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オシャレなメンズの間で高まっている、ぬいぐるみ熱。部屋に飾ったりバッグにつけたりと、いつもの日常にさりげなく取り入れる人が増加中だ。メンズノンノでは、注目の作家にその魅力をインタビュー！
mojojojoさん
Q制作を始めたきっかけは？
生まれたばかりの子どもに、自分の手でぬいぐるみを作ってあげたかったから。
Q鮮やかな色使いは何の影響？
LEGOブロックや海外のおもちゃ。赤・青・黄色の3原色がうまく使われているものが好きなんです。
Q「Todd friends」がペタンコな
形なのはなぜ？
姉が幼少期にずっと一緒に寝ていたぬいぐるみが、枕代わりになって薄くなっていたのがかわいいなと思って。わたしが作るぬいぐるみも時代を超えて愛されてほしい！
Q男性のぬいぐるみ人気は
実感している？
この数年でかなり増えたと感じますし、男性にもぬいぐるみを好きになってもらえることはとてもうれしい！ 初めはステッカーやキーチャームなど、ぬいぐるみ以外のグッズが手に取りやすいかもしれません。
片岡メリヤスさん
Q個性的なフォルムは
どうやって生まれている？
完成間近だったぬいぐるみを鏡の前に置いて眺めてみて、「やっぱり違うな」と上下に真っ二つにカットしてしまうことも。そこから新しいぬいぐるみが2体生まれたり、顔にしようと思っていたパーツが足になったり…。決め込みすぎず、感覚的に形作っていくのが好きです。
Qインスピレーション源は？
身近な動物たち！ 外出するときは近所の犬の散歩時間に合わせたり、猫がよくいる場所を選んで歩いたり、ご近所の「どうぶつマップ」を脳内でつくっています（笑）。
Qぬいぐるみのバックグラウンドや
物語は、どのように思い浮かぶ?
制作中にふと、「この子はこういう性格かも」といったイメージが突然わっと湧いてくることもありますが、ほとんどの子は完成してから一緒にご飯を食べたり遊んだりしてみているうちに、名前や性格が決まります。
CO-SENさん
Qぬいぐるみ作りで
意識していることは？
曖昧で抽象的であること。目だけがついていて表情がわからないほうが、見る人の想像に委ねられる余白が生まれ、魅力的に映ります。毛足の長さも大切な個性。「サラサラ」や「メレンゲ」など、素材ごとに名前をつけています。
Q制作をはじめたきっかけは？
おもちゃメーカーのデザイナーを辞めたときに、気分転換として始めました。
Qどこに飾るのがおすすめ?
本棚の隙間など、思いがけないところに置くと精霊っぽさが増してかわいいと思います。職場に持っていったり、旅先に連れていって自然の風景と一緒に写真を撮ってもらえるのもうれしい！
Photos：Asami Nobuoka Stylist：Mikako Shinohara Text：Minori Okajima
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