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先月は、秋分を迎えて進む季節が折り返し、ゆらぐ自分自身をとらえて、バランス感を取り戻していくことが大切な月になるとお伝えしました。
一日のうち、最も暗いのは夜明け前。そんな時間帯のイメージが今月は浮かびます。季節の深まりとともに、自分も相手も内面の奥深くを見つめて、じっくりと潜り込んでいくような空気感は、「足場を整える時間」として捉えてゆきたいところです。
2025年「10月」の大きな流れ
まず7日に水星がさそり座に移動していきます。相手が腹の底では何を考えているのかが気になり始め、本音で会話していくことを求めるムードに。これは月末の29日まで続く濃厚なコミュニケーションの気配。
水星が移動した同日、おひつじ座で満月を迎えます。自分自身の主張や、責任を持つことに対して何らかの地道な努力を続けていた場合、その努力が報われるような時。伏線回収のような出来事も起こるかも。その成果をもとに次のアクションを見定めていけるとよいでしょう。
14日は運気の切り替えタイミング。愛と美の星・金星が太陽と同じてんびん座に移り、人との距離感の調整がうまくゆき始めます。恋愛ムードも高まって、キラキラしたものを追いかけたくなりそう。
同じ日に、変容の星・冥王星が“順行”し、5月ごろから停滞していた「変革の力」が社会に流れ込み、じわりと物事が転がり始めます。土星・天王星・海王星が逆行を続ける中でのこの動きは、少しずつではあるけれど、もがきながら前進できるような流れになります。
21日にはてんびん座で新月が訪れます。新月はスタートのタイミング。今回は“俯瞰”がテーマになります。望めば色々な人と関わり合える状況の中で、どんな人とあえて関わりを持ち、どんな人との過干渉を避けるかが問われるような状況。人間関係をアップデートするのにピッタリな時期。
翌日の22日は境界を超える星・海王星が逆行しながら魚座へと戻ります。今年の春ごろまで取り組んでいたような出来事や「感情」にまつわる問題が再浮上するかも。じっくり時間をかけて感情の整理をしていくことが大切になります。
23日、太陽がさそり座へと移り、秋の深まりへ。人との関わり合いも変化が訪れ「信頼」や「覚悟」を問うてゆくことに。表面的ではない、奥深いアプローチ・本音の共有が求められていきます。
月末29日には、水星がいて座へと移動。じっくり深めた見識をもとに、開かれたコミュニケーションや活動へと広がってゆく。未来への可能性、期待をもって、興味ある分野への学び直しなんかもテーマになりそうです。
次の新たなサイクルの扉を開くための調整期間としてピッタリな今月は、一つの自分軸の完成まで、あと一歩というところまで迫っているような感覚。「あせらず、豊かに。」そんな言葉をキーワードに1か月を過ごしてください。
下の4つの星座グループ別に、今月も1枚のタロットをタップ!
4つの星座グループとは?
TARO’s TAROT シーズン2では、12星座を火、風、水、地の4つの属性にグループ分けして、それぞれについてタロティスト青日タロウさんが1枚引いたタロットカードをもとに、その指し示すものを読み解いていきます。
火(おひつじ座、しし座、いて座)、風(ふたご座、てんびん座、みずがめ座)、水(かに座、さそり座、うお座)、地(おうし座、おとめ座、やぎ座)、それぞれの今月の占いの結果へは、この画面を下にするクロールするか、上のボタンからもジャンプが可能だ。
さっそく今月の運気を紐解いていこう!
FIRE[火]属性
/10月の運勢
火は何かを燃やしたり、
溶かしたりすることで生まれる熱そのもの。
立ち上る炎のような、向上心、冒険心、
野心、そして情熱の象徴。
熱さと直感の属性。
おひつじ座(3/21~4/20生まれ)
しし座(7/23~8/22生まれ)
いて座(11/23~12/21生まれ)
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塔[逆位置]
キーワード:立て直し、抵抗
メッセージ:「柔軟にやり直すこと」
10月の恋愛運[FIRE:火属性]
火の属性のキミは、今月の流れとして「努力を形にする力」と、「未来への視野」が重なって流れ込んでくる空気感。これまでのやり方で我を通すのではなく、自分自身のスタイルを見直し、再構築していくような態度が求められてゆくのかもしれない。そうすることで、これまでと違った自分の魅力に気がつけそうだから。
時期的なところでいうと、恋愛ムードは14日以降にドラマチックな動きが訪れる可能性が。おひつじ座のキミは自分のペースを一度落とすことが愛を深めるコツ。しし座のキミは相手を尊重する姿勢が関係を輝かせる。いて座のキミは少し冒険的な恋に心を惹かれるかもしれない。それぞれ、“柔軟さ”を軸に自分の立ち居振る舞いを振り返ってみると、流れをうまく掴んでいけそう。
また、21日の新月前後では「努力や献身」が愛を育てるポイント。恋をするなら、派手なアプローチよりも誠実さが響く時期。自分のこれまでの経験や体験してきたことを通して、相手のことを思いやるような振る舞いが功を奏していくはず。
23日前後、海王星がうお座へもどり、太陽がさそり座へ移ってゆくと、恋は勢いだけでは進まないことを実感し始める。本質的で濃い内容が求められ、「本気度」を試される段階へ。遊び半分では続かず、覚悟を持った関わりこそが信頼を深めていく。
月末あたりでは出会いの幅が広がり、海外や遠距離、未知の縁にもつながる可能性がある。
フリーの人は自分を疑ってみる姿勢を持つ。これでいいのか、と自問自答して、常にベターなパフォーマンスができるように意識してみて。パートナーがいる人は、本音でぶつかり合うことを恐れないで。気持ちを柔らかく受け止める姿勢を忘れずに。
SEXはいつもと違うプレイを試してみること。相手の求めることを飲んでみるとか。思わぬ気持ちよさを発見するかも。
10月の仕事運[FIRE:火属性]
今月の火の属性のキミは、仕事においては「掘り下げる力」と「発信力」の両方が求められる。物事を注意深く観察し、なおかつ知り得たことをきちんと伝えていくことが仕事運を切り開く。
時期的なところでは、7日以降から月末にかけて細部に目を向け、表面だけでなく本質をつかむことが評価されるタイミング。おひつじ座のキミは自分のやり方を丁寧に整えること、しし座のキミはチーム全体の底力を引き出すこと、いて座のキミは専門的な知識や学びを深めることが成果につながる。
14日以降、「長く準備してきたテーマが動き出す」予兆が。特にしし座やいて座はキャリア上の大きな方向転換を実感するかもしれないから、しっかりと自分の積み重ねてきたことを意識して、今の結果を受け止めて次の行動につなげていってほしい。
月末以降は「広く伝える力」が強まり、プレゼンや交渉の場でキミ自身の言葉が強く人を動かしてゆく。これまで心の内で省みてきたことを、きちんと外の世界へと表現していくタイミングに。
Key Dates
7日:積み重ねの努力が報われる日。
14日:人間関係の流れが切り替わり、停滞が解消される。動き出す。
21日 :合理的な判断と新しい知識の橋渡し。
AIR[風]属性
/10月の運勢
風は手に取ることも、目で見ることもできないもの。
フレキシブルさ、
自由の象徴。
形にとらわれることなく物事をジャッジし、
伝達する役割を持つ。
自由と論理性の属性。
ふたご座(5/21~6/21生まれ)
てんびん座(9/23~10/23生まれ)
みずがめ座(1/20~2/18生まれ)
▽タロットカードをタップ!▽
恋人
キーワード:選択、つながり
メッセージ:「誠実に、大切に選ぶ」
10月の恋愛運[AIR:風属性]
今月の風属性のキミは、「人とのつながりをどう活かすか」をひとつ大きなテーマとして伝えたい。
全体的に出会いや関わりが増えてゆく。そのご縁は大小さまざま、良縁・悪縁なんかもあるかもしれない。ただどれを取ってみても、結ばれるご縁には感謝をもって臨みたい。そのうえで、自身の価値観を大切にしたうえで、どんなご縁を優先していくのかが試されてゆくことになる。
軽やかさと深さを両立させて、どうか未来につながるご縁を掴みとってゆきたい。
時期的なところでいうと、恋愛運は特に14日以降が活発になってくる。人との関わり合いにおいて調和が訪れ、とても華やかでキラキラした雰囲気に包まれる。ふたご座は相手に合わせる柔軟さを持つこと、てんびん座は自分の魅力を自然に発揮すること、みずがめ座は相手の自由を尊重することが愛を育てるカギになる。
21日の新月前後には新しい出会いにもご縁がありそう。自分が持っている情報や経験を、誰とどんな風に共有するのかを見直すチャンス。特にてんびん座は「これまで別世界にいた人」との橋がかかる暗示。不思議なつながりを見出してしまうかも。
月末あたりにも動きが見られそう。ふたご座は遠距離やネットを介して、物理的な距離にとらわれない恋に動きが出やすく、みずがめ座は持ち前の自由な冒険心が、高まっている恋心を後押しする。
フリーの人は、よりどりみどりな状況の中で、自分のベストバランスを探すことになる。ある意味一番自分を大事にして。パートナーがいる人は、相手を尊重することで自分が輝くこともあることを忘れないで。
SEXはプレイ内容の選択の幅を広げてみると◎。手を変え、品を変え、だけど相手のことを大切に思ったうえで。
10月の仕事運[AIR:風属性]
今月は、仕事の面でもご縁が増えてゆくが、つながったものをどのように扱うかが大切。つながっただけでは、せっかくのご縁も広がりきらない。生かすも殺すもキミ次第だし、取捨選択の精度を高めてほしい。
時期的なところでは、冥王星が順行する14日を境に、仕事の流れが大きく変わってゆきそう。個人的な視点だけでなく、「社会の中で自分をどのように位置づけるか」ということも問われてゆく。
みずがめ座のキミはキャリアの中で新しい役割を与えられる可能性が高い。てんびん座のキミは人間関係の調整力が評価されやすく、ふたご座のキミは持ち前の情報処理能力を磨くことが成果につながるかも。
7日から29日までの間は、細かい調整や深いリサーチに力を注ぐと実りがある。持ち前の情報収集力を活かしつつも、そこから一歩踏み込むことを意識して。
29日からは一転して「広げる」方向へと向かう。誰に何をどう語るかがポイント。発信、営業、学びの場で存在感が増してゆくことになってゆくから。
Key Dates
14日:人間関係が刷新される気配。
21日:知識や人脈をつなぐチャンス。
29日:視野を広げる発信や学びが実を結ぶ。
WATER[水]属性
/10月の運勢
水はつねに形を変えつづけ、
他と「混ざり合う」ことができる。
流動性や、受動性の象徴。
感情豊かに、相手や周りの空気を読んで
合わせていける。
優しさと共感の属性。
かに座(6/22~7/22生まれ)
さそり座(10/24~11/22生まれ)
うお座(2/19~3/20生まれ)
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月[逆位置]
キーワード:夜明け、霧が晴れる
メッセージ:「そこに確かにあるものを知る。」
10月の恋愛運[WATER:水属性]
水属性のキミは、今月はどっぷりじっくりと「内側と深く向き合う」ことが大きなテーマになる。それは自身の新たな一面との出会い。
新たな、とは言ったけれど、それはもともとキミ自身の中にすでにあった面。再認識するのかもしれないし、たくさん経験したことで気が付くのかもしれない。兎にも角にも、不安とか強がりで覆い隠していた本心に光を当てていくような時期になってゆく。
時期的なところでいうと、14日以降、人間関係に華やかさが出てきて、色々なご縁に恵まれてゆく。関係性に広がりがもたらされてくる。ただ、その中でも水属性のキミにとっては「外の評価」よりも「内側のつながり」を重視することが吉。キミなりの審美眼で見極めて、つながりをもって見てほしい。
23日以降、太陽がさそり座へ移ると、軽やかな関係では物足りず、真剣さを求められる場面が増えてくる。かに座のキミは安心感を共有できる人との関係が育ちやすく、さそり座のキミは「本気の出会い」や「関係の深化」が訪れる可能性にあふれる。うお座のキミは海王星逆行の影響で幻想と現実を混同しやすいが、信頼できる人との関係はむしろ強まっていく流れに。ただし、前日の22日頃から夢見がちな影響が出てくるので、しっかりと地に足を付けた感覚で、判断していくように心がけてほしい。
フリーの人は、信頼に値するかどうか、をしっかりと見極めることが重要。軽い気持ちに流されないように。パートナーがいる人は、自分の本音、相手の本音に向き合う覚悟を持つこと。そうすることで一歩先の関係に進めるかも。
SEXは、理想的な快感を追求してみてもいいかも。時間をかけて。さっぱりなんてもってのほか。
10月の仕事運[WATER:水属性]
今月の水属性のキミは、目の前の出来事をしっかりと見極めていくような仕事の姿勢が大事になる1か月。はっきりしていなかったこと、曖昧になっていたことを明確に、現実的にとらえていくことで、そこで手にした事実が、きちんとキミに自信を与えてくれる結果をもたらしそう。
時期的なところでいうと、7日から月末にかけて、「調査・研究・探求」にツキがある。自分の感性に触れることを徹底的に調べ上げてみる姿勢が功を奏す。かに座のキミはチームの調整役として頼られやすく、さそり座のキミは専門性を磨くことで信頼を得られる。うお座のキミは一度立ち止まって、自分の夢を現実的な形に落とし込む作業をしていくべし。
14日以降は「停滞していたプロジェクトが動き出す」可能性があり、これまで考えていたことや、着手しきれていなかったことにチャレンジしてみるのもよさそう。
29日以降は、「広い視野で学び直す」動きが後押しされるような流れに。一度深めた知識を再統合していくような形で、自分の可能性を広げていくといい。
Key Dates
7日:内面の努力が成果につながってゆく。
22日:直感を信じて、現実をみること。
23日:本気の覚悟が試されてゆく。
EARTH[地]属性
/10月の運勢
地は他の属性と違って、唯一「形」があり、
決して動くことはなく、
ひとつの場所にとどまる。
固定性や、持続性など粘り強さの象徴。
確かさと安定の属性。
おうし座(4/21~5/21生まれ)
おとめ座(8/23~9/22生まれ)
やぎ座(12/22~1/19生まれ)
▽タロットカードをタップ!▽
皇帝
キーワード:責任、安定
メッセージ:「己の責任を全うする」
10月の恋愛運[EARTH:地属性]
今月は、地属性のキミにとって「安定の上に再スタートを築く月」になる。なにか物事や関係性を安定させようと思ったら、相応の努力が必要になる。誰も他人のキモチなんて1か所に簡単に縛り付けておけないのだからこそ、キミのしっかりとキモチを形にしようとする意識が、ちゃんと結果になってきそうな気配。
そういう流れの中で、気になる相手や、関係性が出来上がった相手とは、「信頼」をいかにして深めていくかがカギになる。
時期的なところでいうと、7日前後で、これまで恋愛に関して何かしら努力を続けていたのであれば、その努力が実を結ぶようなタイミング。そしてこの日から月末にかけて、建前で自分を飾り付けるような言葉を使うのは避けていきたい。不器用でも本音にあたる言葉を使うことや、コミュニケーションを意識していきたい。
また、14日以降、人間関係に彩りと広がりを加えるが、地属性のキミは、一時的な盛り上がりよりも「長く支え合える関係」に惹かれやすい傾向にある。おうし座のキミは経済観念を共有できる相手、おとめ座のキミは価値観のすり合わせ、やぎ座のキミは未来を一緒に描ける相手との絆が強まっていくことに。
23日以降は恋に「深い覚悟」を求めてゆく気配。軽い気持ちで進めようとしたころで、そんな恋は淘汰され、真剣で本物のトキメキだけが残る時期に。
フリーの人は安心できる環境、つながりとは何かを見つめなおすこと。責任の所在をはっきりさせると関係を進展させやすい。パートナーがいる人は、信頼関係の確認を。自ら進んで相手を喜ばせる。不安にさせないこと。
SEXは、“触れ合う”ということがいかに気持ちよく、安心するものなのかを再確認するようなスローで優しいアプローチを大切にしたい。
10月の仕事運[EARTH:地属性]
今月の地の属性のキミは、コツコツと仕事で関わる相手と交流を広げ、信頼関係を築き上げていくことが大切な1か月になってゆきそう。仕事はチームワークのよさで成り立つところが多分にある。形にしようと努力してきたことを、何倍もよい結果にしていくには人の助けを借りる必要がある。その基盤を整え、新たな目標に向かって指導していくような流れに。
時期的なところでいうと、14日以降、仕事にまつわる状況はスピードアップしていく。おうし座のキミは人間関係を通じて大きなチャンスを掴みやすく、おとめ座のキミは契約や交渉が成功に結びつきやすい。やぎ座のキミはキャリア再始動のタイミングで、大きな役割を担う可能性もある。いずれにしても大きな節目になっていくことになる。
また21日は仕事関係の人らと、調和を保つために、広い視野をもって、自分なりの展望や、みんなが納得する合理的な戦略を語ってゆくと、運気が上向きに。
月末は「新しい学び」や「スキルアップ」に適したタイミング。仕事の安定を支える知識や技術を取り入れると良い。
Key Dates
7日:努力の成果が見える。
14日:他者への信頼を問い直してゆく。
21日:合理的な判断が未来を切り拓く。
次回は11月1日にお届けします!
Tarot Card Design: Takuya Kawaguchi
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