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基本性格
精神も肉体もタフな
底力のある人
元趙三大天のひとりだが、その後、魏国に亡命した猛将。武力と知略を兼ね備えた伝説の天才武将であり、純粋に戦そのものに生きる価値を見いだしている。そんな廉頗タイプのキミは、精神的にも肉体的にもなかなかタフな、底力の持ち主。氐宿の「氐」は、“根底”を表す字であり、物事の根本の部分をガッチリ支え、大きなものをまとめ、組織の要になるような力量があることを示している。人当たりがよく、いろいろなことができるので人に頼りにされるが、氐宿自身も利害に敏感で自分の欲望にも忠実なので、お人よしに見えても、自分の欲しいものはちゃんと手に入れている、しっかり者。氐宿は心の中に“猛獣”を一匹飼っていて、それが暴れないようコントロールすれば、安定した人生になる。
廉頗タイプってこんな人
目的のためなら何でも利用

趙王に恨まれて大将を剥奪され、これを拒否したことで魏に亡命した廉頗。生涯、戦い続けるという目的のためならば、仕える国を変えることもいとわなかったが、肝を据えた氐宿は、目的のためなら、どんなことでもする。それこそ昨日までの敵と手を組んだり、ギリギリの危ない橋を渡ることも。でも、そんな度胸と知恵を”黒い”ことに使うと自分を追い込むのでご用心。
清濁あわせのむ懐の深さ

かつて戦場で死闘を繰り広げた最大の敵である秦の六大将軍には、どこかで同世代の”友”のような感覚を持ち、廉頗は王おう騎きと酒を酌み交わした一夜も…。本来は憎くてしかたがない相手でもリスペクトできるものがあったり、協力すべき状況になれば、割り切ってつき合える。そんな懐の深さこそ、氐宿の最大の特徴。逆に復讐(ふくしゅう)心や執着心は、氐宿の心の”猛獣”を育てる餌になる。
度胸と知恵でどこでも重要人物

賢いうえに気が強く、度胸も満点。どこでも堂々としている氐宿は、若い頃は、生意気に思われてたたかれたり、警戒されたりすることも。そのせいか氐宿は宿命的に一度は運気が大きく落ち込む出来事があるとされているが、それを”修行”と考えて精進することで、さらに大きくなったり、安定を得たりする。そして、どこにいっても大きな仕事ができる存在になっていく。
2022年後半の運勢
新たな活躍の場を求めて亡命!
優秀な“廉頗四天王”の助けもあり
安定していたはずの職場や生活環境に思いがけない変化があった人も多かった2021年に、清算したり、切り替えることが多かった人ほど、今年は改めて自由に新しいことに挑戦できたり、自分を活かせる場所や分野を手に入れられるとき。元は趙の三大天として名を馳せていたが、のちに魏国に亡命してさらに活躍の場を広げた天才将軍・廉頗のように、本当にやりたいことや目指したい未来に向けて、自分の戦い方や戦場を変えていくタイミングに。人当たりはよいけれど、 自分を曲げないところがある廉頗タイプだが、 2022年は少し身近な人にも合わせて、新たに面白い、楽しいと思える興味の範囲を広げてみると、これまでとは違う喜びや幸せを見つけられるかも。 そんな、表には見せない内面や、プライベートでの自己改革が大きな幸運の種まきにもなるだろう。
7月中は人間関係が緊張、様々な闘争もあるが、9月には長期的な未来予想図が次第にクリアに。困った時に頼れるのは目上より後輩や部下。廉頗の強力な4人の側近“廉頗四天王”のような、圧倒的な知恵とパワーを持った後輩や部下の助けもあり、10月には大きな達成感を味わえる出来事が。

泥沼の戦いに勝っても
向こうは負けを認めない
どちらもパワフルで欲望の強い氐宿と畢宿。同じものをめざし、利害が一致しているときはよいパートナー。特に氐宿のあの手この手の知恵と手段を畢宿は利用しまくるかも。でも畢宿が欲張りすぎると、氐宿の“黒い”部分が発動。泥沼の戦いに。ただ氐宿は負けたら率直に認めるが、畢宿は負けても絶対に認めない。廉頗と李牧は世代が違い、接点がないのは幸いだったかも。
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