![頭痛、肩こり、だるさ…梅雨の不調は「セルフツボ押し」で解決！[Wellness– 今月のウェルネス]](https://www.mensnonno.jp/wp-content/uploads/2025/06/M_25_0603_1_eye-880x660.jpg)
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疲れ目に即効くセルフツボ押し
ジメジメした気候のせいか？ 体がだるく気分も冴えないのは疲れ目も一因かも。「疲れ目はいわば現代病ですが、それが原因で頭痛や肩凝りなどの不調が生じるほか、メンタルヘルスとの関連性も指摘されています。目の疲れを感じたらぜひツボ押しを。湯船につかっている時間やアイマスクなどを使った後など、目のまわりと手を温めてから行うと、血流が改善されて効率的です。穏やかな呼吸を意識しながら実践すればリラックス効果も高まります」（医学博士で眼科専門医の有田玲子先生）
Case.1：
長時間のPC作業やスマホ操作の後に
攅竹（さんちく）
眉頭（眉間側の眉の端）の内側、鼻のつけ根に位置するくぼみ。目の重だるさやかすみなど、目にまつわる不調全般にアプローチ。
5秒×3セット
ツボとは、いわば血管や神経が密集したくぼみのこと。攅竹を刺激するときは親指でくぼみを押さえたまま、痛気持ちいい程度の圧で下から上へと指を回す。決して爪を立てず指の腹で押すこと。またくれぐれも眼球を押さないよう注意しよう。
Case.2：
疲れ目とどんより頭を一挙にクリアに
太陽（たいよう）
眉尻（眉毛の外側）と目尻の間から、こめかみ側に指をずらした位置にあるくぼみ。目の疲労感に加えて後頭部や側頭部の痛みにも。
10秒×3セット
中指か人さし指の腹で太陽を押さえ、円を描くように指を動かす。これが基本のやり方。疲れ目に加えて頭がすっきりしないときは、こめかみから耳の上まで指をらせん状に動かしてマッサージ。指をくぼみに沿って動かすイメージで実践。
Case.3：
目からくる肩から上の疲労感をリセット
風池（ふうち）
後頭部の髪の生え際、首の中心線から親指の幅4本分外側に位置するくぼみ。目の疲労感のほか、それに由来する肩や首の凝りに有効。
5秒×3セット
風池に親指の腹を当てたら、5秒かけてくぼみをぐーっと押し込むようにしてプッシュ。弱めの圧で押すよりも、ほどよく力を入れて、首から頭部を引き離すようなイメージで指圧するほうが、気持ちよさを体感しやすいはず。
医学博士、眼科専門医
有田玲子 さん
ドライアイに関する英文論文は80本以上を手がけるスペシャリスト。さいたま市にある伊藤医院の眼科を担当し、副院長も務める。
Photos：Daiki Suzuki Model：Rintaro Hinotsu[MEN’S NON-NO model] Composition&Text：Nana Hotta
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