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集団で活躍するフリーランス「UNE STUDIO」。5人が集まった理由や東京から距離を置いた暮らしについて聞いてみた

集団で活躍するフリーランス「UNE STUDIO」。5人が集まった理由や東京から距離を置いた暮らしについて聞いてみた

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都心から車で1時間半ほどの距離に位置する埼玉・小川町。ここを拠点に活動するフリーランス集団がいた! 彼らの拠点におじゃまして、5人が集まった理由や、東京から距離を置いた暮らしについて聞いてきました。

 

集団で活躍するフリーランス「UNE STUDIO」 2

team
UNE STUDIO

[写真左から]写真家の池田太朗さん、企画・編集、コピーライターの柳瀨武彦さん、インテリアデザイナーの児林幸輔さん、プロジェクトマネージャーの髙木孝太郎さん、ワインの販売や野菜の有機栽培に精通し、フィルムメーカー、フォトグラファー、クリエイティブディレクターとして活動する新井“Lai”政廣さんが集まりスタートしたクリエイティブスタジオ。「UNE」の名には、畑における畝(うね)のような事業や生活の土壌をつくるという意味が込められているそう。5名は事務所をシェアする仕事仲間であり、友達でもある。

ちょうどいい田舎に魅せられ、
ひとり、またひとりと小川町に

会社組織に属さないからこそ、住む場所の自由がきくフリーランス。その特性を生かし、活動の拠点を東京から埼玉の小川町に移し、UNE STUDIOと題した事務所をシェアする5人。その発起人の柳瀨さんに、なぜ小川町なのか、素朴な疑問を尋ねてみた。

「企画・編集、コピーライターとして東京で働いていた頃から田舎に住みたいと思っていて、7年ほど前から東京と埼玉の2拠点生活をしていました。小川町は自然豊かなのに都内へのアクセスもいい。ならばここだけでよいのではと思い立ち、昨年移住。それが今のUNE STUDIOが始まるきっかけです」

そして次にこの町へやってきたのは、仕事を辞め、プロジェクトマネージャーとして独立したばかりの髙木さんだった。

「柳瀨さんの暮らしぶりを聞きつけ、遊びに行ったんです。ちょうどフリーになったばかりで時間もあり、気がつけば週1で小川町に通うように。そうして町の人と仲よくなり、築120年の古民家を貸してもらえることに。ノリと勢いで引っ越しました」(髙木さん)

髙木さんも小川町に住むこととなり、徐々にその波は広がっていく。その後、写真家の池田さん、インテリアデザイナーの児林さんが立て続けにやってきたという。

「柳瀨さん、髙木さんとの仕事で小川町に出入りするようになり、昨年引っ越してきました。出産、子育てのタイミングも重なり、自然な流れで移住しました」(池田さん)

「僕はマンションのリノベーション設計をお手伝いしたご縁で柳瀨さんと知り合って。ちょうど別の友人が小川町にいたこともあり、東京から離れてみようかと」(児林さん)

こうして徐々に輪となっていった4人。そして柳瀨さんは現在の事務所を借りることに。

「100㎡以上あるのに家賃は10万円ちょっと、それならみんなが集まれる場所がいいと思って。そうしたら同じ埼玉からも新井さんが参加してくれることになり、現在のUNE STUDIOが動きだしました。みんなが無意識的に東京以外の可能性を探っていて、その時期がたまたまかぶったんじゃないかな。やっぱり自然には惹かれてしまうよね」(柳瀨さん)


集団で活躍するフリーランス「UNE STUDIO」 3
集団で活躍するフリーランス「UNE STUDIO」 4

埼玉県という単位で
プロジェクトをつくりたい

拠点として事務所をシェアし、おのおのが仕事をこなしていく中、徐々にUNE STUDIOがやりたいことが明確になっていく。そのきっかけは、有機栽培を扱う新井さんが企画したイベントにあったという。


「この2月、小川町に新しくできたコワーキングロビーNESToという場所をお借りして、埼玉県で採れた食材のみを扱う食事会を開くことができました。お招きした方々にこの土地の新鮮な食材を食べてもらい、よさを知っていただくというもので。みんなの協力があって成功した初めての試み。それがUNE STUDIO名義での活動のスタートでした」(新井さん)

埼玉をキーワードに、記念すべき初イベントを終えた5人。UNE STUDIOの発起人の柳瀨さんは、これからの可能性をこう説く。

「ライさん(新井さん)がリードしてくれたイベントを開催した場所のプランニングには実は僕も関わっていて、内装はこば(児林さん)がデザイン、企画当日までの流れはこーたろー(髙木さん)に任せて、そして当日の写真をたろちゃん(池田さん)が撮影して……。こんなふうにみんなの仕事が作用し合った食事会だったんです。それを終えたときに、UNE STUDIOのこれからが見えた気がして。それは、僕たちそれぞれの得意分野をかけ合わせながら、住んでいる町のいいところを、これまでになかった角度で編集、デザインしていくこと。

ひとりではやりきれないこともあるけど、こうして写真家やインテリアデザイナー、プロジェクトマネージャーに、食材のプロ、企画・編集の僕が集まったからこそ、挑戦してみたいなぁと。異なる職業のフリーランスがせっかくいるのだから、このメンバーで埼玉を単位にプロジェクトをつくっていきたいですね。愛着あるこの町を、少しずつ楽しくしていけたら……。そんな壮大な計画の中心にあるのが、僕らのUNE STUDIOです。これを読んだ埼玉の偉い人、ぜひDM送ってくださいませ(笑)」(柳瀨さん)

 

集団で活躍するフリーランス「UNE STUDIO」 5
お客さんが何人来ても対応できるであろう事務所は、なんと100㎡超え。わざわざ遠方から訪ねてきてくれる友人も増えてきているそう。

 

Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima

久嶋敢太

久嶋敢太

エディター

本誌のファッションテーマからスナップまで幅広く担当する若手エディター。ウェブでは連載「俺たちの“ノリモノ”語り!」と「オシャレ男子の部屋カタログ」を担当する。

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