなアノニマスな雰囲気が多くの方々に受け入れられているなら、とてもうれしいですね。
豊 おぱんつ君を迎え入れるときに入っている箱など、パッケージにもこだわりがあって格好いいですよね。
香 インダストリアルなグラフィックデザインが好きなので、シリアルナンバーをつけたりと、あえてプロダクト感を意識しています。

豊 おぱんつ君本体とパンツが別の袋に包装されていますが、それには何か意味があるんでしょうか?
香 迎え入れた人が自分のおぱんつ君にパンツをはかせることを“儀式”と呼んでいるんです。なんだかシュールな一幕ですが、そんな遊びも楽しんでもらえたら!
豊 確かに、「自分の元へ来てくれた!」とうれしい気持ちになりますもんね。
香 最近は柄パンツやポンチョ、ブーツなどのお着替えアイテムも作っています。
豊 どんどんおぱんつ君がオシャレになっていくんですね。僕自身もいつか自分のぬいぐるみを作ってみたいと夢見ているのですが、香菜子さんは今後の目標や展望はありますか?
香 今年の5月に韓国でPOP-UPイベントを行ったんですが、その際に多くのファンの方が集まってくださって。日本だけじゃなく海外のファンの方もいらっしゃるのだと改めて実感しました。これからも、もっと多くの方におぱんつ君を届けられるような取り組みをしていければと思っています。
Photos:Asami Nobuoka Hair&Make-up:Masaki Takada Stylist:Mikako Shinohara Text:Minori Okajima
▲ WPの本文 ▲